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視線が合う、ことが示す発達の意味

視線ってね、すごいのよ

赤ちゃんのうちから、しっかりと目を使って、観察している。

いろんな意味に、視線を使ってるんだなーというお話です。

発達障害の話題にも、視線のことは必ず記載されてますよね。

そう、ほんとに、視線って、たくさんの発達に関する情報を観察することができます。


例えば、外界をどう認識しているか?

人の動きを目で追って、その結果何が起こるのか?を結びつけようとする力が、状況理解につながります。

ママが家の中で、ある場所(台所)に行くと、いつもおいしいものが出てくる、とかね。

日常の細かな一つ一つを子どもは観察しながら、出来事を結びつけて、記憶していく。

0歳前半から、目をよく使って、食い入るように外の世界を見ているのは、そのためでもあります。


言葉って、急に出てくるのではなく、入念に準備されたもの。
そう、赤ちゃん時代に、めっちゃ準備してる。

言葉が出始める1歳前後までに、何が起きているか?って、

例えば、
相手の指差すものの先を、子どもも追えるかどうか。
相手が見ているものを、自分も見る、という視線の動きがあるかどうか。


視線の意味に気づいて、自分の視線が相手に与える影響を知る。

人を見ることで、伝わることがあると知る。
例えば、手が届かないものをじっと見ていたら、欲しいものがとってもらえた、
人に伝える便利な手段が、視線なんだ。

単に、視線が合う、合わないだけでなく、
どんな機能として、視線を使っているか?

発達の観察のポイントとして、やはり重要なわけです、

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