本は、持ち歩ける教室
本を読む時、私は、同じ本を何度も読み返します。
最初は、新しい世界を知る好奇心とワクワク感のままに、駆け抜けるように読む。
2回目は、1度目で少し引っ掛かったところ、なんとなく疑問に感じたところを、ゆっくり、じっくり噛み砕いて読む。
3回目以降は、共感できなかったり、自分の考えとは違うな、と感じたところは一旦おいておいて、好きなところだけを、さらに腑に落とすように読んでいきます。
ビジネス書や自己啓発本などでこの読み方をすることが多く、本に書いてあったことを実践もして、「なるほど、こういうことかな」「私には合わないなあ」などと判断をし、本の内容を自分の血肉にしていくのです。
本は、私にとって、持ち歩ける教室です。
好きなときに好きなだけ学べ、何度だって教えてもらえる。
何度も何度も繰り返し同じ本を読んでいると、なんだか、本を、言葉を、知識を、食べるというか…自分の栄養にしているような気持ちにもなります。
これはとても、面白い感覚です。
でも実は、以前の私は、読書が好きではありませんでした。
「図書室に居そうな見た目と性格をしているから」という自分に対する思い込みで本を読んでいたので、楽しいとか、面白いとか、そういう感覚はあまりなかったのです。
でも今は、本を読むのがすごく楽しいし、幸せで、豊かな気持ちにもなります。
本は教室であり、心の栄養。
これまでこのブログで私の好きな本についてもご紹介してきました。
すべての私の、「ハンドメイド作家sarari」の血肉になっている、大切で、大好きな本ばかりです。
「読書したいな」と思った、その時、その瞬間の参考になりましたら、幸いです。
私の活動に関心を寄せていただき、ありがとうございます◎サポートでお寄せいただいたお金は、作家活動費として活用させていただきます。