見出し画像

【333球目】確変!?ではない

333球目なので、確変!!そんな話を書こうかとも一瞬思いましたが、
今日は大工の源さんでもエヴァンゲリオンでもなく、最近考えていることを書いていこうと思います。

太田工業所のM&A

2022年6月1日、三陽工業は愛知県豊明市にある太田工業所をM&Aして子会社化しています。

それから1ヶ月半が経過しています。

先日、太田工業所の木下社長とお話をしましたが、随分と手ごたえを感じていました。1つの現場の動画を拝見しましたが、そこには大きな魅力が詰まっていました。社長の木下さんと副社長の柏原さんが6月1日から太田工業所に入ってくれています。5月31日までは想像していなかった出来事が太田工業所の社員には起きました。

突然の社長、オーナー交代なので戸惑ったことでしょう。

しかしながら、三陽工業の向かおうとしている場所、それに伴って太田工業所がこれから変わっていくこと、シンカしていくことを少しずつ理解してくれている仲間が増えてきています。木下さん、柏原さんが三陽工業の想いの伝道師になってくれています。

極東ブレインも

2021年12月1日にM&Aをした極東ブレインでも同じことが言えます。

三陽工業から淵上さんと武内さんが極東ブレインに行ってくれていて、その2人が三陽工業の想いの伝道師となってくれています。極東ブレインも6ヶ月以上が経過し、ようやく少しずつではありますが、成果も出始めました。極東ブレインも太田工業所も2023年2月までが三陽工業グループとしての1期目になります。

その時をどんな想いと成果で迎えることができるのか、今から楽しみです。

両社の共通点

この2社の共通点は、M&A当日まで1人の社員もM&Aされることを知らなかったことです。

契約終了後に、発表されています。

それは不安でいっぱいだったでしょう。しかし、その不安を払拭するために、その会社に行った伝道師たちによって1人1人と向き合い、寄り添い、三陽工業の想いを伝えてくれています。三陽工業の想いを伝えて、思考して、行動していく。

そうすると成果が出てきます。

それを伝え続けるのは大変な仕事ですが、それを継続してやり続けてくれています。感謝です。

寄り添うこと

寄り添うこと、とは、目の前の1人の人生を本気で豊かにしたいと考えて行動していくことです。

私自身もそうやってきました。

いま、製造現場の拠点長をやってくれている人達は、時には急に現場異動を指示したことがあります。時には、と書きましたが、いつもやんという声が聞こえてきそうですね。そうです、いつもでしたね(#^.^#)あの職場に行ってくれ、その目的は・・・・・こんな職場が始まるから、その先発隊として頼むわな。こんな仕事をすると聞いているから・・・・・

その根底にあるのは、1人1人に対しての責任感と想いです。

彼らの人生を豊かにする為に、この異動が必要だ。一度その異動を断ってきた人がいます。なんで?と聞くと、自分には荷が重いとのこと。大丈夫、今まであなたの仕事を見て来たけど、そのまま、いつも通りのスタンスでやってくれれば大丈夫だから。そんな形で異動した彼は、今では立派な研磨職人です。

時には、派遣で配属先に、時には構内請負職場に、時には自社工場に。彼らの人生が豊かになったどうかは私が判断することではありませんが、少しは豊かになったかなと考えています。

本気で寄り添う。

それを繰り返して来て、今の三陽工業があります。

寄り添ったものの、うまくいかなかったことも数多くあります。今まで大きな失敗(ではなく経験)が4回あります。その1つ1つが自分の糧であり、次への成長の礎になっています。三陽工業がもっともっと強くて優しい会社になる為に、ブレずにシンカを続けていきます。

本日もありがとうございました。

明日もよろしくお願いします。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!