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スリランカ食堂サライラサイ 、ほぼ毎週営業の7月を乗り切って見えてきたこと

本当にご無沙汰になってしまったnoteです。前回投稿の日付を見ると、7月9日。1ヵ月以上も空いてしまいました。

さて、前回は「重大発表」とタイトル付けて自らハードルを上げ、7月からスリランカ食堂の出店回数を増やすことをお知らせしました。暖かい声援を送ってくださった皆さんには、感謝の気持ちでいっぱいです。

そんなこんなで、7月は第二週を除き毎週末のスリランカ食堂開店。そのまま定例の8月第一日曜日の営業まで突っ走り、少々燃え尽きた感を抱く今日この頃です。果たして、7月の連続営業で何が見えたのか⁉︎ お時間許せば、独り語りにお付き合いください。

提供機会は増えました

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暑い夏こそスパイスきかせたスリランカ料理で心身の調子を整えてもらいたい!とそれまでの月1〜2回営業から倍へと回数を増やしました。

出店場所も増やし、計3箇所で営業。新しい場所では、初めてのお客さまに来ていただいたり、そのお客さまがまた別の場所にも来てくださったり。これまでは「月イチのスリランカ食堂」だったので、「やっぱり月に一度だとハードルが高くて」というお声もありましたが、やはり提供機会を増やすとそれだけ多くの方にお越しいただけるのでやってみて良かったなと思っています。何より「美味しかったよ」「また来ます」とのお声がけに、わたし自身がハッピーになりました。

キャパとワンオペの関係を考える

借りているお店はエリアも違えば、オペレーションに直結するキャパシティも異なります。カウンター中心の10席以内のお店、カウンター&テーブル席で15席のお店、そして20席少々のお店。いろいろ試してみて、やはり10席以上のお店をピークタイムに1人で切り盛りするのは、いかにオペレーションを改善しても対応が難しいとわかりました。間借りだからと言って提供まで長時間を要するのは店側の甘えでしかないので、ワンオペは諦めようと判断。友人にピークタイムのサポートをお願いしました。

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こちらは一人で切り盛りできるカウンター中心のお店

経験値を高める期間

「何事も経験に勝るものはない」とはよく言います。これまで3箇所計10回の出店を経て、たった10回ではありますがいろいろと見えてきたことがあります。

飲食業未経験のわたしがスリランカ食堂開けるかな?から始まり、こんな料理も提供してみたら?回数増やしてみたら?場所も増やしてみたら?営業時間も長くしてみたら?2日連続でやってみたら?毎週やってみたら?…と。

ぜーんぶ、お初の試み。でも、思うことは次々やってみました。「やってみなきゃ、動かなきゃ始まらない」の気持ちで。

結果、それぞれに知見が得られました。想定内だと思うこともあれば、これはやらない方がよかったなーと思うこと、改善が必要なことも多々。
そういう思いを吐露すると「こうした方がよかったんじゃないの」とか「やめた方がよかったんじゃないの」というネガティブ発言を受けることも稀にあるのですが、やはりそれも結果論でしかないと実感。やってみたから、わかること。松下幸之助さんも「百聞百見は一験に如かず」と残されていますもの。

例えば、理屈でない心身の疲れ具合等や、かける時間、かけられる時間(自分の生活時間の中での時間配分)など、やってみないとわからない「自分の感覚」を得られたことは大きいです。そしてこれこそが、「経験に勝るものなし」。うまく運んだこともそうではなかった失敗も、すべて経験値。わたしの血となり肉となるはず。

サライラサイとして、今はこの経験値を高める期間。そう捉えて、これからも謙虚に、でもしっかり挑戦課題を持って、トライ&エラーで進んでいきます。

そして、現在の挑戦課題はコース仕立てのスリランカ料理。サライラサイでは出張料理の御用命もいただくのですが、このたびコース仕立てで承りました。基本的にスリランカ料理は大皿にドドーンと盛られ、それを各人でお皿に取り分けライス&カレーにするのでコースで提供されることはほとんどありません。わたし自身、コース仕立てで食べたのは一度きり。さて、どういう料理をどういう順序でお出ししよう??季節性なども鑑みつつ、ただいまメニューを考案中です。

生きていると毎日本当にいろいろありますが、これからも自分が好きで元気になったスリランカカレーやスパイスを使った料理を軸に、心と体のハッピーを提案していきます。また活動状況をnoteでご報告しますね!

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7月のある日のスリランカカレー定食

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