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♯18「自身と会社のミッションを重ね、挑み続けた先に見えたマネジメント職のやりがい」

はじめまして。Sansan株式会社で内定者インターンをしています、中村美心です。新卒採用noteでは、Sansanで活躍する社員の仕事への向き合い方や、内定者インターンの立場でみなさまに届けたいSansanを発信していきます!

今回は21卒の先輩社員にインタビューを行いました!

入社1年目からチームリーダーに抜擢され、2年目からは本格的にマネジメントに向き合っている杉山。一見すると理想のキャリアパスに見えますが、実態は一筋縄ではいかなかったそうです。

今回のインタビューでは、実際に杉山自身にどのような挑戦と葛藤があったのか、そしてリーダーとして大切にしている信念を聞きました。

杉山祐里奈プロフィール
2021年にSansan株式会社に新卒入社。新卒1年目にインサイドセールスのチームリーダーを経験し、新卒2年目から現在までマネジャーとして業務に向き合っている。現在はインサイドセールス全体の生産性の向上やSMB領域責任者として売り上げの最大化に取り組んでいる。

ミッションに重きをおいた就活


ーー学生時代の杉山さんはどんな軸を持って就職活動をしていましたか?

まず、自分自身のミッションである「労働環境による負荷を改善し、働く人の満足度を向上させたい」と、入社を検討する会社が掲げるミッションや目指す方向性が一致しているかどうかを重視しました。

それから、会社のミッションやビジョンが単なる看板として掲げられているだけではなく、提供しているサービスの価値や企業のカルチャーに浸透しているかどうかという軸を持っていました。

ーーそれらの就活軸を持った上で、どんな業界にエントリーしていましたか?

人材業界、IT業界をメインに、外資系、コンサル業界、メーカーなど幅広く業界を見てきました。特に多くのエントリーを行ったのは人材業界です。

ただし、多様な業界や企業を見て、多くの価値観や選択肢を理解した上で選びたいというのが自分の就活スタイルであり、納得感のある選択をするために他の業界を見ずに決めることはできませんでした。

人材業界志望からSansanへ


ーー 最終的に人材業界でなくSansanを選んだ理由を教えてください。

理由は2つあります。

1つ目は影響力の大きさです。 
自分のミッションを実現させるためにどれだけ多くの人に影響を与えるべきかをイメージした時、人対人で働きかけるよりもプロダクトを使って影響範囲を広げて働きかける方が可能性が広がると考えました。そんな時Sansanに出会い、プロダクトの力で多くの人にアプローチできるところに面白みを感じました。

2つ目は「掲げているミッション・ビジョンに基づいた働き方やカルチャーがある」と感じたからです。 どれだけミッションやビジョンが素晴らしくてもそれがただ「あるだけ」では意味がありません。Sansanはミッションである「出会いからイノベーションを生み出す」という世界観のもと「ビジネスインフラになる」というビジョンを本気で実現させようとしています。

例えば、他部門のメンバーとの懇親会費用を補助する社内制度「Know Me」は「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションを掲げるSansanが、本当に人と人の出会いの可能性を信じていないと生まれない制度ですよね。このように会社のミッション・ビジョンがしっかりとひも付いている点は大きかったです。

組織を強くするためのマネジメント


ーー入社後すぐにリーダー職に就くようなキャリアを入社前から思い描いていましたか。

いいえ、全く考えていませんでした。入社当初は同期の中で成績がずっと最下位で、結構苦戦していて。成績が良くないと目先のアポイントメントを取ることに集中してしまい、本来の目的を忘れて行動も小さくなっていました。 そこで改めて入社した理由について思い返し、仕事に対する意識を変える必要があると考えました。

具体的には「より多くの人にプロダクトを届けたい」という思いを持つことで、業務の量も質も変わっていき、だんだんと部の中でもトッププレーヤーになるほどに成長できました。

