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苦しくても頑張っているあなたへ。たまには自分を労ってあげてほしい

なかなか結果が出ない時「もっと頑張らなきゃ」と思っていませんか?

頑張ったのに結果が出なかった時「頑張らなかったからダメだったんだ」と思っていませんか?

「あの人はもっと大変なんだから、私はこんなことで弱音を吐いたらダメだ」と思っていませんか?

苦しくても頑張る真面目で努力家のあなたに伝えたいことがあります。

あなたは十分頑張っている。
だから、自分のことを労ってほしい。

自分で自分を労ったり褒めたりするのは難しいですよね。甘えや怠惰のように感じてしまうから。私もそうなのでよくわかります。

例えば私の場合、苦手で嫌いな家事を頑張ってるのに、子育て中の友達から「一人暮らしなんだからそれほど大変じゃないでしょ」「一人暮らしは気楽でいいよね」と言われると、これくらいで頑張ってるなんて甘えなんだと思ってしまいます。

学生の頃は、頑張ってテストで良い点を取っても親から「次はもっと頑張れ」と言われ、「これくらいで喜んじゃいけないんだ」と落ち込みました。

もしかしたら、頑張り屋さんのあなたも、頑張ったことを認めてもらてなかったり、もっと頑張ることを求められてきたりしたから、自分を労ったり褒めたりすることが苦手なのかもしれません。

それでもやっぱり自分に「頑張ってるね」「お疲れ様」などと声をかけてあげてほしいんです。

私の言葉では力不足なので、音楽の力を借りますね。

wacci 「今日の君へ」

聴いてみていただけましたか?

何が感じたことはありますか?

私は初めてこの曲を聞いた時、ずっと欲しがってた言葉をかけてもらえたように感じました。

「今日」は君が これまでの日々
歩き 辿り着いたゴール
迷い 転び 擦りむきながら
ここまでこれた君をちゃんと褒めてあげて
頑張ったね

本当は、家事が苦手で失敗しながらもちゃんとやっていることを認めてもらいたかったし、テストの結果よりも勉強している姿を見てもらいたかった。

ただ「頑張ってるね」「頑張ったね」と言ってもらいたかった。

この曲を聴いて、今まで頑張ってきたことを認めてもらえたように感じました。

そして、人から言ってもらえないならせめて自分で自分に言えるようになりたいと思いました。

それからやったことは、過去の自分をドキュメンタリー番組に出てくる他人として見て褒めることです。

色々な過去の自分を褒めてきたのですが、私の中で特に大きかったのは、大学受験の時の自分を褒められるようになったことです。

思うような結果が出なかったことについて、「わざと頑張らなかったからだ」という気持ちがある一方で、「結果が出なかったのは頑張りが足りなかったからだ」とも思っていましたが、「私はちゃんと頑張っていた」と思えるようになったのです。

まず、わざと頑張らなかったことについて。

両親は私に国公立の大学に入ることを望んでいましたが、理系科目が壊滅的に出来なかった私には手が届くものではありませんでした。

「国公立は難しいから私大に行きたい」なんて話しても両親はどうせ「もっと頑張れ」と言うだけだろうなという諦めと、「両親の意に反することを言ったら怒られるかもしれない」という恐怖があったため、理系科目を勉強してもできないということにしてしまおうと思った。

だからわざと頑張らなかった。

そう思っていました。

でも、私なりに頑張ったこともあって。

国公立を目指すために塾に通って数学の基礎から勉強し直したし、国公立は無理だと悟った後はせめて私大の中でも偏差値の高い大学に行こうとしていました。そうすれば親も喜んでくれると思ったからです。

塾がない日は学校の自習室で施錠時間まで勉強し、土曜日も学校に行って自習室にこもって勉強していました。学校主催の勉強合宿にも参加したし、塾も教科を変えて通っていました。

それでも結果が出なかったから、「もっと頑張るべきだった」と自分を責めました。

この時の自分をドキュメンタリー番組を見るように振り返ってみました。全然知らない高校生が毎日必死に勉強して大学合格を目指すのを追いかける番組。

すると、「十分頑張ったじゃん」と思えました。

第一志望にも第二志望にも落ちたけど、毎日頑張っていたことを知っているから、「あなたの頑張りが足りなかったんだよ」とか「結果を出せなかったなんてダメなやつだね」などとは言えませんでした。

それまで「国公立を目指せなかったのは、私がわざと頑張らなかったからだ」と思っていたのは、その方が楽だったから。「頑張らなかったんだから目指せなくて当然」と納得できるから。でも心のどこかで「本当は頑張ったのに」とも思っていて。

ドキュメンタリー番組を観ている私は、そんな過去の自分に対して「強がらなくていいよ」と思えました。

国公立を目指せなかった自分も偏差値の高い大学に合格できなかった自分も、その時できることは全部やっていた。どちらの自分もちゃんと頑張っていた。

それを認めることができて、15年以上抱えていた学歴コンプレックスが少し和らぎました。

自分で自分を見てしまうと、当時と同じ気持ちになってしまったり厳しい目で見てしまったりしますが、遠くから客観的に見てみると、 意外とすんなりと褒めることができます。結果だけではなく過程にも目を向けられるからです。

この記事を読んでくれているあなたがもしも「頑張らなきゃ」と気を張っていたり、頑張ることに疲れたりしているのなら、一度自分を遠くから見てあげてほしいです。

まだ結果が出ていなくても、結果を出そうと試行錯誤していること。
結果は残せなかったけど、それまで乗り越えてきたこと。
他の人がどうとか関係なく、今の自分が一生懸命なこと。

褒められなくても、せめて「お疲れ様」と労ってほしいです。だってもう十分がんばっているんだから、これ以上自分を締め付けてほしくないんです。

毎日じゃなくて週1回でも月1回でもいいです。

私は毎週金曜日を自分を労ってもいい日にしています。

「労ってもいい」だから労わらなくてもよくて。

どうしてもそんな気分になれないと思ったら何もしません。

今日は労ってもいいかなと思えたら、いつもよりも少し高いお惣菜を買ったり、夜中までドラマを観続けたり、「今週もよく働いたわー」と声に出してみたりしています。

そうすると、ちょっと良い気分で1日を終われます。

こんな風に少しずつやってみてください。

もしかしたら、真面目なあなたは「褒めてもいい」「労ってもいい」なんてまだ思えないかもしれない。そんなことしても意味ないと思うかもしれない。

それでもやっぱり私は伝えたいんです。

あなたは十分頑張っている。

こう思っている私がいることを頭の片隅に覚えていてもらえたら嬉しいです。


何を労ったり褒めたりしたらいいのかわからない場合は、公式LINEにメッセージください。あなたがどんなに頑張っているか私がお伝えします。


wacciの曲は元気すぎると思う方には、高橋優さんの「BEAUTIFUL」もおすすめです。



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