ミニマリズムもエコも丁寧な暮らしも全て実家にあった
私はこの夏ミニマリズムと出会い、とても感銘を受けました。
ミニマリストの定義が『物を極限まで減らし、必要最小限の持ち物で生活する人』であるのに対し、シンプリストという言葉もあるようで、こちらの定義は『必要以上の物を持たないが、自分にとって心地よいものを取り入れる人』だそうです。
私はシンプリストの方がしっくりくるな〜。
などと…シンプリスト生活を模索し続けている中、所用で実家に帰る機会がありました。
実家に帰って気づいた
自分の実家のことは、ただ『質素な家だなぁ』と思っていたのですが、
あれれ〜(コナン登場)うちの両親ってミニマリスト/シンプリストだったのかも!
2000年代初頭、子ども(私)が大学を卒業した頃から実家のモノは徐々に減り始め、今はご覧のシンプルさ。
また家の中は季節のお花やアートがそこかしこに飾ってありました。
毎回、実家に帰るたびにどこかしら整頓されて物が減っています。
Xで実家が汚部屋というポストをよく拝見するのですが、うちは親の代からミニマリストだったんだ!(私はシンプリスト寄りミニマリスト見習い笑)今更の気づきでした。
やんごとなき年中行事のご紹介
実家では毎年、春に味噌を仕込み、1年かけて発酵、熟成させて楽しんでいます。
八十八夜(GWの頃)には、庭にあるお茶の木の新芽を摘んで新茶を飲みます。
お庭の野菜を食べる分だけ収穫し、季節のフルーツがとれるとジャムを作り、一年の終わりには年越しそばならぬ年越しうどんをみんなで粉を捏ねて作ります。黒豆は丹波からお取り寄せして炊いて、おせちを作っているようです。
今回、帰省の際には家族みんなでおにぎりを握って両親に振る舞いましたが、両親はおにぎり用の大皿に庭でとったハランと柿の葉を敷いておいてくれていました。緑や赤の葉っぱがあるだけで、食卓って鮮やかになるんですね。
モノは最小限、欲張りすぎず、季節の花々や野菜、果物を味わいながら四季を暮らす。。
私の目指しているもの、全部ここにあったじゃん。
Xの中にも素敵なアイディアはたくさん、でも灯台下暗し、私の先生は身近なところにも居たようです。
今回はお味噌を一つもらって自宅に帰ってきました。(ジャムは残念ながら売り切れだった)
季節を楽しむところ、日々ものを整頓するところは実家のイズムを取り入れて、さらに私流、我が家流に進化させたいなー。
(と、言いつつまだクリスマスツリーさえ出せていないのですが)
本日も読んでくださりありがとうございます。
明日はいつもの職業訓練校日記に戻りたいと思います。
おやすみなさい。良い夜を。