その時、最下位だった自分が成果を出せた要因をしっかりと言語化し業務に組み込むことができたら、自分の所属するチームで成果を再現できると感じたのです。私の入社理由は、Sansanであれば「労働環境による負荷を改善し、働く人の満足度を向上させたい」をかなえられると感じたことだったため、自分一人で頑張るのではなく、組織を強化する方法を考えないと、そもそもの入社理由を達成できないと気づきました。

その頃から、いかに組織を強くし会社のミッションやビジョンの実現に貢献できるかを考え、取り組み始めました。そうして気がついたら、チームリーダーになっていました。

ーー若手からリーダーに就くことで困難だったことはありますか?

はい、年上のメンバーのマネジメントをすることです。今まで自分自身が年齢で判断されたくないと思っていたにも関わらず、チームのメンバーが全員年上だったため、すごく年齢を意識してしまいました。年齢や社会人歴だけでなく、セールスの経験も豊富なメンバーをマネジメントしていくのは、心理的に負担がありました。

ただ、メンバーに支えてもらったことが、不慣れながらもやりきれた理由だったと、今、思えています。自分がプレーヤー時代にお世話になった先輩がメンバーとなりましたが、チームでの成果を高めるために一丸となってくれました。

他にはリーダーとしてのマネジメント業務と個人業務を両立させることにも難しさを感じ、最初は、個人でも成果を出し続けていなければチームメンバーに物を言ってはならないと思っていました。そんな中、先輩マネジャーへのヒアリングを通して、組織を最大化させる仕組みづくりを行うことがマネジャーの仕事だとマインドセットでき、乗り越えることができました。

ーーマネジメント職のやりがいを教えてください。

自分一人では到底成し遂げられない成果をもたらすことが可能になるのが、マネジメント職のやりがいだと感じます。一人で営業目標を2倍3倍と達成していくこと自体はもちろんすごいことですが、先述した私のミッションのとおり、周りの5人がどう1.5倍ずつになってくかという部分に興味があります。正解が一つではないマネジメント業務に自分が関わったことによって、チーム力や個人のマインドがポジティブに変わっていく瞬間を間近で見ると、この仕事を続けていて良かったと強く感じます。


ーー業務に夢中になれるモチベーションの源泉を教えてください。

「自分で決めたこと」というのが大きいです。今の時代、起業やフリーランスといったさまざまな選択肢がある中で会社に属すると決めたこと、その数ある会社の中から、Sansanを選択したこと、これら全部を自分が決めたんです。

マネジメント業務と同じく、キャリアという正解がないものの中で、自分で決めたことをいかに正解にできるかが重要だと考えています。ある意味自己中心的で自分を納得させたいという思いがありますが、「自分でした決断を正解にしてくんだ」というのがモチベーションの源泉です。

ーー今後どのようなことに挑戦したいと考えていますか?

自分の影響範囲を広げていくことに挑戦し続けたいです。それはマネジメントできる範囲を広げることなのかも知れません。1年目でチームリーダーになり、2年目でマネジャーと挑戦の機会を与えられたからこそ、成長できたことが多くあります。

自分が最速で影響範囲を広げ続けられれば、それをマイルストーンにして、新卒が次々と「杉山よりももっと大きい成果を生み出そう」と成長していきます。若手が活躍していくことが組織の成長につながりますし、言い換えれば、自分自身が働くうえで実現したいことがかなっていくのと同義であるので、これがSansanで私が出せるバリューなのかもしれません。

ーー最後に就活生に一言お願いします。

道を決めるのも自分で、その決めた道を正解にしていくのも自分しかいません。だから、いろんな企業に触れて、その過程で自分の価値観を知ったり理解したりしながら企業判断をしていってください。

最後に残った企業はきっとどれも良い企業で、そこには正解、不正解はないと思うので、最後は「決断する強さと決断したことを正解にしていくんだ」という気概を持って臨んでください!


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