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【662球目】三陽ルールブック

先日、社内で三陽ルールブックの発表がありました。
今日はそのお話です。


三陽ルールブックとは

三陽工業には三陽スタンダードという行動指針があります。

①経営理念・ビジョンは、三陽工業の基本的な信念です。全員がこれを理解 し想いと行動をリンクしていきます。
②私たちはプロフェッショナルとして、お客様や社員を尊敬し、敬意を持っ て接します。
③全ての社員は三陽工業というステージに立っています。1人1人が主役であ り、笑顔と元気を提供していきます。
④三陽工業は、人財育成をしていきます。1人1人の想いを尊重し、その人に 合った道を築いていきます。
⑤当たり前を当たり前と思わず、今ある全ての事に対して感謝の気持ちを持 ち続けます。
⑥シンカ(進化、新化、深化)=真の価値。変化を恐れずシンカを止めな  い。だから私たちはシンキング。
⑦身の安全、心の安全、情報の安全を第一に考え、守ることを徹底します。⑧三陽工業には【失敗】という言葉はありません。常に経験と捉えます。
 無限の可能性を信じ、挑戦していきましょう。
⑨思いやりのある行動の為に相手のことを理解し、同じ目線で物事を考えま す。
⑩真似できない三陽工業の価値を築いていきます。

三陽スタンダード

ホームページにも掲載しているこの三陽スタンダード。
1つ1つを見ていくと、幅が広く少し抽象的な書き方もしています。幅を広げて少し抽象的な書き方にすることによって、受け取る1人1人が各々で考えることができ、自身の行動に落とし込みやすくするという目的があります。

ただ、人数が増えて来ていることもあり、より具体的なものを決めた方が良いのではないかという考えに至り、社員の有志による三陽ルールブック策定プロジェクトがスタートしました。三陽スタンダードをベースにより具体的な思考と行動が記載されたこの三陽ルールブック。自分を成長させたい!という欲求が高い人から、そこまでの欲求が無い人まで、様々な人が生きていく上で、仕事をしていく上でとても大切なことが記載されています。

今日、全てをここで発表する訳にはいきませんが、少しだけ触れていくことで、三陽工業が目指しているものを改めて感じて頂ければ幸いです。

三陽ルールブック①

三陽ルールブックはやったことがないことやってみよう、この言葉で始まります。全てはここからと言っても良いと思います。明石の小さな、本当に小さな会社だった三陽工業が多くの仲間と共に広範囲なエリアでビジネスをするに至っている原点はこれです。

三陽工業はやったことがないことをやらない会社でした。
限られた地域のみで展開していることに対して変なプライドを持っていました。(地域限定の展開は今となっては1つの戦略でもあります)変なプライドというよりはやらない言い訳ですね。特定の顧客に大きく依存している状態も、その取引の深さを持って自分自身を納得させているような状況でした。

今振り返ると思考はとても限定的です。
ただ、今でも胸を張って言えるのは、その限定された思考の中で必死に精一杯やっていた、それだけは胸を張って言えます。任された責任をやりきる、仲間の可能性を見つける、たまに発生する新たなチャンスは全勢力を持って臨み、そしてやり切る。それがあったからこそ、今に繋がっていると考えています。あの小さな規模の時に、何となく手を抜いてやっていたならば、今はこうなっていないと確信をしています。

とはいえ、兵庫県ベスト32くらいのチームが甲子園出場を目標に掲げて、そして、全国制覇とまで言いだすくらいの変化をしている訳ですから、周りの人達は大変な変化を感じたに違いありません。

想い

三陽スタンダードの時もそうでしたが、私は口を出していません。
今回の三陽ルールブックの時も同じです。社員が受け止めていることを形にしてくれる。こんな幸せなことはありません

1人1人のメンバーが幹部の揃っている会議の中で発表してくれました。
そこに至るまでに様々な苦労もあったと思います。日常の業務をやりながらの仕事ですから負荷もかかり、大変な状況の時もあったでしょう。その上で、やりきってくれた。そんな社員を心から誇りに思いますし、これからの三陽工業が進もうとしている道に大きな明かりを照らしてくれていると感じています。

三陽工業は日本の製造現場を元気にする会社です。そして、それを実現するのは、そこで働いている1人1人の思考と行動、そして可能性です。大きな大きな可能性を感じさせてくれた今回のメンバーに心から感謝いたします。そして、大きな拍手でそれを受け入れてくれたみなさんにも。

三陽工業は世の中の当たり前を変えようしています
だからこそ、伝わりにくい部分もあります。ですが、これからも自分を信じて、信じた道を歩んでいきます。

本日もありがとうございました。
明日もよろしくお願いします。

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