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チャーミングな別府人♨️湯ったりまったり気分はほっこり

さて,ひとしきり鉄輪温泉への自転車ツアーを経て,一休憩。


チャーミングな混浴


さて,まずね,みて!この別府駅前の手湯!
別府駅前にある温泉が湧き出ていまして,ここは手湯なんですが,,,
ここのチャーミングさ見つかりました?

別府駅前の手湯

小さく控えめに,”混浴”って。

別府は,”チャーミングな温泉街”に決定です。

足湯でもみたことない控えめな混浴♨️
是非まずは手湯を堪能してください。

別府おすすめディナー

友人と夕食までの待ち時間。
ご当地ハイボールを購入。
ゆるゆると気持ちのいい風を感じながらのまったりのんびり。
かぼすハイボール。甘くなくて美味しい!
このハイボールほんとに好きで東京でも売ってないのかな?と思うほどです。

大分県産かぼすハイボール

夕涼みに心地の良い風を受けながら,
友人の今回のおすすめでやってきたのは,縁側さん。

ここの名物は,マグロのスペアリブらしく,事前予約をしないと食べることができないというほどの貴重メニューとのこと!
想像以上に大きいので食べ応え抜群すぎます。

マグロスペアリブ

お刺身も地のもので大満足。即完食。

大分県でお刺身


赤提灯と謎ソースとお姉さん

ひとしきり堪能したあと,少しばかり中心地を外れたところまで散歩。

2件目。ど渋い赤提灯のお店へ。
9丁目の8丁目。ううーん,,,どっちだ!?とツッコミどころ満載なところがまた好き。

まあまあお腹はいっぱいだったので,おでんとか,ぎょうさを友人たちは頼み出したのですが,お姉さんがおもむろにテーブルに置いたビンがありました。

「これはなんですか?」

と聞くと,「それね,なんでもかけると美味しくなるから使ってみて。」


謎な激ウマソース


言われるがままに,適当にかけてみたら,

「はい!?」というほど驚くほどの美味しさが口中に広がるではありませんか!

「お姉さん,これ驚くほど美味しいんだけど,なに!?」

と,感動しながら伺うと,

「でしょ?実は,私も知らないのよ。」

と。え!?。アハハ,お姉さんは笑いながら続けます。

「私もその味が気に入っちゃって〜,どうやって作ってるか知りたすぎてここで働き出したのよ。
でも,ぜーんぜん教えてもらえないの。なんだか50年継ぎ足してるんだって。」

と,笑いながらのご回答。
赤提灯の歴史は,実はまさに職人技と言っても過言ではない,凄腕ご主人のお店だったようです。

そんな貴重な秘伝の味を,いつの日か,日の目を浴びるがごとく,教えてくれることを祈るばかり。

この辺は外国人も結構宿泊者が多いらしく,ふらりとやってくることがあるんだとか。
赤提灯文化に癒されるのは,日本人だけではないのかもしれません。

別府を散歩♨️


別府は散歩レベルで公共浴場がわんさかあります。
朝の散歩がてら温泉場を訪れるのも楽しみの一つ。

永石温泉

別府を散歩していると,多分どこからでも温泉が湧いているので土地の地の気が強いんだと思うのです。
だから元気になれる。

紙屋温泉
また手湯発見♨️

ぷらぷらとタオルと小銭を持ちながら温泉巡りも,またおすすめです。

駅前高等温泉と超難題問題

さて,別府駅前だけでも,本当に温泉が豊かに湧いているのですが,バスを待つ時間でラスト温泉を飾ろうかなと思案。

実は,何度も横を歩いていたのに入っていなかった駅前高等温泉へ決定♨️

駅前高等温泉


このレトロさがたまりません。別府駅前を代表する湯屋として君臨しても過言ではないでしょう。
大正13年に地元の人たちの寄付で作られたとのこと。
地元の人たちの温泉愛と,センスの良さにも感激はひとしおです。

