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アウトプットでハイジャンプ!な2023年

2023年も残りわずかとなりました。いろいろあった一年。
観光業にとってクリスマスから年末年始はいそがしい時期で私も仕事で通常運転。一年の振り返りをいつしようかなと思っていたところ、素敵な企画のお知らせを見付けました。

このブログはアドベントカレンダーに参加しています。

矢島美穂さん企画の「#書くチャレアドベント」。
このnoteを始める背中を押してくれた美穂さん
企画の#書くチャレに便乗して今年の振り返りを投稿することにしました。

(SFの上位資質に「責任感」がある私は、こういう緩やかな強制力があるといい責任感が発揮され、もれなく投稿できるんです。)
美穂さん、ありがとうございます!

年初に掲げた目標

手帳の2023年目標ページ

2023年は今の土地に転居し育休から復職して3年目。環境に慣れて生活リズムも出来てきたこともあり、この2年間で種まきをしてきた事を一段成長させるジャンプの年にしたいと思っていました。
目標ページに書いた今年の漢字は「開示」「行動」「開拓」「花開く」。

1年間手帳で振り返りをして小さなPDCAを積み重ねた結果、いくつものはじめての体験をしてたくさん成長した年になりました。
1月に思い描いていた場所とは全然違う、想像していたよりもっともっと高くジャンプして広い視野を持てています。

充実感の大きい2023年の軸になったのは安心安全な環境と実験マインドでの挑戦です。この2つの切り口から1年を振り返ります。


自分にとって安心安全な環境作り

①エイヤー!の勢いを補充できるサードプレイス

今年から本格的に参加した、手帳で繋がるオンラインコミュニティ「自分軸手帳部」は、私にとってかけがえのないサードプレイスになりました。

最初は自己紹介投稿もコメントでのやり取りも、初めていく場所で突然マイクを渡されたような緊張感でいっぱいでした。
自分の手帳の中身を投稿するなんて、私にはできない、、、と思っていたけど手帳部の皆さんの投稿を見ると「私の手帳、真っ白だけどエイヤーで投稿しました」と同じようにドキドキしながらも行動している人がいる
その人の投稿を見ると、たしかに真っ白でもご本人が気付いたコメントや手帳にちょっとだけ書いてある言葉の共有から、私自身が気付きをもらう事があって、投稿してくれてありがとう!の気持ちになった。
そしてお礼や応援のコメントをしている人がいる

そんな温かいやり取りを見て、私もその輪に加わりたい!と思い、ちょっとずつ、小さな勇気を振り絞ってエイヤー!と投稿をしていきました。

ここなら大丈夫、温かく迎えてくれる人がいるという安心感と「気になったら後で消せばいいのよ」と心強く背中を押してくれるアウトプット先輩たちのお陰で、私も少しずつエイヤーとアウトプットの海に入るようになっていきました。

すると、周りから温かい反応が返ってくる。私の投稿から気付きを得たとコメントを頂いた時は、この上なく嬉しかった。アウトプットしてお礼を言われる。なんて優しい世界だ!

手帳部でのエイヤー!を繰り返すことで少しずつアウトプット(=自分の考えや想いを外に出すこと)への抵抗感がなくなっていきました。

▽私の手帳部との関りは、公式ブログでご紹介いただきました

②悩みを手放した引っ越しと夫婦の役割変更

1年近く前から計画をしていた引っ越しが完了して、住む場所についての悩みを手放すことが出来ました。
結婚してから毎年のように引っ越しを繰り返していた我が家にとって引っ越しや住む場所について考えなくて済むのは大きな引き算
新しい環境は私たちにはとっても合っていて快適で満足度も高いです。

また、夫婦で話し合って働き方を交代。夫が時短勤務、私がフルタイム勤務になりました。家事を事実的に夫に移行して私の家事時間が引き算できたことはもちろん、夫に任せて自分は退くと決めたことで、夫のやり方に干渉したりイライラする事が減り気持ちの上でも大きな引き算になりました。(なので、夫が無計画に頼んだ生協で冷凍庫がパンパンでも、ここに書くだけで文句は言いませんよ、ええ…(笑))

毎日のエネルギー源である家庭での悩みやイライラが引き算できたことで、時間に余力が生まれて気持ちにもゆとりがもてるようになりました。子育ての悩みは尽きないけれど、家庭の満足度が高いから外で頑張れました。

実験マインドでの挑戦

VoicyFesの越川慎司さんの対談の中で「挑戦を実験と捉えて行動をする」という考え方が何度か出てきてこれだ!と強く共感しました。
要約するとこういうこと

人生は行動実験の積み重ね
「挑戦」を「実験」と捉えるマインドで成長の手段に変換する
挑戦には成功と失敗があるけど、実験にあるのは結果だけ
間違いや失敗も結果の一つにでしかなく、分析して次の実験に繋げればいい
という考え方がとてもしっくりハマった。

越川さんのVoicyの話を私なりに解釈

私は今年、いくつかのはじめての行動や取り組みをして、それを便宜的に「挑戦」と表現していましたが、なんだかしっくりきていませんでした。テンションが上がらない。
それが、越川さんの「挑戦ではなく実験」という話を聞いてすっと腹落ちした。私は勝ち負けやわかりやすい数値目標のために行動したのではなく、正解のない問いに対する私なりのアプローチを実行したという認識だったからだ。私は小さな実験をした。そう考えるとすっと腹落ちした。

