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アメリカのコロナ事情 2021年01月編


今回はアメリカのコロナ事情を一個人の考え、意見も交えてお伝えしたいと思います。

入国時と今 

9ヶ月前2021年1月、アメリカに渡米。その頃アメリカでは、夏のロックダウン後、急激に感染者数が増えていっている状況の中、アメリカの入国規制として、自国で72時間以内にPCR検査を受け陰性証明がある入国者は3日の隔離を経て、再度アメリカでのPCR検査が陰性の場合、10日間の自己隔離が免除というのがアメリカの規定でした。
私もニ度のPCR検査を受け、入国。ホストファミリーと暮らしているため、地下のベースメントで3日間隔離状態で、ご飯も一緒に食べれなかったことを覚えています。

日本とアメリカの状況を比較

※表記の意味
◎-通常利用可, 混雑  ○-平均的に一般化
△-数少ないが利用可  で表してみました。

アメリカに来る前の2週間、東京と埼玉で滞在していました。電車は満員、レストランは営業していて、時間短縮営業をしてるお店もありましたが、ほとんど変わらない日常のようで、とにかくどこにいてもマスクをしている大人や学生がほとんどでした。
この時、ニュースで日本から見たアメリカの姿は、ウイルスと共存するという考えのもと、マスクなしのパーティーでの動画が報道させていたのが印象的でした。
ただ、その時、ニュースとの情報とは裏腹に、ホストファミリーからはレストランでは座って食べることができないや学校は全てオンラインという話を聞いていました。

アメリカの実態

そして、いざアメリカに入国!!
ニューヨークでの話にはなりますが、3歳ぐらいの子どもから大人まで街中のほとんどの人がマスクをしている状況。パーティーどころかレストランは、店内飲食不可のところが多く、お持ち帰りでどうにか経営しているようでした。もちろん、小中高大学は、全てオンライン。私のホストキッズも画面から教育を受けていました。去年9月に進級しましたが、クラスメイトは名前も顔もほとんど知らない凄く不思議な空間がそこには漂っていました。

去年12月頃からワクチンの事業が開始されていたアメリカは、医療従事者、教育者から接種が可能となっていたため、今年3月からは、教育者の接種が落ち着き準備が整ったところで、子どもたちは週3日の登校が可能となりました。少人数制の曜日ごとにクラス内でのグループが入れ替わるシステムで、密集を防ぐという対策がとられていました。

私がこの時思ったのは、なぜ学校がこのシステムを遂行しても働いている保護者からの反感がないのか。アメリカの子育てのやり方がナニー、ベビーシッターと呼ばれる人が、共働きの家に平日きて、子どもの面倒をみるというシステムが主流だからだと考えました。

ワクチンの普及とともに少しずつ緩和していくコロナ規制のなかで子どもたちの教育過程は1年の中でしっかり終えているのかが、疑問ではあります。

食料の調達


アメリカではFreshdirectというシステムオンラインで注文し、配達してくれるサービスが普及しています。私のホストファミリーは週に1回注文し、配達してもらっています。
ほとんどのアメリカ人が利用していて、できるだけスーパーなどインドアの空間を避けるように対策を心がけています。


仕事のスタイル


この頃NYでは、NYCのほとんどのオフィスが閉まっている状況で、多くの会社では在宅ワークが基本となっていました。あれだけ高いビルが立ち並ぶNYCで、日本人の友人が働く日本の大手企業がNYCのオフィスをなくしたという話もあります。
在宅ワークが主流となり、子育てとの両立を強いられる家族もいれば、離職という形をとる人もいました。

さて、アメリカのコロナ事情はどうだったでしょうか。今回は、2021年1月から数ヶ月間のコロナの状況をまとめてみました。次回は2021年9月現在をお届けします。