「特別を一度だけ」よりも「楽しい!を毎日」
私は、地味な行動を積み重ねることが好きです。
でも、もともと好きだった訳ではなく、好きになるまで、とにかく続けてきました。
ハンドメイドって、そういう「地味な積み重ね」が多いと思います。
例えばnoteもそうですし、Twitter、Instagramの更新もそう。
写真についてもそうで、今のように撮れるようになるまで練習を繰り返してきましたし、ネットショップも今の形になるまで何度も見直して、手直しをしました。
そういった時間を過ごしてきたので、「一度だけの特別なこと」をやろうとするのではなくて、「今日は何をやるのか」を考え、「毎日の質」を高めていくことが大切だと考えるようになったんです。
ハンドメイドに関する「苦手だったこと」
写真が苦手でした。(あと、ブログを書くことも。)
でも、ハンドメイド作家をするなら写真は必須だし、苦手だからと言って誰かに撮ってもらうわけにもいかない。
「私がやるしかない」
それが分かっていたから、とにかく練習を続けました。
何度も何度も「本当にこのまま続けていって良いのかな」と思いながら。
活躍できるとも限らないハンドメイドの世界。
踏み入れたはいいものの、「うまくいかない」という現実に打ちのめされる毎日だったんです。
それでも、続けてきました。
私は今まで「皆やっているから」アルバイトを始め、「そういう時期だから」就活してきたような、とにかく周りに流されて生きている人でした。
でも、ハンドメイドに関する決意だけは違ったんです。
自分の「できないこと」と「できること」についてとことん考えて、考えた末に「これをやろう」と自分で決めたことだった。
だから、「うまくいかないからやめる」とは言いたくなかったんです。
「うまくいくまでやる」と決めていました。
地味だけど、大切な毎日
でも何となく、「時間が掛かるだろう」と感じていました。
私はうつ病の薬を抱えたままハンドメイドを始めましたし、当時はカウンセリングルームに通っていたほど精神状態がとても不安定だったからです。
「まずはメンタルの部分をどうにかしなくちゃいけない」
ハンドメイドを始めてからの1年は、そういう時期だったように思います。
「1年前とは別人みたい!」と言われるほどメンタルが回復したのが、今年に入ってから。
今の課題は「ステップアップすることが怖い」という気持ちを手放すことだと思っています。
「もっと活躍したい」と思うものの、何となく怖かったり、不安だったりして。
それを少しずつ手放させてくれたのが、「ブランディング」という「ハンドメイドを楽しみ方」でした。
きっかけは「諦めたこと」
今のようにブランディングを使ってハンドメイドを楽しめるようになったきっかけは、「一度、ブランディングを諦めたこと」です。
「もう無理だ!」と思って、やめてしまいました(笑)
いま思うと私は以前、「周りから見られていることを自分に取り込み、可視化・言語化していく」という感覚でブランディングをしていたんです。
主語が「私」ではなくて、「周り」だった。
そのせいでブランディングが辛くなったと分かるのですが、当時は全然それに気づいていませんでした。
ただただ辛くて、全然できなくて…だから、諦めてしまったんです。
それからの私は、とにかく楽しいことだけをやるようにしていました。
・ ずっと使いたかった14kgf素材を使う
・ 愚痴、弱音、悩みをSNSに書かないようにして、自分のアカウントを「楽しいことで溢れる場所」にしていく
・ 「こんな生活したかった~!」と憧れていたことを実践し、それをSNSで発信していく(スタバで打ち合わせをしている様子や、海でシーグラスを集めている様子を発信するなど)
・ ハンドメイドビギナーさんの相談窓口になる(詳細はこちら。お試しコンサル(初回無料)はこちら。)
・ 委託販売先を増やす(横浜の「Thingslyみなとみらい店」さんに加えて、東京の「LUPOPO cafe & gallery」さんでも委託販売を始めました!)
・ 有料noteの執筆に挑戦する(今までの記事一覧はこちら。)(セット購入の場合は¥500~1,000オフで購読できます。詳細は私のプロフィール→マガジン一覧より。)
来る日も来る日も「今日はどんな楽しいことをやろう?」と考え、毎日行動を積み重ねていました。
そうしたら何故か、だんだん「ブランディング」という感覚が分かるようになってきたんです。
ブランディングは「たった一度の特別なこと(ブランドカラーを決める、ロゴをつくる、写真の撮り方を変える…)」じゃなかった。
「毎日表に出していくものを磨いていくこと」だったんだって。
「いつもの毎日」を、もっと楽しく
以前の私はブランディングを使って、「別人」になろうとしていたんだと思います。
「何だか素敵に見える人」になろうとしていました。
でも、全然違っていたんです。
私は「私のまま」で大丈夫でした。
「私らしくあること」こそが、ハンドメイド作家として輝くために必要なんだと、今日まで過ごしてきた時間が教えてくれたからです。
そしてブランディングは、ハンドメイドをもっともっと楽しくするための方法でした。
「周りからどう見えるか」を気にするのではなくて、「私がどうありたいのか」をどんどん磨いて、「いつもの毎日」をキラキラ輝かせてくれる魔法だった。
特別なことをしなくても、別人にならなくても良い。
「いつもの毎日」をもっと楽しく、もっと輝かせる。
それがきっと「私だけの輝き」になるんだと、思っています。
「sarari的ブランディング論」をこちらのマガジンにまとめています。何か参考になったら、嬉しいです。(応用編もあります。)
【 オンラインサロンの新着情報 】
毎日更新している私のオンラインサロン「sasrari's Secret room」。
今朝は私にとって手の内を明かすことが「どんな感覚なのか?」について書きました。(ちなみに昨日は「作品紹介文の書き方」をまとめています。)
サロンの記事も何かお役に立てたら、嬉しいです*゜
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