実験①自分をアウトプット-noteを始める

このnoteを始めた事が今年の実験のひとつめ。
もともと好きだった書くこと・読むことに、会社からスタッフnoteの募集があり、前述のとおりコミュニティでのアウトプットエイヤーの積み重ねが後押しになり、会社の名前を示して自分の名前でnoteを始めるという実験に踏み切る事ができました。

実験なので、やっぱりこれも成功や失敗はない。そしてまだまだ継続中だけど、今わかっている検証結果もある。

1.色んな人からの反応が返ってきて嬉しい!自信につながる!
2.思考の整理ができる。言語化することですっきりする。
3.自分の環境やアウトプットの価値に気付く。

スタッフnoteは会社にとってもひとつの実験。数年前まではNGとされていたスタッフが会社名を出して個人の意見を発信することで、会社にお客様に社会にどんな影響が出るのか検証している。実験好きの私はそこにコミット出来ているのも嬉しい。

▽noteを始めた当初に書いた記事、いわば検証レポートその1

実験②仕事でのアウトプット-立候補プレゼン大会に挑戦!

星野リゾートにはスタッフが自らプレゼンテーションをして会社に対して戦略の提案をする「立候補プレゼン大会」という制度があるのですが、2023年は私自身が立候補して自分が考えた戦略を会社に対してプレゼンするという大きな挑戦をしました。

これは結果が伴うので挑戦といっているけど、これもひとつの実験
10年を超えたキャリアを生かしてどんな戦略を考えるかどう発表するのか、そして、そもそも準備時間をどう捻出するのか。立候補を決めてからプレゼン大会当日まで、仮説を立てて実行して検証して仮説をたてなおして調整してまた実行して、という実験を続けました。

行動することで自分にどんな変化が起きるかも検証対象のひとつ。
子育てをしながら夫婦共働きで、計画通り準備が進まず焦って悔しくて大人になって気持ちがい誰たことは言うまでもありません。

実験の結果は想定していた以上の成長があり、多くの方の声援や励ましというボーナスプレゼントまでありました。

・マネジメントや会社に対する理解が深まった
・今まで「難しそう」と思っていたマネジメントの本を読めた!
・見える世界がガラッと変わった
・アウトプットしたら応援してくれる人がいた
仕事や働き方への考え方がバージョンアップされた!

やってよかった!準備期間の苦悩も悩みもいまとなっては思い出話です。

▷星野リゾートの社員で興味がある人には参加をオススメする立候補プレゼン制度です

実験③やりたい!をアウトプットー人を巻き込み合宿の開催

昨年12月、気心知れた仲間との会話をきっかけに企画をして実行した軽井沢合宿。当日の工程や気付いた事はnoteに投稿したのですが、これも私にとって大きな実験でした。

というのも、私は自分の考えている事や思っているのを人に伝えるのが苦手。仕事などの枠組みや役割から外れると、「~したい」「〇〇が好き」という自分から湧き出るwantの気持ちが言えない。
更に、自分のwantが発起となって人を巻き込んで何かをやるのはもっと苦手。学生時代の失敗体験がトラウマになっているのですが、もともと自分のこだわりが強い資質と、失敗体験から他人の目や発言を極端に気にする傾向から、wantを言えない。巻き込めないようになりました

でも、ふと口にした「軽井沢合宿をしたい」に対しての仲間が賛同してくれた。この仲間とならできるかも思って動き出せた。
いざ準備が始まってからも信頼関係のある仲間だから、役割を決めたらあとは信じてお任せする事ができた。すると、自分からは出てこないアイデアを組み合わせてワイワイガヤガヤ楽しく準備ができました。

当日が楽しかったことも言うまでもありません。
更に、参加した仲間の中には「子どもが生まれてから一人で泊まりに出たのは初めて!」というママもいて、自分のやりたい(want)が他の人にポジティブな波を起こすことが出来た事がとても嬉しかったです。

これも自分の苦手を安心安全の環境でやってみたらどうなるか、の実験になりました。

・勇気を出していってみたら実行できた
・人と一緒に協力してやる、が出来た!
・大人数での旅行は楽しい
・家事や子育てファーストになりがちなママにはこういう時間、大事!

▽検証結果(気付き)は振り返り記事にまとめています

ハイジャンプのその先の2024年!

小さなアウトプットを積み重ねた事で、ピョーンとハイジャンプが出来た2023年。ジャンプで一段高いステージに上がった事で視野が広くなった実感があります。

年初に思っていた以上のステージアップが出来て、戸惑いや不安な気持ちもあります。でも、きっと大丈夫と思えているのは、しんどかったら弱音を吐いたり癒しを求められる安心安全な帰る場所があること。そして、これからの歩みもまた正解のない仮説を検証するための実験だと捉えるマインドと後はこの1年間前進してきたという実体験(と手帳に記録し続けた事でログも!)があるから、自分を信じて前に進めます。

このnoteを読んでいるあなたはいかがですか?
もし何か踏み出せない事や不安な事があったら、自分の帰れる場所を浮かべながら、実験マインドでぜひやってみましょう!想定している正解とは違う、思いがけない結果が待っているかもしれませんよ^^
ここまで読んでくれた心優しいあなたの実験を私も応援しています。

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