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こどもでもわかる経済のお話

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。
   
    
   
現在、2022年9月12日では
1ドル142円となり円安です。
物価も世界中で上がり
給与は上がらず
経済状況は
いつ回復するのでしょうか。
   
    
    
わたしはまあまあ経済の知識が
疎くて勉強のために
子供向けの絵本を
図書館で借りて読んでみて
ええっ!?
この本の内容ご紹介したい!!
と思いました。
   
   
    
その本がこちら
↓↓↓

続 レモンをお金にかえる法
   
   
   
この1冊で、な、なんと
景気回復する過程が学べるんです!
   
   
   
この本のストーリーは
それぞれ子供たちが主役。
車洗いや芝刈り、犬小屋作りや
さまざまなお仕事をしています。
   
   
   
例えばあなたはレモネードを
1杯50円で販売しているとします。

   
   
みんな必要なものや欲しいものを
買えるだけの利益や賃金を
稼いでいます。
こういうとき経済は楽観的だという。
   
   
   
だけど、ここでレモンの収穫が少なく
レモンの供給が減ってしまった。
   
   
   
でもお客様からのレモネードの購入は
変わらないし
レモネードを作るには
たくさんのレモンが必要だから
レモンの需要も減りません。
   
   
   
だけどレモンの売り手は、売りたくても
レモンが入ってこない。
だから、果物屋さんも
レモンの値段を引き上げるでしょう。
これが原料の値上げです。
レモンが1個50円から3個で200円。
   
   
   
こうなったらあなたもレモネードを
値上げするしかない!と決断しました。
   
   
   
1杯50円から1杯100円に値上がりした
レモネードを買うために
友人のダイアンは犬小屋の値段を
1軒600円から1200円にします。
こうしてあちこちで
値上げが起こってきます。
   
   
   
そうなると生活費が増えるのだから
賃金を上げてもらわなくちゃ!
と従業員が言って来たら
さらにまた商品の
値段を上げないといけなくなり
賃金と物価の追いかけっこ
が始まります。
   
   
   
世の中のモノの値段は
どんどん上がり続けます。
数が増えたわけじゃないから
生産性はこのままですね!
   
   
   
そう、これがインフレーションです。
みんな物価が上がったと
文句を言います。
   
   
   
さあ、このインフレをどうにかしたい
大人たち。
   
   
これ以上値段を上げては
いけないよ!と価格を凍結し
もうレモネードは1杯150円までで
ストップ!
   
   
   
それだけじゃありません。
賃金をあげてほしいと言っていた
従業員にもこれ以上
無理はいけないよと
賃金も凍結させることで
収入と支出をこれ以上
増やさないようにして
物価を落ち着かせようとします。

   
   
ところがレモネードを作る際
必要な砂糖も値上がりしたら
ますます利益が減り
従業員のジョニーにはひとまず
やめてもらうしかない。
これをレイオフ(一時解雇)といいます。
   
   
   
ジョニーに払っていた賃金がそのまま
利益になりますが
ジョニーは失業してしまいます。
ダイアンも犬小屋づくりの材料の
板やくぎの値段も値上がりし
このように小さな企業も倒産しちゃう。
失業問題がひどくなりますね。

   
   
現実の世界でも例えば
家を建てるにしても
海外からの建築用の木材が少なく
高騰し、できあがるのも遅延して
費用も1.5倍になっています。
   
   
   
犬小屋づくりを
失業してしまったダイアンは
しょうがないから
芝刈りをやることにしました。
でも元々芝刈りをしていた
サンディーと
お仕事の奪い合いがおきます。
こうしてまた競合が増えて
芝刈りの仕事も足りなくなります。

   
   
もし後から参入してきた人が
安い賃金で働くとしたら
元々働いていた人は
仕事が来なくなるの。
そうなるとみんなが収入が低くなり
つまりレモネードを買える人たちが
いなくなるってことだね。
   
   
   
失業が増えて使えるお金は少し。
レモネードも激安10円に下げても
なかなか売れません。
こういう時、経済の見通しは
悲観的。不況の始まりだ!

   
  
さあ、どうすれば
この経済は景気が良くなるんだろう。
   
   
   
3つのポイントがあります。
まずは
失業中の子供たちに失業保険をあげる。
それでレモネードが買えるね。
要するに病気の経済にお金という
薬を注射するってことだね。
   
   
   
つぎに新しい仕事をつくって
失業している子供たちに働いてもらい
レモネードを買うための
お金を賃金としてお支払いします。
   
   
   
そして最後に
小さな企業を助けるために
貸し付けをして
例えばダイアンが
犬小屋を作る材料費を
買えるようにお金を貸して貰うんだ。
そうすれば失業は減るはず。
   
   
   
生産が増えていけば
あなたのレモネードのお店も
また1杯70円と単価が上がり
みんなが喜んで買ってくれる。
あなたも売れたらまたそのお金で
レモネードをたくさん作れる。
未来は明るいぜ!!
   
   
   
いかがでしたか。
景気回復までのプロセス。
今は世界中が経済循環が悪く
個人や企業が破産する世の中以上に
市や国が破産する時代でもあります。
   
   
   
あなたの明るい未来を創っていくために
いまこの瞬間どんな行動をしましょうか。
あなたにとってのレモネード
とはなんでしょうか。
なぜ、レモネードなのか。
このレモネードを
誰に買ってもらいたいでしょうか。
お客様がレモネードを手に入れたら
どんな気持ちになってもらいたいですか。
考えてみてね!

  
  
ちなみにこれ、続!なんです。
また違うシリーズは
次回解説しますね。
ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。

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