まず,外側に手湯がお出迎え。宿泊可能です。

鉄分の香りがする温泉

ガラリと開けると,奥様がお出迎え。あつ湯とぬる湯にそれぞれ分かれていて,料金も別という初なスタイルです。

今回はぬる湯をチョイスしてみました。

駅前高等温泉 ぬる湯

みて下さい。この黄金の湯を!ひたすらかけ流され続けています。
綺麗でレトロなステンドグラスも眺めながらぼうっとぬる湯を堪能。

さて,着替えて外に出ましたが,あつ湯がどうなっているのか気になりすぎて,奥様に
「中だけちょっとみてきてもいいですか?」と聞くと心よくいいわよ,と。

あつ湯は湯船が2つあり,こちらは意外と熱湯とぬる湯に分かれていたんです。

奥様に,「あれ?あつ湯もぬる湯あるのね。」と伺うと,

「実は,こっちは加水してるの。源泉そのままはぬる湯のほうなの。」とのこと。
なんとも,源泉掛け流しがし好きの心をくすぐる耳寄り情報を教えて頂きました。

「入りたい?。いいわよー。」

多分この状況だと,あつ湯代を支払わずとも入浴させてくれそうな雰囲気。急なVIP感を感じずにはいられません。

しかしながら,すでにぬる湯で出来上がりすぎていたので,お礼をお伝えしてしばし休憩。

「どこからきたの?」と奥様と何気ないトークが始まります。

奥様は会話をしながら,おもむろにスツールを出してきました。

VIP席の登場。

スツール登場させてくれたのは初めてだなあと,これまでの多くの温泉旅での知らない人とのトーク集に,また新たな1ページが刻まれます。

「まあここにお座りなさいよ」という感じだったので,心よく座りながら休憩。

「東京から来たんです。今日最終日で。」

「そうなのね,あ,私来週東京に行くのよ,渋谷に行くの。」

「え!?私,渋谷に住んでますよ。」

と伝えたら,奥方食い気味で,

「え,どこか美味しい店ある?」

と質問が返ってきました。

いやあ,この回答は,多分今年一番となるであろう,

”回答が難しすぎる質問賞”

にノミネート決定です。

砂漠から無くしもの探すくらいのレベルで超難問。
皆さんなら,なんと答えますか?

「うーん,,とてつもない数のお店がありすぎてむずかしすぎますねえ。」

「まあそうよねえ,うちなんて,みてこの人通りでしょ。全然人いないじゃない。渋谷はどのくらいいるの??」

と,また,なんとも言えない質問が。
答えると,奥様を怖がらせてしまうのでは?と思うような回答しか思い浮かびませんが,ここは正直に,,,

「渋谷はここの10倍,いやそういうことでなく,道が人で埋め尽くされていますよ。インバウンドも含めて。」

と正直に答えると,
「そうなの!?私大丈夫かしら!?!?ほら,慣れてないから。。」

大丈夫ですよ,私,,住んでますよ。

と,私と奥様は,この回答とやり取りが正いのかもはやさっぱりわからない会話を繰り広げていきます。

意外と,番台していると,日本中,世界中の人と交流できる楽しさもあるのかなあと。

バスの時間が近くなり,奥様に「ありがとございました。」とVIPスツールから腰を上げると,もう帰っちゃうの?とちょっぴり寂しそうな雰囲気が。

「また来ますね,渋谷も楽しんできて下さい。」

別府はなんだかいいなあーと,ポツリポツリお湯を求めにくる人を見ながら,ただただ湯ったりまったり。気分はほっこり。

次回,また別府を訪れる際には,まずこの高等温泉へ向かって奥様に,

「渋谷どうでした!?」

って感想を聞きにくるのも楽しみだなあと。

そして,また8丁目の9丁目に行って,お姉さんに
「ソースの中身教えてもらえました!?」

って聞きに行くのも,楽しみだなあと。

チャーミングな別府人。と,心と体をどこまでも癒してくれる別府の土地の素晴らしさに感謝!ありがとうございました。また行きます!

お読み頂きありがとうございました!
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次回へ続く!

別府温泉1日目はこちら↓



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