むくむくと、やりたいことが頭をもたげ。スリランカ食堂サライラサイの事始め
秋到来。早くも10月ですね。
このところ、noteはすっかり「読む人」
過去記事を見返してびっくりしたのが、9月は一度も投稿していない…。またまたお久しぶり記録を更新してしまいました。
そんな間にサライラサイが何をしていたかといいますと…今日は前回note後の8月後半以降の活動を振り返ってみたいと思います!
初のコース仕立てで、メニュー構成に悩む
8月は3回の間借り出店に加え、ご用命を受けた出張料理に挑戦しました。「スリランカ料理は初めて」という方からのリクエストです。
お店と同じようにRice&Curryスタイルで提供する出張料理は経験があったのですが、今回はRice & Curryではい、おしまい!ではなくコース仕立てのご提供。これはサライラサイ 初めての経験です…。
スリランカ料理は通常、大皿に一種類ずついろいろな料理がドーンと盛られ、それを銘々が自分のお皿に取り分けてRice & Curryの形式にするというもの。
現地でコース料理を食べたことはありませんし、たった一度経験したのは東京で開催されたイベントで。スリランカが誇る世界的シェフ、パブリス・シルワ氏を招いて開かれた料理イベントでした。
写真)パブリスシェフ、料理本も多数。いつも参考にしています!
そんなことで、「いったいどうしたらいいんや〜」と頭を抱えることに。まずはメニュー構成に悩みます。
前菜、スープ、揚げ物、サラダ、Rice&Curry、そしてデザート。
少しずつ、いろいろな味やスパイスを楽しんでいただきたいな。ああでもない、こうでもないといろいろなメニューを組み立てては分解。その繰り返し。
果たして、結果は!?
結局、アミューズに始まり、アペタイザー、スープ、揚げ物、肉料理、Rice & Curry 、デザート&セイロンティーと盛りだくさんのコースで挑みました。新たにメニュー開発したものもあり、まずはやってのけたことに安堵。
総括すると、こんな感じです。
□良かったこと:
・スリランカ料理初体験の方々から「美味しかった」「また食べたい」などのお声をいただけた
・メニュー開発の成果、レパートリーが増えた
・気に入っていただいた料理を教えて欲しい、と料理教室の開催につながった
□反省点:
・コース仕立てでの提供の経験が未熟なことから、手際が悪く、料理の提供に時間がかかった
・調理から手が離せず、スリランカ料理の特徴をしっかり説明できなかった
・出張料理のスタイルにもよるが、料理の提供はもちろんのこと、場の演出なども考えると、より入念な準備が必要(出張先での食器の確認など)
出張料理は今じわじわと流行っているようですが、準備も本番もなかなか大変です。初めての場所でいきなり作らねばなりませんし、当日どんなことが起ころうと(想定していた調理器具がない、食器がない等々)臨機応変に対応できる力も必要。これはもう、場数を踏んで鍛えるしかありません。
写真)これは試作のお家仕様ですが、あまり作らないデザートも強化!スリランカのプディング「ワタラッパン」です
むくむくと頭をもたげたのは…
「何が正解か」なんて、どれだけ経験を積んでも分からないことだと思いますが、もがいてやり遂げた先には、やはり手応えもあり。この経験を通して「新たにやってみたいこと」もむくむくと頭をもたげてきました。
そんな「やってみたいこと」の一つ、アーユルヴェーダにフォーカスしたイベントを近日開催します。
サライラサイ のスリランカカレー定食、実はアーユルヴェーダの「六味を摂る」*という考え方などをベースに作っています。
*酸味、苦味、甘味、辛味、塩味、渋味
イベントでは、メニュー構成をアーユルヴェーダに少し寄せて。心と体を整えることに、食と運動(体を動かす)ことは繋がっているのでヨガともコラボします。
最近始めてすっかりハマってしまったクンダリーニヨガで体を動かしていただいた後、スリランカのアーユルヴェーダランチを食べましょう!というイベントです。詳細はこちらを。
「心と体をハッピーに」を掲げるサライラサイ 、
本格的な秋の到来を前に、今回は少し健康面にフォーカスして。
ゆっくり、ゆったり。
来てくださる方の、心と体の声に耳を澄ますひとときになればと思います。
毎度の如く、またまたプレッシャーな出来事を自ら作ってしまったわけですが…まずはわたし自身が楽しみます。
また、noteに書きますね。