サランラップ

27歳 独身 会社員です。 言語化すること、アウトプットすること、 感性を磨くこと、表…

サランラップ

27歳 独身 会社員です。 言語化すること、アウトプットすること、 感性を磨くこと、表現の幅を広げること、 他人の意見や感情に触れること、認め合うこと そんなことがしたいです

記事一覧

『夢をかなえるゾウ1』読了・・・

夢をかなえるゾウ、読み終わった~ 人生でちゃんと読み切った本が10冊ほどしかなかったので、久しぶりに本を読み切ったというだけで達成感がありますが、さらにこの本、と…

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『夢をかなえるゾウ1』を読み始めた

この本を読むことにしたきっかけ 「最近、人生が楽しくない。」 「どうせ、私なんか何者にもなれず死んでいく。」 「今を頑張って生きているのが無意味に思える。」 先日…

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童心甦る懐かしの城

今年の3月末、通っていた小学校が閉校した。 母校が統廃合されることで、超少子化を実感した。 卒業生や父母、地域住民向けに、 小学校の最後を見届ける閉校イベントが行…

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あの日、あの時、あの場所で

初めて登山をした。 頼れるイケオジ2人に、後輩の山ガール1人。 そして初心者の私。 イケオジAは、多趣味で交友関係も広い。ビーチバレー、テニス、登山と、知っているだ…

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あの空が忘れられない

古宇利島の空は、 この目に映した景色の中でナンバーワンかな。 都会の喧騒を忘れて、 ただ眺めているだけで幸せを感じられた。 少なくとも、私の心は満たされた。 古宇…

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『スローターハウス5』を読んで

主人公ビリー・ピルグリムは、トラルファマドール星人と遭遇する。彼らは、時間や生死という概念から解き放たれている。それ以来ビリーは、自分自身の人生を行ったり来たり…

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『夢をかなえるゾウ1』読了・・・

『夢をかなえるゾウ1』読了・・・

夢をかなえるゾウ、読み終わった~
人生でちゃんと読み切った本が10冊ほどしかなかったので、久しぶりに本を読み切ったというだけで達成感がありますが、さらにこの本、とても心に残る本だったので、いい本に出会えたなという初めての感情・経験を得ることができ、感無量です・・・。

ガネーシャは現実を変えてくれない?

なんだこの小見出しは!
そもそも現実を変えたいのに神に頼ってんじゃねえ!
って思う人もいるか

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『夢をかなえるゾウ1』を読み始めた

『夢をかなえるゾウ1』を読み始めた

この本を読むことにしたきっかけ

「最近、人生が楽しくない。」
「どうせ、私なんか何者にもなれず死んでいく。」
「今を頑張って生きているのが無意味に思える。」

先日、親友と思える相手に、電話でぶつけた。
今になって思えば、大変身勝手な電話だった。
親しき中にも礼儀ありというが、
その正反対のことをしてしまった。

その後ろめたさに苛まれたわけではないが、
彼が読書してみたら?と言ったのが意外で、

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童心甦る懐かしの城

童心甦る懐かしの城

今年の3月末、通っていた小学校が閉校した。
母校が統廃合されることで、超少子化を実感した。

卒業生や父母、地域住民向けに、
小学校の最後を見届ける閉校イベントが行われた。

ざっと15年ぶりの小学校に、童心が抑えられない。
自分の精神年齢に成長がないとは思っていたけど、
もっと幼くなれた。もっとガキに戻れた。
鈍くなって、霞んで、腐らせそうになっていた、
大切な何かを、思い出せた。

6年生の時

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あの日、あの時、あの場所で

あの日、あの時、あの場所で

初めて登山をした。
頼れるイケオジ2人に、後輩の山ガール1人。
そして初心者の私。

イケオジAは、多趣味で交友関係も広い。ビーチバレー、テニス、登山と、知っているだけでも複数のコミュニティに所属していて、おそらくどこでも中心的な人物として場を回している。そんな姿が容易に浮かぶ。清潔感があって、ジェントルマンで、正直憧れる。年中、日焼けしていて、若々しい。多分、すね毛ツルツルだったはず。女性にモテ

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あの空が忘れられない

あの空が忘れられない

古宇利島の空は、
この目に映した景色の中でナンバーワンかな。

都会の喧騒を忘れて、
ただ眺めているだけで幸せを感じられた。
少なくとも、私の心は満たされた。

古宇利島を訪れたカップルは、
末永く幸せでいられるらしい。

ハートの形をした岩や、アダムとイヴの伝説は、
この地を訪れるカップルの胸を高鳴らせるだろう。

私は、あの島で過ごすことを楽しみにしていた。
あの旅の、メインイベントだった。

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『スローターハウス5』を読んで

『スローターハウス5』を読んで

主人公ビリー・ピルグリムは、トラルファマドール星人と遭遇する。彼らは、時間や生死という概念から解き放たれている。それ以来ビリーは、自分自身の人生を行ったり来たり、まるで痙攣するように、無意識のうちに時間旅行する。ビリーは人の死に触れすぎた。機械人間のように「そういうものだ」と全てを受容していった。
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ドレスデンでは、死ぬことが義務付けられた。ヴォネガットの表現を借りれば、人々は、「死との義務的ダ

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