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【215球目】大学入学共通テスト

先日、大学入学共通テストが行われましたね。

東京大学での事件は驚きました。この大学入学共通テストは、私たちの頃はセンター試験と呼ばれていました。1990年から2020年まではセンター試験という名称で実施され、その前は共通一次という名称でしたので、以前に少し戻った感じがしますね。

今日は、もうだいぶ前の話ですが、私のセンター試験の時を振り返っていこうと思います。

そもそも

中学校の時には自信があった自分の学力は高校に入ると打ちのめされました。

1学年440人いましたが、400番台だった時もあります。入学した時がちょうど半分の220番。それにもショックを受けましたが、そもそも自信がある人達が集まってきている訳ですからそうなりますよね。

そこから野球漬けの毎日で勉強をしてませんでした。そんな状況ですから、野球が終わった3年生の7月にさて勉強するかと思っても、そもそも勉強の仕方が分からないしその習慣がない。まずは、勉強の量を確保するために努力が必要なそんな状況から始まりました。

7月からの約半年間

野球が終わった7月からセンター試験までの約半年間。

この期間はよく勉強したと思います。最もその原動力になったのが、周りの存在です。野球部の同級生も一斉に勉強し始めています。今まで勉強しなかった人達が勉強を始めるのです。これは負けられないと思いましたよね。夏休みの1ヶ月半は結構な量を確保できたと思います。

少し自信を持って臨んだ夏休み最後の模試。

少し自信はあったんですよ、勉強していたので。800点満点で333点という結果でした。そんなに甘くないですよね。当然と言えば当然です。でもそこでへこたれませんでした。そして量を確保できてきたので、そこから質も求めていくようになりました。

途中で

センター試験を受けようとすると、5教科を勉強する必要がありました。

センター試験を捨てて私立へ絞ると3教科になります。1人、また1人と私の周りが3教科へと絞っていきました。ある意味正しい選択です。夏休みが終わった時点で残り4ヶ月。その残された期間を考えると教科を絞るのはある意味正しい選択です。

私は絞りませんでした。

自信があった訳ではありませんが、決めたことをやり通したかった。どこまで伸びるか未知の世界でしたが、そのまま5教科でやり続けました。

冬休み

冬休みの2週間。ここは振り返ると褒めてあげたいくらい勉強してましたね。

寝る→勉強する→ごはん→勉強する→ごはん→勉強する→寝るこの繰り返しです。神戸のルミナリエが始まった年でもあったのですが、その誘惑にも負けずにただひたすら勉強してました。そして、センター試験当日を迎えます。

センター試験

会場は神戸市立外国語大学です。

自信があった訳でもなく、ただただ半年間は頑張ったという想いだけでセンター試験に取り組みました。1日目は英語と数学、2日目に国語、日本史、生物だったと記憶しています。

1日目の試験、英語の試験では緊張感があったのをよく覚えています。とにかく必死に取り組みました。そして、翌日の朝の新聞に回答が載ります。迷いましたが、朝一答え合わせをしてみました。英語も数学も予想以上の出来です。少し自信を持って2日目に入りました。

国語の現代文、吉本ばななのTSUGUMIでした。これは一生忘れないでしょう。数年前にベストセラーになった本です。これが誤算でした。結果、

英語・数学=〇
国語=×
日本史=△
生物=〇

こんな出来でしたね。ただ、全体的には想定以上でしたので、前期試験で神戸商科大学に落ち、後期試験で佐賀大学に合格したので、その春から私の佐賀での生活が始まりました。結論、半年間の努力の成果が出たのかな、そんな感じです。

忘れもしない、333点からのスタート。

今では良い思い出になりました。この時を振り返ってもそうですが、いかにその気になるか。その気になる=合格するという想いを持つからまずは量の確保、そこから質への転化が出来たと思います。

思考と行動

勉強もスポーツも仕事も同じことです。100戦100勝する人はいません。数多くある負けの中から何を学び次に生かしていくのか。三陽スタンダードにもあります。⑧三陽工業には失敗という言葉はありません。全て経験と捉えます。無限の可能性を信じ挑戦していきましょう。

今日も試行錯誤しながら思考と行動を重ねていきます。

本日もありがとうございました。明日もよろしくお願いします。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!