スコーン定期便 2022年新春号
こちらスコーン沼から中継でお送りします。どうも、スコーン沼の住人、みちです。この挨拶定型文にしよっかな。
これ、2021年の私のnoteをまとめた記事なのだけど、去年よく読まれたものの中に、スコーン癖を綴った『イングリッシュスコーンのこと』がランクインしててにこにこしていることを報告します。みなさんスコーン好きなのね。みちは嬉しくてにやにやしてますよ。みなさんのまとめも見てみたいのだけど、他の方々のは見れないのかしら…?
今年もやります定期便
定期便と名付けたので、今後はタイトル考えなくていいので楽だ。いやまあnoteのタイトル考えるの大好きなんだけどさ、スコーンに関しては「またスコーン焼きました」ってタイトルになっちゃうからさ。ちなみにこの定期便の狙いは読んでる方々を「スコーンの口にする」ことです。
とりあえずまだ1月なので新春号って言ってみました。定期便自体久しぶりなので、秋から冬にかけて作ったものについてだいぶタイムラグもありますが、のんびり綴ろうかと思います。よければお付き合いください。
いざリベンジ。
このレシピは、前回ベーキングパウダーを入れ忘れて月餅になってしまったこちら。内田真美さんの『私の家庭菓子』より。
地元の本屋に平積みされているところ、一目惚れしてジャケ買いしてしまった一冊。作家の朝吹真理子さんが綴った帯の一節が気に入っている。これだから本屋でのレシピ本漁りはやめられない。
スコーンが湯気を楽しむお菓子だとはじめて知ったのも真美さんのおうちでだった。
スコーンを割るときの湯気は、できたてでしか味わえない。
そんなこんなスコーンの表紙や帯の一節に惹かれて買ったものの、レモンケークやマドレーヌなど、バターを使ったスタンダードなお菓子が美味しく焼けるので重宝してる。そろそろキャロットケーキにも挑戦したい。
丸々しい丸型で
今回は6センチの丸型で。レシピがこのフォルムだったので、せっかくだし合わせてみよう。
塗り玉はせず、牛乳をさっと表面に刷毛で塗ってオーブンへ。このレシピは180度で20分だった。
焼けました
腹割れぱっかーん!焼き目っからもろオーブンのクセ出てるな〜!!
こうして作ってみると、私が普段好んで作ってるレシピとだいぶ違うな。水分はヨーグルトと牛乳タイプなのであっさりしてる。生地に卵入らないし塗り玉にも卵黄使わんし。王道・イングリッシュスコーンってこういう感じなのかな?家庭によってレシピか違うらしいしそうでもないかしら。一度でいいから英国のティールームに足を運んでみたい。というかまずは東京にあるティールームにも行ってみたい。
この紋所が目に入らぬか
クロテッドクリームをゲットできたのでここぞとばかりにスコーンに塗りたくるぞ!そしてこの夏に仕込んだ白桃のジャムをお供にすることに。スコーンが水戸黄門だとしたら、ジャムとクロテッドクリームは助さん角さんである。何を言ってるんだ俺は。でも大事なところなので太字にした。noteは重要なところを太字にできるから便利。
完成
クリームティーセットのお皿に乗せていただきまーす!お皿はお気に入りSAKUZANのスクエアプレート!
クリームとジャムをオン。
うっま。。。。久しぶりにクロテッドクリームのせたらうっま。。。少し濃厚なので生クリームやサワークリームと割る方法もレシピに書いてあったので、今度はそれでまた食べたい。しかし今日はシンプルにクロテッドクリームのみで。
桃ジャム、果肉ごろごろ系に仕上げたけど大正解。スコーンはジャムとクリームがついて完成するものだなと実感。スコーン自体はあっさりしてるので、甘ったるい桃ジャムとこってりしたクリームがよく合う。卵とかヨーグルト入ってるスコーンはジャムだけでもいけるんだけど、このタイプのスコーンはクリームあった方がいいな。
年も明けましてお次は
この冬はお取り寄せや旅のお土産、紅茶教室に行ったりとでお外スコーンにお熱だったので、十五夜以来お家スコーン焼いてなかったわ。今年結構11月まで暑かったしな。
この前メゾンボングゥのスコーンが最強だった話はしたと思う。あのスコーンの材料を見てなんとなく記憶の糸がぴんと張った。手繰り寄せると、たまたま手に入れたレシピブックにたどり着く。コッタで買い物した時に特典でついてきた、ムラヨシマサユキさんのものだ。ちゃんとレシピ用のファイルにファイリングしてあった。このレシピが偶然にもメゾンボングゥの材料とかなり近しいので、これで新しいレシピ開拓と行こう。
たまたま手に入れたものの、作ろうと思ってすっかり遠のいていた。なぜならレシピに生クリームがあるから。
スコーン初め
砂糖はグラときびを半々に。いつも作るスコーンより少し多めだな。
レシピは薄力粉でしたが、春よ恋の病に堕ちた民なので強力粉を使います。結局レシピガン無視やないか〜い!!
ちなみにここのところ、さつきさんや陶子さんなどスコーン沼の民がご近所様に増えてると勝手に思い込んでいます。今年もどうぞよろしくお願いいたします…!!🙏おふたりのハイパーステキなスコーンnoteはこちら!!
(勝手にすみません……!もし気にされるようでしたら教えてください…!)
新年、スリスリの儀を初める
スコーン初め、手でスリスリしよう。冷え冷えのバターを少しずつ、空気を含ませながらほぐしていく。手が冷たいのでこの作業はいつもスムーズ。冬はスコーン作りにぴったりの季節だ。
つなぎは全卵と生クリームを合わせたもの。新年にふさわしいぜいたくスコーンだな〜!
この前お気に入りの紅茶屋さんでスコーン教室を受講してきたので、折り込みをしっかり学べた。オーナーの所作が美しかったので食い入るように見て記憶したものを思い起こしながら折り折り。少しずつ表面を滑らかにして、型抜き。
塗り玉は全卵をそのまま。牛乳なかったので。
最近学んだこと、2番生地は少し薄めすると腹割れ崩壊を防げる。熱々に予熱したオーブン190℃で18分。
焼成
うむ。良き側面。新年から幸先良いスタートを切れた。
完成 スコーンを積む
もし将来子どもができたら積み木遊びもいいけど、一緒にスコーンを積みたい。何を言っとるんだ私は。白い皿もいいけど黒い皿もスコーンが映える。
いただきます
ジャムがなかったのでメープルとバターで。スコーンの味としては、メゾンボングゥの口溶けの良さに近しい、なかなか美味しいものができた。というか、切れ端をそのまま味見したんだけど、そのままで美味い、バターだけで美味い。これは新発見。ジャムやクリームをつけて楽しむことを考えると、砂糖はもう少し少なめで、ヨーグルト使用のレシピの方が手軽にできてわたしには合ってるかもしれない。逆にそのまま食べられるチョコチップスコーンにはかなり向いてるな。半分チョコチップ入りにすれば良かった……くそぅ。今度作ろう。
ちなみにシタデールのメープルは美味しくて病みつきになる、世にも恐ろしい液体だ。みなさまもどうぞお気をつけて。
お久しぶりスコーン定期便でした
スコーンが美味しい。それだけで人生イージーモードになるからいいな。そう、私はスコーンを作るのが上手で、クッキーやホットケーキを綺麗に焼けるのだ。えっへん。
カワイイは作れるとよく言うが、自己肯定感だって作れると私は思う。そのために、今年も自分のための、自分によるおやつ作りを気ままにしてこうと思う。よければみなさまも、どうぞお付き合いくださいませ。ではこれにて。
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