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あなたの傍にはいつもたんぱく質がある

いつも読んでいただき
ありがとうございます。
さおりんです。


前回は、たんぱく質で私たちの体は
できているといってもおかしくない
という内容をご紹介しました。


今回からは、たんぱく質の性質について
いくつかに小分けしてじっくりと
ご紹介していきます。


ちなみにあなたは、朝ご飯は食べますか。
人によっては、フルーツだけとか
食べないという方もいるでしょう。


現代の日本人の典型的な朝ご飯は、
湯気の立った炊き立てのご飯に、熱々の
味噌汁。温かい卵焼きや鮭の塩焼きが並び
白菜の漬物とたくあんの横には納豆。
このような和食の朝食を家族で食べるのが
日本の伝統的な和朝食であり、
1つのロールモデルなのでは
ないでしょうか。


これに対となるのが洋朝食といわれる
バターを塗ったトースト、野菜サラダ、
ベーコンエッグ、牛乳などといった食品が
並ぶでしょう。


ホテルのバイキングは、和洋折衷スタイル
で食べたいものを選択できますよね。


私たちはなぜ、ご飯を食べるのでしょうか。
なぜ生き物は食べなければ生きていけない
のでしょうか。


それは、あなた自身の体を動かすための
エネルギーを作り出すためであり、
私たちの体を形作っている材料を
リフレッシュするためです。


何もないところからエネルギーを取り出す
ことはできず、古くなって捨てられていく
材料をそのまま放置しておくことは
できません。
そのために、私たちは食べ物を食べ、
栄養素を体内に取り入れる必要があります。


そうした栄養素の中で、最も必要な物の
1つが「たんぱく質」です。
およそ、ほとんどの食品に含まれます。


先ほどの朝ご飯には、
卵と肉にたんぱく質が豊富に含まれており
卵焼きとベーコンエッグは
まさにたんぱく質の塊です。


味噌汁はどうかといえば、味噌は畑の肉と
呼ばれる大豆を原料にして作られており、
たんぱく質が多く含まれます。


魚も肉でできていて、牛乳も卵と並ぶ
重要なたんぱく質源なのです。


そして、主食であるお米は炭水化物と
いう認識ですが、じつはお米にも
たんぱく質は含まれています。


パンの原材料である小麦にもたんぱく質
はちゃんと含まれています。


ちなみに野菜は植物であり、細胞には
たくさんのたんぱく質が含まれ、
植物の活動を支えています。
なので、植物を食べるということは
たんぱく質を食べています。


このたんぱく質という名前。
漢字では蛋白質、英語ではprotein。


ギリシャ語の「proteios」に由来します。
これは一番の、一位の
という意味があります。
名づけたのは、オランダの化学者
であるムルダーです。


ムルダーは牛乳や卵に含まれるゼラチン
のようなものを分析したら、
窒素(N)が非常に多く含まれていることを
発見しました。
C40H62N10O12という化学式で、
いわゆるすべての生物が持つ基本的な重要
な成分だと信じてproteinと名付けました。


日本語での訳では、卵の卵白成分に関連
して蛋白質と名付けた説があります。
現在は、国の政策を通して「食育」に
力を入れ始めています。


すなわち、食育とは
さまざまな経験を通じて「食」に関する
知識と「食」を選択する力を習得し、
健全な食生活を実践することができる
人間を育てることです。


自分が食べている物の栄養的価値が
どの程度で、
どれくらい食べるとどうなるのか、
どういうバランスで食べると健康に
よいのか。


どういう食品にどういう栄養素が
含まれているのか、
炭水化物や脂肪が多い食品はどれか。
たんぱく質が多く含まれている
のはどれか。


この食品とどの食品を食べれば、
私たちの体を作るのに最もふさわしい
組み合わせとなるのか。
どのような食品が、栄養価が高いのか。


栄養素の中でたんぱく質の栄養価は
極めて高いです。
私たち自身の体がたんぱく質でできている
ので、考えてみれば当たり前の話です。
たんぱく質の体をたんぱく質で補給します。
理にかなっていますよね。


たんぱく質の栄養価は、動物実験などから
導かれる「生物価」や
含まれるアミノ酸の
種類により求められる「アミノ酸価」など
で表されます。


生物価は、生物の体内に吸収された窒素
の内、排泄されなかった(体の材料として
実際に使われた)ものを%で表したものです。


つまり、たんぱく質を摂取した後に窒素が
排出されず体内にとどまって利用される
窒素の量が多ければ多いほど、
そのたんぱく質の生物価が高い
ということです。

表を見ていただくと、
一般的に生物価が70以上が
良質なたんぱく質と判断されます。
これは含まれる窒素の7割以上が体内で
利用されるたんぱく質をいいます。


卵が最も高く、牛乳、牛肉、大豆が
良質なたんぱく質を含んでいる
といえます。


たんぱく質をさらに分解していくと
アミノ酸になるのですが、次回詳しく
ご紹介していきます。


ここまで読んでいただき
ありがとうございました。
さおりんでした。

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武村政春博士の著書「たんぱく質入門」
から、LGBTQのジェンダー種族そして
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