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【81球目】二刀流

すごいですね。大谷翔平さん。

漫画の世界や、ゲームの世界での出来事のような活躍をしています。
この活躍をテレビやネットを通じて現実に見せられると、誰しもが魅了されるのではないか、そんな異次元の活躍ですね。
同じ日本人として誇らしく思います。

この前、テレビを見ていて感じたことを今日は書いていきます。

テレビでの解説

何気なく見ていたNHKだったと思います。

大谷翔平さん特集をしており、その解説に落合博満さんがでていました。
落合さんと言えば、三冠王を取ったことのある打撃の神様みたいな人です。

どんなこと言うのかなと興味深く見ていた時に、大谷翔平さんの打撃の映像を見た後にこう言っていました。

私たちの時代なら絶対に修正されている(打撃フォームを)

それを聞いた時に、色んなことを考えましたし、改めて自身を見つめなおしました。

何を思ったのか

そもそも二刀流をプロ野球でやると言った時に、批判した人は数多くいます。そんな批判を日本ハムという球団は受け止め、大谷さんの可能性にかけたことが今に繋がっている訳です。

いま、誰もが驚く活躍をみせている大谷さんの打撃フォームは、落合さんの時代であれば修正されてしまう

昔、イチローさんも同じようなことがありました。

バットを目一杯長く持って、右足を振り子のように打っていたら、バットを短く持ってゴロを打つように指示をされ、それに従わなかったら一軍でホームランを打った翌日にも関わらず二軍落ちを宣告された。

そんな話を聞いたことがあります。

今の現場に何が必要なのか。

どうしても経験がある人は、その経験を元にして話をしようとしてしまいます。今はこうなんだ、そう言われても納得ができないんです。私の時はこうだったから、そこからでてくる言葉は、とても危険恐ろしささえ感じます。

経験値はとても貴重なものです。

ただし、それはあくまでも参考になるものであり、自身が経験したことと今起きていることが全く同じである確率の方が低いと考えています。

0→100まで思考をしないといけないとするならば、そこに経験値があれば、薄い線がとりあえず50らいまでは伸びているようなイメージです。

その薄い線を濃くすることと、50→100までの道のりはたとえ経験があったとしても、そのまま行きません。新たな思考が必要になります。

経済が右肩上がりで成長、拡大していた時は、その経験と同じことが起きていました。

だから、その経験値が豊富な年齢を重ねた人が役職者としていた訳です。
年功序列は、その時代にとっては合理的な選択でもありました。

しかしながら、今はそうではありませんね。
経験は1つの武器にはなりますが、それが絶対にはなりません

常に正しい思考と行動が必要になります。

二刀流

話をタイトルに戻します。

二刀流せずにバッターかピッチャーのどちらかに専念すべきと批判した人自身の経験のみで話をした訳です。

唯一、彼の所属していた日本ハムという球団は、その可能性を信じていました。元々大谷さんは、高校卒業後に直接アメリカでプレーする意思を表明していましたから、その考えをひっくり返すくらいの特別な提案をしたのだと思います。

その提案の芯になったものが、

大谷翔平さんが数年後にメジャーリーグで二刀流選手として活躍すること

だったとではないかと考えています。

日本での二刀流に批判があった時に、彼らは今起きている現実を信じていた。大谷さんの可能性を信じ切っていた。
だからこそ、日本ハムに入団されたのだと思います。

私たちも今、似たようなことが起きています。

日本の製造現場を元気にする。

本気でそれに取り組んでいる人、そうでない人。
それを信じてくれている人、そうでない人。
そして、それが現実になった時のイメージも、私は常にしています。

批判している人や、信じていない、本気で取り組んでいない人は、その時どうするのでしょうか。

色々な所で学びがあります。

最後に、先週「プロジェクト」で決算賞与の件について書きました。
(⇩こちらの記事を参照)

その日の日報で、反応してくれた社員がいます。

現実にしたい、いや、しよう!!

本日もありがとうございました。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました!