今までとは違う未来があると信じられるようになった
「今までこうだったから、これから先もずっと同じだ」と思うことってありませんか?
私もそう思いながら生きてきました。
でも今は、違う道もあると信じています。
過去に縛られて苦しい思いをしている方の参考になったら嬉しいなと思い、この記事を書いています。
幸せな未来なんて描けなかった
絵本カフェで出会った「それしかないわけないでしょう」。
自分が信じていることって凝り固まった思い込みかもしれない。
そう思わせてくれる絵本でした。
(内容はこちらのリンクからご覧ください)
読み終えて一番に思いついたのは、
今まで辛いことばかりだったからと言って、これからも辛いことしかないわけないでしょう!
以前の私は、「私には辛いことしかないし、それを我慢しなければいけない。だって私には幸せになる権利はないんだから」と思っていました。
子供の頃に外見を悪く言われたり菌扱いされたりしたこと、友達が陰で私の悪口を言っているのを聞いてしまったこと、親の望み通りになれなかったこと、就活で連敗し続けて社会から必要とされていないと思ったこと、周りが結婚して子供がいるのに私は結婚したいとも子供が欲しいとも思わないこと。
それらは全て、「私は欠陥だらけの人間だ」「私には価値がない」「価値がない私は幸せになりたいなんて思ってはいけない」と考えるに至る材料になりました。
過去の経験も辛かったし、「幸せになる権利はない」と思いながら生きるのも辛かったけど、幸せになる未来なんて描けませんでした。
そんな未来を描いたら、誰かにバカにされると思っていたから。
でも今は描けます。
私のことを好きと言ってくれる人に出会える未来
ずっと続けたいと思える仕事が見つかる未来
会社員ではなく自分で仕事をしている未来
バリバリ働かなくても充分な収入を稼げている未来
大好きな人たちと笑い合っている未来
行きたいライブに迷わず行ける未来
思い立ったらすぐに旅行に行ける未来(特にビジネスクラスでヨーロッパに行きまくる!)
快適なお家に住んでいる未来
考えているとニヤニヤしてしまいます。
この中のいくつかはすでに実現できていることでもあります。
数は少ないけど私のことを好きと言ってくれる人たちに出会えたし、コーチングというずっと続けたいと思える仕事も見つかりました。
残りはこれから実現させること。
過去の私に伝えたい。
今まで人にバカにされたからと言って、これからもバカにされなきゃいけないわけないでしょう。
親の望み通りになれなかったからと言って、親に愛されないとは限らないでしょう。
親の望み通りに生きなくたっていいじゃない。
就活で上手くいかなかったからと言って、社会に必要とされていないわけではないでしょう。
結婚や子供に興味がないからダメなわけないでしょう。
今まで辛い経験が多かったからこれからも辛いことしかないなんてことも、辛いことを我慢しなければならないなんてこともないんだよ。
ここまで書いてみて、「そんなこと言われても信じられないよ」と過去の私なら言うだろうなと思いました。
実際に、「幸せになっていいんだよ」と言われたけど「この人何言ってるんだろう」と本気で思ったこともあるし。
それくらい「私には幸せになる権利はない」という考えで凝り固まっていました。
未来を描けるようになるために実践したこと
では、どうやって今のように未来を描けるようになったかというと、自分を許せるようになったからです。
コーチングを受けて、自分で自分を傷つけることによって他の人から傷つけられないようにしていたことに気づいたり、「本当は幸せになりたい」という心の奥にある思いに気づいたりしたことをきっかけに、「幸せになりたい自分を許してあげよう」と思えました。
しかし、そう思えたからすぐに許せたわけではありません。20年以上積み上げてきた考えをすぐに変えるのは難しく、意識していないとすぐに「やっぱり私は幸せになってはいけない」なんて考えてしまいました。
そこで実践したのが、アファメーションです。
当時のコーチから教えてもらったのですが、引き寄せやスピリチュアルなものに抵抗がある私は、アファメーションをするのに抵抗がありました。
それでも、他の受講生が実践して効果があったと言っていたのを聞き、「自分を許したい」という気持ちも強かったのでなりふり構っていられないと思い、私も実践してみることにしました。
毎日必ず行うことにくっつけると忘れずにできると教わったので、手を洗う時に行うことにしました。出先では声に出すことはできないので、家にいる時にしました。
「私は私を許します」
手を洗っている時、ひたすらこの言葉を繰り返しました。
初めはほんとーーーに気持ち悪かった。
「いやいや、何言ってんの?!」「そんなこと言ってバカじゃない?!」と心の中で自分にツッコミながら唱えていました。
それでも慣れるしかないと思って続けました。
3ヶ月ほど続けると、ある日急に「もう許してあげよう」と思えたんです。何かがあったわけではなく、いつものように手を洗いながら唱えている時に急に。肩の力が抜けて心がふっと軽くなる感覚がありました。
それ以来、先程挙げたような未来を描けるようになりました。
何年後にどこで誰と何をしてるなんて具体的なことはまだ描けないけど、ざっくりとしたことは描けます。
具体的な未来を描かなければいけないと思っていた時期もあったけど、それも思い込みで。
ざっくりとした未来でも、私はそれを実現させたい、実現させてやる!と思えてるし、今の私はこれくらいの方が動きやすいのかもしれない。
「今までこうだったから、これから先もずっと同じだ」と思うことってありませんか?
一度、「それって本当?」と問いかけてみてください。
そんなことないと気づくかもしれないし、今までとは違う未来を描けるかもしれない。
「本当だ」と思うのなら、それも正解です。
「今は思えないけど、違うと思えるようになりたい」「今を抜け出したい」という気持ちが少しでもあるのなら、この絵本のように「それしかないわけないでしょう」と自分に言ってあげてほいしなと思います。
一人では抵抗があったり、続けるのが難しかったりするのなら公式LINEにメッセージください。一緒に練習しましょう。
無理矢理ポジティブになる必要はない。
じっくり自分と向き合って、昨日より今日の自分を好きになる。
自分自身も挑戦しているライフコーチです。
発信の感想や体験セッションのお問い合わせなど公式LINEに頂けると嬉しいです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?