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住めば都の前提条件|自分と向き合う引っ越し先

近いうちに引っ越しをすることになりそうなので、早いうちから引っ越しの戦略を少しずつ考えています。

基本的には「住めば都」という考え方をしているので、ある程度の不便は受け入れつつ、家賃の安い物件を探していきたいです。

しかし、いくら「住めば都」と言っても、それなりの前提条件は誰にでもあるはずで、それが自分にとって何なのかを考えていると、まるで就職活動の時によくしていた自己分析のように、自分と向き合う必要が出てきました。

ライフラインとなる家電のような条件はクリアするとして、自分が生活するうえで何を必要としているか考えます。自分の部屋のことだけでなく、職場からの距離や最寄りのスーパーやコンビニ、都市圏へのアクセスなど様々なことに考えを巡らしつつ、自分が快適に暮らすには何が必要なのだろうか。

まずは、日々通うことになるスーパーが近くにあること、コンビニもやっぱりあった方が良いです。

また、できることなら、いい感じの街の本屋があってほしい。ないようだったら大型書店へのアクセスがそこそこ良いことをひとつの条件にしたいです。

そして、読書好きとしては買った本を快適な環境で読むことのできるコスパの良いカフェが徒歩圏内にあってほしいです。更に、ひとりでふらっと入りやすい立ち飲み屋が近くにあれば、読書を終えたあとに立ち寄りたい。

今はもう楽器を弾いたりしていないので、音楽に関わる条件は不要です。部屋の広さにもこだわりはありません。車もバイクも乗らなくなったので駐車場も不要。

つまり、要はスーパーとコンビニ、本屋とカフェと立ち飲み屋があれば、おそらく高確率で「住めば都」になり得るのではないかと結論づけています。

スーパーやコンビニは多くの人の前提条件になり得ると思いますが、それ以外は人それぞれの趣味嗜好に関わる部分なのかと思います。

斉藤和義の曲で「僕の見たビートルズはTVの中」という曲があります。この曲は斉藤和義のデビュー曲として有名です。

この曲のなかに『狭い部屋でも住んじまえば都さ、テレビにビデオ、ステレオにギターもある』という歌詞があります。

テレビとビデオがあり、ステレオとギターがあることが、この曲を作った当時の斉藤和義が考える「住めば都の前提条件」なのだと思います。

駆け出しのミュージシャンにとっては、広い部屋であることよりも、音楽をインプットするためのテレビとビデオとステレオと、アウトプットするためのギターがあれば、住めば都になるのでしょう。

「住めば都の前提条件」を考えることで、自分にとって必要なものは何かが明確になるようです。引っ越しは大変な作業ですが、自分と向き合うきっかけを貰える貴重な機会と捉えて、コツコツと準備を進めていきます。

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