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さらたまの まだ酔いの口 Restaurantology

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誰も知らないAIR(国際レストラン学会)の理事 さらたま食日記 blogs.yahoo.co.jp/eggsiting
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記事一覧

思い出レストラン

aura tellusque というレストラン。
紀尾井町の赤プリのそばにあった。
支配人の廣田一男氏はむかし、ステーキの麤皮にいらした。
麤皮大好きの脚本家と知り合いだったので、廣田氏を紹介されたと記憶している。
店内は赤いイメージで、大人の店だった。
ググッてみたらDayly Yomiuriの記事があった。
うーん、AIRで行ってみたいレストランであったなあ。(条件法過去完了)

場所は
B1

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エシスタミネを復活させよう?

Estaminet
フランス語だが、
19世紀初頭、レストラン史の黎明期に、
ベルギーの国境を越えてオランダからやってきた言葉で「煙草と酒がのめる店」という業態に使われ、パリに流行りだした。

もっともこの業態はフランスでも18世紀の半ばにはあった。
要は、日本の歓楽街のどこにでもありそうな、小さな飲み屋さんだ。
飲み屋さんは、のん兵衛と煙草好きが集う場所だった。
が、今、世界的に、禁煙傾向が徹底

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レストランの起源(by AIR)

国際レストラン学会(AIR) 豆知識

レストランの起源については、白水社刊「フランス食の事典」に詳しく解説されています。
この内容はフランスの「ラルース・ガストロノミック」という権威ある事典の記載などを参照していますので、ここでざっくり要約しておきます。

「レストランとは、はじめ滋養に富んだスープを意味した。
その起源はフランス革命より24年前の1765年に遡る。
当時パリのプーリ通り4番(現

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最新ワイン学入門

最新ワイン学入門

最新刊『最新ワイン学入門』

日本を代表するワインの大家山本博先生監修の最新刊。
執筆陣は日本のワイン業界に携わる多種多彩な方々。
そこに、さらだたまこと表裏一体分身〝桜沢琢海〟が
紛れ込んでおります。
21世紀になってワインをとりまく情報は一変したので、
これが新しい参考書になるかと。
真面目にお勉強される方にはおすすめです。

実は原稿を執筆したのが2011年の夏頃でしたか?
遠い昔に書いた原

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AIR 国際レストラン学会

AIR 
Academy of International Restaurantology
Académie Internationale de Restaurantologie

国際レストラン学会とは
レストランを愛するすべての人々にとって、
当学会は空気のごとき存在である。

【設立主旨】
2000年11月16日、世界各国のレストランを食べ歩くことが大好きな、
紳士・淑女の有志が集って、国

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