やっていれば、つながること。スリランカ食堂サライラサイの発見
またまたひと月近くも放置したnote。書きたいことはいろいろあって、ずっと頭の片隅にはあるものの、じっくりPCに向かう時間が取れない今日この頃です。
さて、そんな言い訳はさておき。今日はサライラサイ初のコラボイベントを振り返ってみたいと思います。
もう一歩、踏み込みたいけれど
前回noteで触れたアーユルヴェーダランチとヨガの会、そもそもなんでそんなことをやってみたのか。
今年4月から始めたスリランカ食堂。月イチ出店からスタートし、回数や場所を増やしたりしながら9月以降は一旦「月2回、2箇所」で落ち着いています。その間、出店以外にも出張料理や料理教室など活動の幅を広げ、試行錯誤している段階。
写真)みんなで和気藹々と、実習型料理教室も楽し。
スリランカ食堂では、お帰り際の「美味しかったよ」の一言で仕込み時の大変さも吹き飛び。この半年と少し、大きな喜びや自信を得ることができました。
一方で、慌ただしい時はお客さまと「お待たせしました」「ありがとうございます」「またお願いします」くらいの会話しかできないことがもどかしく。もちろん「それで十分」「食べる目的で行っているのに余計な会話は不要」と思われる方もおられるでしょう。人それぞれですから、そういう方もおられるだろうということはさておき、本当はもう少しスリランカ料理の特徴やスパイスの話なんかもしたいところです。
でもそれは、単純に「スリランカカレーを食べてみたい」と来店されるケースが多いと想定される間借りカレー店で望むことではないのかな?ではどうしたら…?と考える日が増えてきました。
原点に返れば
何を目的に間借り出店を始めたのか-。原点に返ると、自分が好きで食べて元気になったスリランカ料理を通じて、心と体を整えてハッピーになってもらいたい、ということ。その上で「食べて美味しい」「元気になる」をきっかけに、興味のある方には背景にあるスパイスのことや、スリランカ料理の根底にあるアーユルヴェーダの考えなども知ってもらいたいなと思いました。
今回は趣旨から離れるため詳述しませんが、アーユルヴェーダはインドやスリランカの伝承医学で約5000年もの歴史があります。伝承医学というと小難しく聞こえますが、「自分らしく健やかに穏やかに生きるための知恵」と訳すとしっくりくるでしょうか。スリランカ料理も、その考えを根底に発展してきました。
写真)スリランカのアーユルヴェーダ施設で出てきた食事。ビジュアルはあまり美味しそうではなかったけれど、食べてびっくり。満足感高し!
そんな折、引き寄せられるように出会ったのがクンダリーニヨガ。正直ヨガにハタヨガやらクンダリーニヨガやら、複数種類があることすら知らなかったのですが「自分の内面に向き合い、生命エネルギーを目覚めさせる」という謳い文句にひかれ参加してみたら、見事にハマった!のです。
そもそもアーユルヴェーダとヨガは切っても切れない関係。かくいうわたしも、スリランカでアーユルヴェーダドクターから再三「ヨガをしなさい」「ヨガが向いているよ」と言われてきたものの、スタジオで行うヨガにあまり魅力を感じられず、延ばし延ばしになっていました。
経験が、後押ししてくれる
心と体を整える上でつながりのある「スリランカ料理=アーユルヴェーダ=ヨガ」。クンダリーニヨガとの出会いから、すぐにこの企画がまとまり、自分でも小気味良いくらいのスピード感で進みました。決定から実施まで2週間足らず⁉︎ 資料づくりやメニュー構成など、新たに着手すべきことも多々ありましたが、結果的に自分が伝えたいことに関心の高い方々にお越しいただくことができ、次へとつなげられる手応えを得ました。次回は11月13日に開催予定。絶賛受付中です!
一見唐突な思いつきのようでもあるけれど、振り返ってやりたいことはちゃんとつながるんだなぁ、としみじみ感じています。そして、経験してきたことが後押ししてくれる。
今回のアーユルヴェーダランチも、出張料理でコースメニューを経験したからこそ提供できたこと。ヨガとのコラボも、行こうと決めて行ったから実現したこと。そしてアーユルヴェーダについては、わたし自身そもそもアーユルヴェーダ自体に関心があったわけではないけれど、スリランカ料理に深く関われば関わるほどアーユルヴェーダとのつながりがわかり、学ぶほどに奥が深く。
自分が思うように日々を重ねていけば、いろいろなことがつながる。そんな不思議さも、感じている毎日です。
次はどんなふうにつながっていくか。見えないことも多い世の中だけれど、確かなことは一歩一歩やっていくということだけ。
さ、明日も顔晴れやかに。
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