#7「会社選びの軸は"独自性と貢献性"」大槻千智 Sansan Interview Note
こんにちは。Note編集部の沖井です。
今回は、2018年入社で現在マーケティング部に所属する大槻千智さんにインタビューをしました。
「他の企業ではできない経験をしたい」「潜在的なニーズにアプローチしたい」
と考え、Sansanに入社を決断し、5年間マーケティング活動に徹しています。
普段は仕事をテキパキこなし、クールな印象をもつ千智さん。今回の取材を通じて、その裏に秘めた熱い思いを感じることができました。
ぜひご一読ください。
「独自性があるプロダクト」と「社会」をつなぐ仕事をしたい
ーー大学生3年生の時はどのように過ごしていましたか?
学業や就職活動に加え、マーケティングの実務経験を積むために、大学3年生の春頃からインターネット広告代理店で長期インターンをしていました。
ーー長期インターンをしながら学業と就職活動…。多忙な日々を過ごされていたのですね。
そうですね。
就活に関しては、春頃から自己分析や業界・企業分析を始め、夏頃から気になった企業のサマーインターンや説明会などに参加していました。
ーーどういった企業を主に見てましたか?
新卒からマーケティングの仕事をしたかったこともあり、ベンチャー企業を中心に見ていました。
ーー学生の頃からマーケティングに惹かれていたのですね。
大学の講義でマーケティングを学んでいたのですが、そこで潜在的なニーズに対してアプローチすることに面白みを感じたのがきっかけです。
サービスの価値が伝わっていないことで、課題の解決方法に困っている人は多くいると思います。そこで、その間を介在するような仕事をしたいと思っていました。
ーー会社選びで他に大切にしていたポイントはありましたか。
会社が展開しているサービスや事業の「独自性」です。
すでに知れ渡っているサービスではなく、潜在的なニーズがあるサービスを世に広める仕事がしたいと思っていました。
新しい働き方を作る面白さに惹かれ入社を決意
ーーSansanを知ったきっかけを教えてください。
逆求人型サービスでオファーをいただいて知りました。
ーーどのような印象を持ちましたか?
名刺管理をするサービスを提供していると聞いて、学生だったこともあり最初はビビッとは来なかったですね。
しかし、就活時、企業の独自性を見ていたので、まだ世にない新しい働き方を作るユニークさにはとても惹かれました。特に名刺管理をしたいという思いがあったわけではないんですけど(笑)
それが今では、非効率な働き方をしている人に貢献できている実感があり、すごくやりがいを感じますね。
ーーSansanの選考を受ける前、どのようなことを心がけていましたか。
コーポレートサイトや公式メディア「mimi」などの社員インタビューを読んで企業理解を深めることを徹底していました。
読んでいくうちに、業務や社員のモチベーションといった現場の目線だけでなく、会社のミッションなど経営層の目線も知ることができたので解像度が上がりました。
記事を読んでも汲み取れなかった疑問点については、さまざまなポジションの社員と面談する機会をつくっていただき解消しました。
ーー社員と関わる中で、Sansanの「人」にどんな印象を受けましたか?
Sansanの人は、ただ日々の業務をこなすだけではなく、その先のミッション達成に向けて意識を持っていて、視座が高いなと感じましたね。
就活当時、社長の寺田が「会社というよりもミッションを叶えるためのプロジェクトなんだよね」とおっしゃていて、本当にその通りだなと思いました。
さまざまな立場の社員を率いたチームマネジメント
ーー千智さんは普段どんな仕事をしていますか。
インボイス管理サービス「Bill One」のマーケティング戦略策定やチームの運営をしております。
Bill Oneマーケティング施策の認知、リード獲得、見込み客を顧客にするまで一気通貫で企画/進行管理を行い、Bill Oneマーケティングの成果の最大化に向き合っています。
ーー仕事の中で一番やりがいを感じたのはどんな時ですか?
プロダクトの認知が確実に高まっていて、実際に利用していただくお客さまが増えていることを実感できた時ですね。
例えば、CM放映後に「Bill One」の認知が広まっているという定量的な結果を見たり、展示会で「Bill One」を知っているという声を聞いたり。「Bill Oneがない世界には戻れない」と言っていただいた時は特に嬉しかったです。
このように、「ビジネスインフラになる」というビジョンに向けてすこしずつ近づいている実感を得られたとき、すごくやりがいを感じます。
ーープレーヤーでもあり、チームをリードしている中で、これまで壁にぶつかった経験はありますか。
もちろんあります。
私のチームは、自分より社会人経験が長い方が多く所属しています。
そういった環境の中で自身がどう各施策に介入していくか、メンバーとどうコミュニケーションをとるかはとても悩みました。
ーーそれはどのように乗り越えられたのですか。
どのような立場の人にも自分の意見をしっかり伝えるということですかね。
Bill Oneマーケティングの成果最大化に向き合っている立場だからこそ、俯瞰で見えてくるものもあるので、そういった観点で各チームと連携することが多いです。
実は、新卒1年目の時にもこのような経験がありました。
当時、マーケティング部に配属され、周囲がほとんど中途社員だったんです。
その時、経験豊富な中途社員の意見を鵜呑みにするのではなく、フラットに自分自身の意見を発信することを求められました。
そういったSansanのカルチャーも相まって、社会人歴が浅くてもきちんと自分の意見を持ち、発信すべきだという考えが根付き、乗り越えられたと思います。
ーー最後に、千智さんがSansanライフを送る上で大切にしていることは何ですか。
8つあるValues(行動指針)の1つ「意思と意図をもって判断する」を最も意識して業務にあたっています。
というのも、部門内/外、社内外問わず多くの関係者をつなぐ、ハブのような役割を担っているので、強い意思と明確な意図を常に持って物事を進められるように意識しています。
取材を終えて
大学生の頃に潜在的なニーズを満たすプロダクトを世に広めたいと考え、現在Sansanのプロダクト認知の拡大に真摯に向き合う大槻さん。
その想いを貫き、今では社会人経験が自分よりも長い先輩社員を率いて成果に向き合っています。
どんな環境でもやりたいことをとことんやり抜く意志の強さや、まっすぐな姿勢が素敵だと思いました。
次回はプロダクトマーケティングマネジャーの今宮さんにインタビューです。
お楽しみに。
ちなみに、千智さんは第2回でインタビューをした相馬花音さんと同期であり、頻繁に飲みに行く関係なのだとか…!
おまけ
ーー就活生のみなさんにアドバイスをお願いします。
世の中にある企業や業務を完全に理解していない中で、企業選定することは大変だと思います。
まずは世にはどのような企業があるのか、どのような仕事があるのかを調べ、どれだけ視野を広げられるかが大事だと思います。
そのために、可能な限りたくさんの社会人に会って、リアルな声を元に業界・会社イメージの解像度を上げにいってみてください。
その上で、仕事を通じてどんな人にどんな貢献をしたいのか?など中長期的なwillを考え抜くことが大切です。
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