見出し画像

【347球目】素直さと謙虚さ

成長する為に必要なことだと考えています。
素直さとは、謙虚さんとは、今日はそんなお話です。

素直さ

単なるイエスマンである必要は全くありません。

自分で思考して、自分で結論を出す。ここで言う素直さは、人から意見を聞いた時や指摘を受けた時に、どういう態度や考えでその他の人の意見や指摘と向き合うかです。

いや、それはね・・・・・
でも、こう思っていて・・・・

意見や指摘に対して否定から入ると、全く受け止められていないという様に感じます。もちろん、その気持ちは分からなくもない。自分のキャパを超えての意見や指摘であれば、直感的に拒否反応は出てしまうものでしょう。しかしながら、その瞬間のその行動、咄嗟の行動が、その人の本質であり、周りの意見に対して拒否反応が強い人は成長速度がとてつもなく遅い、もしくは、成長しません。でも、いや、しかし、が一番始めに来るのは言い訳をしているのと同じですからね。まずは、客観的にその意見や指摘を受け止める。

そして、そこから思考を始めていく。

受け止めないと成長はありません。私は23才の時に、それを学ばせて頂きました。常に言い訳をする人が近くにいて、それはもう強烈でしたので、しっかりと反面教師にさせて頂いたら、言い訳をしない思考が出来上がりました。ありがたいことです。感謝です。

謙虚さ

一言で言うと、もっともっとですね。

例えば、目標値を達成したとしましょう。もちろん、目標達成は素晴らしいことですが、そこで満足して止まっていまうのか、一瞬達成感を味わった後に、次へと向かっていくのか、それを分けるのが謙虚さだと考えています。

三陽工業は718百万という売上から10年で10倍になりました。
コロナ禍において、2割売上が減少しましたが、翌年でほぼ取り戻しています。周囲の様々な方々から、称賛やお褒めを頂くことがありますが、いつも、まだまだです、とお答えしています。リーマンショック前、三陽工業の売上高が12億ほどだった時に、30億の会社、50億の会社、100億の会社、周りの同業他社にありましたが、凄いなーと単純に感じていました。

いま、自分がその立場になった時に、まだまだだなーと感じています。

個人としても会社としても、最終的なゴールは無いような気がします。持続可能な成長をしていく会社であることと同時に、個人も持続可能な成長をしていく必要性を感じていますし、日本の製造現場を元気にする会社として持続していく為には、常に謙虚さが必要だと考えています。ゴールが無いとかくと、いつまでも果てしない無限の航海の様に感じて気が遠くなりそうですが、近い未来のことは常に考えてますし、1年の区切りや四半期の区切り、大きなイベントといった区切りがありますから、その時点での達成感を感じることはできます。

謙虚であるから成長できる。間違いなくそう考えています。

素直で謙虚だと

素直さと謙虚さを持ち合わせていると、何が起きるか。

良い意味での現状否定が起こります。現状否定と書くとネガティブに聞こえるかもしれませんが、良い意味と書きました。常に、何かが足りない、もっと成長したい、今が完成形ではない、今は良い状況だけれども、良い時にこそ動く必要がある。結果、良い時に動くからこそ、良い結果に繋がりやすくもなります。

三陽工業という会社は素直さと謙虚さを持ち合わせている会社だと自負しています。

もちろん、今が完成形ではありません。足りない所はたくさんあります。だからこそ、常にシンカを求めています。シンカするためには、素直で謙虚である必要があります。そんな仲間を1人ずつ増やしていきます。そして、持続可能な成長と、日本の製造現場を元気にするために、三陽工業は存在しています。

素直で謙虚にそして、真面目に一生懸命働く人たちが報われる世界を創る。その存在意義を示すために。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!