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【27球目】全日本ロードレース

先週末、栃木県のツインリンクもてぎで、全日本ロードレースが開催されました。

三陽工業として行っているKRP(Kawasaki恩返しプロジェクト)において2017年から、全日本ロードレースにはRS-ITOHのスポンサーとして参加していましたが、コロナの影響もあり、今シーズンは鈴鹿8耐への参加のみとなっています。

私も、行ける限りは応援にいっていました。

宮城県のスポーツランドSUGOや、大分県のオートポリス、近場で言うと岡山国際サーキット鈴鹿サーキット

優先順位を上げて行ってましたので、行けない時は、野球の試合があったり、研修があったり。

5年振りに外から見る全日本ロードレースは、とても不思議な感覚であり、一抹のさみしさを感じましたね。
今日はその全日本ロードレースについて、完全に私見ではありますが、書いていきたいと思います。

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全日本ロードレースの魅力

小さい時に、初めていった甲子園球場

球場外からも歓声が聞こえたり、ナイターであれば照明が見えたり。
入る前からドキドキしました。
通路からスタンドに入る瞬間、グラウンドが見えた瞬間は、とても興奮したことを覚えていますし、今でもその感覚はあります。

始めて全日本ロードレースを見た時も、同じ感覚になりました。

いつも、工場で見るオートバイ
公道を車で走れば、当然の様に道を走っているオートバイ

それと同じオートバイのはずなのに。

違う。何かが違う。
なんだろう。色気がある?

オートバイに色気があるっていう表現が正しいかどうか分かりませんが、そんな表現をしたくなるほど魅力的なものに、私の目には映りました。

サーキットには車でいきます。

車を降りると聞こえてきます。
オートバイの走るサウンドが。

いつもワクワクドキドキしてしまいます。

もう1つ、とても感じる魅力的な部分は、選手やチームとの距離感です。

好きな選手目当てにサーキットに来ると、話ができたりします。
これって〇〇〇48とかと同じ感覚ですよね。
自分の憧れの存在が身近にいる。大好きな選手を見にいくというより、会いにいく感覚じゃないでしょうか。
サーキットに全日本ロードレースを見にいくまで、全然知らなかったことですが、とてもそれを感じます。

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現状の国内ロードレース

ロードレースに関わるようになって、5年しか経過していません。
ですので、昔の事を知りません。
昔の事は、聞いたり調べたりした上での話になります。

30年前と比べてどうでしょうか。

100人に聞いたとしたら100人とも、
魅力が落ちている、集客が減っている、
そんな風にお答えになるのではないでしょうか。

全日本ロードレースだけではなく、鈴鹿8耐も同じ話をよく聞きます。
鈴鹿8耐は人が多いなと感じるのですが、数十年前と比較すると雲泥の差のようです。昔の熱狂は凄かったのでしょう。

そんな時代を再び迎える為には、どうすれば良いのか。
もはや妄想の域になりますが、妄想していたことを書いてみます。

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未来の全日本ロードレース(妄想)

全日本ロードレースが、国内バイクレースが盛り上がる為の条件を考えてみました。

バイクレースには、多大なる費用が必要です。
モータースポーツはお金がかかりますよね。
そこに命をかけて参加しているライダーで、バイクに乗るだけで生計が立つ人が何人いるんでしょうか。

日本〇位。

すごいことですが、それがお金にならない
ならないから、新たにそこに挑戦しようとする人が増えない。
挑戦する人が増えないと、全体の活性化に繋がらない。
全体の活性化に繋がらないから集客ができない。
集客ができないからスポンサーが集まらない。
スポンサーが集まらないからライダーにお金が渡せない

負のスパイラルですね。

メーカー側としても、当然企業ですから、費用対効果を考えます。
それを超えた所で活動するメーカーも存在するとは思いますが、費用対効果を考えた時に、魅力的ではない。海外は魅力的だが国内は。

この状況を打破するために。妄想してみました。

例えば、
全日本ロードレースの上位の賞金を

1位・・・1億
2位・・・9,500万
3位・・・9,300万
4位・・・7,600万



40位・・・1,800万

と設定すれば、どうでしょうか。
それ位の賞金があれば、それだけで生活できますよね。

ちなみにこの金額は、女子プロゴルフの数字を参考にして書いています。
女子プロゴルフは、年間40試合弱ですので、全日本ロードレースの数倍の試合数ですし、ついているスポンサーも違います。

でもそこで、選手が命を削って走っているその対価があるべきだと私自身は思っています。

ここはお金で解決できる問題です。

女子プロ野球業界は、わかさ生活という会社で成り立っています。
わかさ生活が多大な費用を負担しているから成立している業界です。

完全にここは妄想ですが、三陽工業がもっともっと大きくなって、強くなって、余裕が出てきたら、そんなわかさ生活の様な動きも面白いんじゃないかと、これは完全なる妄想ですが、考えたりします。

ビジネスですから営利は大切です。
利益が生まれる所に、企業も人も集まりやすくなります。
そんな世界を創ることが出来たら、本当に恩返しができるような気がしますね。

たまにこんな妄想をしたりします。

本日もありがとうございます。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!