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子どものアイデンティティを引き出す言葉かけ


⇧リール動画をどうぞ

「あなたって、こんな人ね」
「これ、あなたらしいよね」
「そういうのって、あなたらしくないよね」

これまで、どんなシチュエーションで、こういった言葉をかけられたことがありますか?
自分ではそう思っていなくても、
断定されると、違うとは言い難い空気もあるよね。

例えば、職場やコミュニティでよくいるじゃない?相手を先制攻撃するような感じで、
「あなたって、こういう人だよね」とみんなの前で言い切る人w
その人が勝手に相手のキャラを決めて押し付けてくる感じ。
そうなると、そのグループに所属している間は、そのキャラを意識することになって、辛かったりする。。

とまあ、いきなりネガティブ要素を話してしまいましたが、
子どものアイデンティティの話に戻ります。

子どもの何気ない行動や、興味の矛先、夢中になっている遊びなどを見つけては、
折々に、それが「あなた」の一部として認めているよ、というメッセージを送れたら、
素敵です。

子どもの自発的な行動をとらえて、見ていることをフィードバックする。
それだけで、子どもは安心します。

例えば、折り紙で何か作ってきたときに「あなたは折り紙職人だね」

肩たたきをしてもらったらときに「あなたは肩たたき名人だね」

虫が好きなら「虫博士だね」

料理の手伝いで卵を割ってくれたら「卵割り選手権で、一位だね」

さがしものを見つけてくれたら「名探偵だね」

ね?嬉しいよね、そういう返しがきたら。

子どもに意味はそんなに分からなくても、
大人が使う難しめの言葉を用いながら、何となく素敵なことだというニュアンスが伝わる。

大事ですねー。

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