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【ハンドメイド】私の「ブランド名」とコンセプトの話

私は「sarari」というブランド名でハンドメイド活動をしています。

名前の由来はハンドメイドを始めたときのコンセプト。

「パッ、と取って、さらり、と身に着けられるアクセサリー」というコンセプトでした。

ハンドメイドを始めた当初、私は「仕事にもプライベートにも使える、お気に入りのアクセサリーが欲しい」という自分の願望を込めてアクセサリーを作っていたんです。

今回は私のハンドメイドのコンセプトの変遷と、コンセプトに関する私の考えをお伝えします。

コンセプトは作家活動の「方位磁石」

「パッ、と取って、さらり、と身に着けられるアクセサリー」というのがハンドメイド初期のコンセプト。

この思いは今も変わっていませんが、ハンドメイドを続けていく中で時々、「私の進む方向はこっちでいいのかな?」と考えます。

私は移り気なので、「あっちもいいかも」「こっちも素敵」なんてフラフラしがちなんです。

先日も旦那さんに「チョコレート、いらないからあげる」といった直後に、「あ、やっぱ食べる」と口に放り込んだ始末(笑)

よく言えば好奇心旺盛ではありますが、悪く言えば方向性がブレやすい。

だからこそ、自分の方向性をいつも示してくれる方位磁石のような存在として「コンセプト」が必要でした。

コンセプトを考えると「作家として一番届けたいもの」が分かってくる

定期的にコンセプトを見直してきたことで、「作家として一番届けたいもの」が次第に浮き上がって見えるようになってきました。

私は天然石のアクセサリーが好きで、アクセサリーに「自分だけの願い」を込めて身に着けるもの以前から大好きです。

たとえば肌身離さず身に着けているピンキーリングには、「ハンドメイド作家として生計を立てる」という夢と決意を込めています。

「届けたいものが次第に見えるようになってきた」ということもあり、私のコンセプトはゆっくりと変化してきました。

前述した「パッ、と取って、さらり、と身に着けられるアクセサリー」から、「毎日身につけたくなるお守りアクセサリー」になり、今の「願いを込めるお守りアクセサリー」に。

これは私だけの「歴史」のようでもあり、「成長記録」のようでもあります。

「私だけの願いを込めるお守りアクセサリー」

コンセプトに使う言葉は変化してきましたが、少しずつ自分のやりたいことの「核」に迫れているので、それでいいと思っています。

それに、伝えることも作品の方向性も、軸は変わっていません。

むしろコンセプトを考えることで、洗練されてきたようにも感じます。

今の「私だけの願いを込めるお守りアクセサリー」というコンセプトは、とあるオーダーメイドアクセサリーを制作したことがきっかけで決めたものです。

贈り物として承ったオーダーだったのですが、贈る相手の状況や抱いている目標などをじっくりヒアリングし、目標達成を後押ししてくれるエネルギーを持つ天然石を選び抜いてアクセサリーにしました。

じっくり相手のことを思い、その人の幸せを願ってアクセサリーを作らせていただくことで、「アクセサリーに込める願い」の大切さを改めて感じさせていただけたんです。

その時までは「毎日身につけたくなるお守りアクセサリー」というコンセプトにしていました。

それはそれで私のやりたいことを言い表せていたのですが、「願い」という言葉をどうしても入れたくて変える決意をしました。

といっても大々的に「変えます!」という必要は無く、しれっと書き換えて、すまし顔をしています(笑)

自分の届けたいものをしっかり見据えるためにも、私はこのコンセプトを大切にしてこれからも活動を続けていきます。

#名前の由来

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