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変化はいつのまにか

変化や成長っていつのまにかしてるものだと思う。

Snow Man 「僕という名のドラマ」

5月に発売されたアルバムで聴いてからずっと好きな歌。

今日、ライブバージョンがYouTubeにアップされて、電車の中で観ながらうるっときてしまって、涙を堪えるのに必死だった。

どこまで行けるかなんて分からない
だけど あの頃の地図より
気付けばずっと遠くにいる

最近、コーチになった理由を振り返っていたところだったからか、特にこの歌詞がめちゃくちゃ刺さった。

コーチングに出会う前と比べると、いつのまにかずいぶん遠いところまで来ている。

あの頃は、「私には価値がないから、幸せを望んではいけない」と本気で思っていた。

大学受験や就活に失敗して親の望み通りになれなかったこと、友達と比べて何も良いところがないこと、外見のコンプレックスなど色んなことが「私には価値がない」という証拠だった。

価値がない人間が幸せを望むなんて分不相応だよね、私なんかが幸せになりたいだなんて笑われるよね、と思って、諦めていた。誰かから馬鹿にされたり見下されたりしても、受け入れてしまっていた。

それが今では、「私だって幸せになっていいでしょ」と思っているし、それを笑われたり馬鹿にされたりしても、まあまあダメージは喰らうけど、「こんな人の言うことはどうでもいいや」と切り替えられる強さは身についたし、見下されることに対してちゃんと怒りを感じるようにもなった。

どれも「あの時のあれがきっかけで変わったんだ」というものはなくて、気づいたらそうなっていた。

はっきり言えるのは、「諦めなかった」ということだけ。

自分と向き合う中で、何度も心が折れた。

講座やコミュニティに参加しても変化のスピードが遅くて、「私はやっぱり変われないんじゃないか」「幸せになりたいだなんて思っちゃいけないのかも」と何度も思ったし、自分の汚い部分に直面して自分のことをますます嫌いになったこともある。

今でもそうだ。自分と向き合ってきた時間が長くなればなるほど、「私はまだこんなことで悩んでいるのか」「私にはまだこんなに汚い部分があるのか」と嫌気がさす。

それでも、自分と向き合うことをやめなかった。
幸せになることを諦めなかったし、今も諦めていない。

諦めずに自分と向き合い続けてきた結果、いつのまにか今の私になっていた。

思い描いている理想の自分にはまだまだ遠い。落ち込む時間を短くしたいし、もっと自分のことを褒められるようになりたい。

遠い理想の自分ばかり見てしまうと、「私はまだダメだ」と自己嫌悪に陥ったり、「本当になれるのか?」と不安になったりする。

そんな時は、過去を振り返ってみる。

すると、「ここまで来れた」という事実が背中を押してくれる。「気づかないうちにここまで来れたんだから、これからも諦めなければいつのまにかもっと進んでるはずだ」と思えるのだ。

手探りの情熱に浮かされて
何度でも立ち上がろう
それが僕らしい歩み方だって
嫌と言うほど 今は知ったから

Snow Man「僕という名のドラマ」

心が挫けたら過去を振り返って、自分の歩みや変化を思い出す。そしてまた前を向く。

それを繰り返していくことで、少しずつ変化して、気づいた時には大きな変化になっている。

そう信じて、これからも私は自分と向き合い続ける。



無理矢理ポジティブになる必要はない。
じっくり自分と向き合って、昨日より今日の自分を好きになる。
自分自身も挑戦しているライフコーチです。

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