見出し画像

思い出のスコーン

スコーンという名の食べ物を
初めて食べたのはいつだろう。

多分、湖池屋さんのスナック菓子「スコーン」が、一番最初なのですが、

スコーンスコーン、コイケヤスコーン♪


今日書きたいのはそっちじゃなくて!
(スコーンのあのcmはめっちゃ好きでした)

こってりクリームとジャムを従えて、
紳士の国からやってきた、あの!スコーンです。

イングリッシュスコーンとの出会い

おそらく、私が初めて食べたスコーンは、自分で作ったスコーンでした。

中学生だったのか高校生だったのか、よく覚えてませんか、なぜかイギリス菓子の本を買ったんです。

お菓子作りはたまにやる程度でしたが、何か洒落たものが作りたいと、背伸びした気持ちで手に取ったのでしょう。

しかし、中身をまったく確認せずに購入したので
(あるいは自分の実力を勘違いしていたので)
難易度が高すぎて作れないものばかり。


その中で、かろうじて作れたのがスコーンでした。

まあ、20年以上前、東北の片田舎にアフタヌーンティーの店なんてあるはずもなく、スコーンが何なのかもよくわからず作っていたわけですが。
(単なる大きなビスケットと思ってました)

でも、だからでしょうか、今でもスコーンへの憧れは強くて、実際に作る時は気合が入ってしまうのです。



今回参考にしているのは、例によって、ムラヨシマサユキさんのレシピ。相変わらず、全幅の信頼をおいております。


それでは、調理スタート〜



①粉類(薄力粉、グラニュー糖、ベーキングパウダー)、バターの角切り、卵液(卵、生クリーム、ヨーグルト)はそれぞれ、冷蔵庫で冷やしておく。

スコーンって、ざっくりラフに作るものなので計量は多少誤差があってもうまく作れる気がします。たぶん。


②粉類のボウルにバターを入れ、手ですり合わせながら、バターを潰していく。

冷蔵庫で冷やしたのは手の温度でバターが溶けないようにするため。
フードプロセッサでも出来ますが、私は粉に手を突っ込む感覚がたまらなく好きなのでアナログ派です。

③サラサラな状態になったら、卵液を流し込み、上下を返しながら切り混ぜる。カードでまとめて、押して、切って、重ねてを繰り返す。

カードでまとめるときは、こねずに押す感じ。
こねると、仕上がりが硬くなってしまいます。

④めん棒で1センチの厚さに伸ばし、重ねて、ラップをしたら、冷蔵庫で1時間休ませる。

めん棒は苦手ですね〜
厚さ1センチと言われても均一に伸ばせない。
なんとか誤魔化します。←

⑤型で抜いていく。生地が残り少なくなったら、優しくまとめてさらに抜く。

型で抜けなくなったら、最後は手でまとめて
それらしい形に整えます。

⑥焼き色をつけるために表面に牛乳を塗り、190℃で17分焼く。

溶き卵じゃなくて、牛乳というのが良いのです。


完成!


一口ほおぼればサクサクホロリ。
バターの香ばしさも相まって、美味しい〜!

最近またハマっている、「孤独のグルメ」の五郎さん風に言えば、、

「イギリスからやってきたミセス・スコーンという名の貴婦人は、案外人当たりが良いようだ。
サクサクホロホロの食感は、俺にまた会いたい(食べたい)と思わせる。」

こんな感じですかね。笑

朝ごはんにもおやつにもなる万能お菓子、スコーン。わたしの子どもの頃の思い出の1ページ、スコーン。

それは、また作ろう、そんなふうに思わせるお菓子です。

余談。

スコーンといえば、私がフォローさせて頂いてる、みちさんの記事が素晴らしいです。
スコーンへの愛に溢れています。

みちさん、勝手に引用させていただきました。
ご容赦ください。

この記事が参加している募集

つくってみた

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?