「願いを叶える」ためのたった一つの事
鶴の頭はどちら向き?
皆さんは折り鶴をどんな時に作りますか?
遊び、それとも何かの願いを叶えるため?
折り鶴を作る時、鶴の頭はどのように折っていますか?
意識して折る方はほとんどいないと思いますが…
たぶん何となく鶴の頭を下に向けて折っているのでは
ないでしょうか?
近くに折り鶴があったら、是非確認して見て下さい。
私も「桑名の千羽鶴」を習うまで鶴の頭は無意識に下に
向けて折っていました。
イメージとして下向きが刷り込まれていたのでしょう。
注:「桑名の千羽鶴」での千羽は実際の数の1000羽の
鶴ではなく、数が多いことを意味します。
もっと上を向こう
願いを叶えるために、やることはたった一つ❕
鶴の頭は上向き!に折ることです。
羽を広げている折り鶴は飛んでいる姿を現しています。
鳥が飛ぶ時、頭はほぼ真っ直ぐか少し上向きです。
下を向いていたら失速して落ちてしまいます。
だとしたら、頭を下に向けるのって変じゃないですか?
師匠から最初に教わり厳しく言われたのが、頭を上向き
にする事でした。
師匠直伝の鶴の頭の作り方
最後の仕上げの説明です。
先ず首と尾になる部分を羽の両側に沿わせて持ち上げます。
そして首と羽の接点で鶴の頭を折ります。
そして鶴の頭を羽の真ん中の切れ目に対して90度に中割り
折りします。
文章にするとややこしいので写真をご覧ください。
こんなイメージです。
実際に折ると思っていたより頭が長く上向きになります。
師匠に途中まで折った折り鶴を持って折り方を聞きに行くと、
定規の角を折り鶴の羽の真ん中と頭に当てて「これは90度
ではなく75度!頭はもっと上!」と言ってグイっと上向きに
直されました。
“ひぇ~、なにもそこまでしなくても”と心の中で思いましたが、
縁起物で下向きのものはないのです。
例えば、下向きの招き猫をそばに置きたいですか?
なんか落ち込みそうです。
まとめ
耳タコになりますが、鶴の頭は上向きに!
鶴の頭の長さはお好みがあるので厳密にこだわなくてもいい
と思います。
ちょっと鶴の頭の角度を上にするだけで、気分も明るくなり
願いを叶える事ができるなら万々歳ではないでしょうか。
最後に皆さんの願いが叶うことを祈っています。