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noterがやるべきマーケティングってなに?をマーケターがわかりやすく解説!

「noteを伸ばしたくて。だからマーケティング勉強したいと思ってるんだよね。」

「でもオススメの本とか色々みてるんだけど、SNSとか広告とか種類があって、何から始めれば良いのかわかんなくて」

「マーケティングって結局何するの?」

今回このnoteでは、こんな疑問を解消していきます。

マーケティングって非常に難しいですよね。
僕も企業のマーケティング担当者になるまでは、マーケティングとは何かが全く分からず、「とりあえずフォロワーを集めれば良いんでしょ?」と思っていました。

でもこれは、ほんの一部のマーケティングに過ぎなかったんですよね。
もっともっとマーケティングは奥深いもので、その効果性も予想以上のものでした。
「もっと早く知ってたらどれだけ楽になったことか」と何度思ったことか分かりません。

マーケティングは、noteの伸ばし方や収益化の仕方、またそれを自動化する方法までを教えてくれます。

今回はその始めとして、マーケティングとは何かを中学生でもわかるレベルで解説をしていきます。
つまり、この記事を読めば、あなたが友だちに「マーケティングっていうのはね!」とドヤ顔で説明することができるようになるということです。

また、今後の自身のnoteアカウントの運用方針の参考にもなるように最後はチェックリストも付いてますので、最後までぜひ読んでください。
そもそもマネタイズの方法もわからないよという人はこの記事がオススメです。


マーケティングとは

自己紹介記事でも軽く触れていますが、「マーケティング」とは、「売上を立てる仕組みをつくること」です。
さらに分かりやすく理解するために、ピータードラッカーは

「マーケティングとは販売を不要にすること」

ピータードラッカー

と言い換えています。

つまり、マーケティング活動でやるべきことは、わざわざこちらから
「買いませんか?」
と積極的に勧誘をしなくても、勝手に売れてしまう状態を作ること
なのです。

❶商品は"作った"だけでは売れない

いくら素晴らしい商品を作ったとしても、人々がその商品を知らなければ作っただけで終わってしまいます
「当たり前じゃん」と思うかもしれませんが、有料記事を作ったり副業を始めたりすると、ここの罠に引っ掛かる人がとても多いです。

「売れないです」と相談を受け、蓋を開いてみるとマーケティング活動をしていない。
つまり、作っただけになっている人が非常に多いんですね。

商品を知らないのに、なぜ人々は購入できるのでしょうか。
人々に知らせる必要があります。
これをマーケティング用語では、「認知」と言います。

認知を取るためにやるべきこと

認知を得るためにnoterがやるべきマーケティング活動を簡潔にまとめると、以下の通りです:

  1. 目標の明確化:まず、誰に対して何の認知を得たいのかをはっきりさせましょう。ターゲットを特定し、そのニーズや関心に合わせたメッセージを設計することが重要です。

  2. 記事を書く:有料の商品だけでなく、無料の記事等で自分を知ってもらう機会を増やしましょう。

  3. いいねやコメント:いいねやコメントをすることにより、自分のアカウントが表示される機会を増やしましょう。

  4. 別のSNS:別のSNSを解説することにより、自分のことを知ってもらえる場所を増やしましょう。オススメはX(旧Twitter)です。

  5. 定期的な更新とコミュニケーション:一度のキャンペーンや投稿だけではなく、定期的にコンテンツを更新し、フォロワーや顧客とのコミュニケーションを維持することが大切です。

これらのポイントを意識しながら、効果的な認知の施策を考えていきましょう。
また別の記事でラクな認知施策を詳細に紹介するので、フォローしてお待ちください。

ただし、認知を取るだけで満足しないでください。
「作っただけ」を脱しても次の罠が待っているからです。

❷商品を"知っただけ"では買わない。

さて、商品の認知を増やしたら勝手に売れるようになるのでしょうか。
当然ですが、そんなことはありません。(よほど良い商品であれば別ですが)

「知ってもらうだけ」で商品が売れるのであれば、企業は広告を打つだけで儲かってしまいますが、実態はそうなっていませんよね。

つまり、商品を知らせるだけではダメで、他にやることがあるんですね。

何をやるべきなのか。
それを考えるためのヒントは、あなたの中に隠されています。
あなたが買ったものと買わなかったものの明確な違いはなんでしょうか?

それは、「欲しい」と思ったかどうかです。
あなたの中でいつの間にか、「知っている」という状態から「欲しい!」「買いたい!」という状態に変化したから購入をしているはずです。

その商品との体験の中で「なぜその状態に変化したのか」を考えてみてください。

  • 車であれば、カーディーラと断続的な付き合いをして信頼できたからかもしれないし、

  • 家電であればその製品の強みが自身の生活の中で感じていた課題とマッチしていたかもしれないし、

  • 有料記事であれば、尊敬する人が自身が解決したい問題について解決策を書いていたからかもしれない

このように、商品を知らせるだけでなく、お客様との継続的なコミュニケーションの中で「欲しい!」「買いたい!」という状態に変化させなければいけません。

このコミュニケーション戦略のことを、マーケティングでは「教育」と言います。

教育をするためにやるべきこと

商品を購入したいと思わせるようにお客様を教育するためには、戦略的かつ段階的なアプローチが必要です。
以下に簡潔なステップを紹介します。

  1. 共感を得る:人々は共感できる人から商品を購入します。あなたのターゲットが感じている課題や問題に関して共感できる記事を投稿しましょう。

  2. フォロワーやファン集める:フォロワーは共感を得られた数です。その数が増えていくことは将来的にマネタイズできる可能性が高まります。フォロバ狙いのフォローは共感ではないので、あなたの価値提供によってフォローを集めましょう。

  3. LINEを開設する:LINEの登録はフォローよりも促すことが難しいと言われています。そのため、フォロワーが増えることよりもLINEの登録者数の方が重要と言えます。

  4. 価値提供:何よりも重要なのが価値提供です。共感の先にある強い信頼を得るためには、まずはあなたからギブをしなければいけません。特典を配布したり、面白い記事を書いたりして、価値を提供していきましょう。

  5. 回遊を促す:あなたの記事をたくさん読んでもらうことによって、ファンになってもらえる確率は高まります。そのため、記事の中で記事を紹介するなど、別記事への遷移を促し、最終的に有料記事に繋げましょう。

このようなアプローチにより、商品の価値を効果的に伝え、消費者に購入意欲を持たせることができるでしょう。

この記事で最強の教育方法を、詳細に説明しています。

ただし、教育するだけで満足しないでください。
次が最後の罠になります。

❸商品を"欲しいだけ"では買わない。

あなたには、欲しいけど買ってない商品はありますか?
恐らくいっぱいあるのではないでしょうか。

僕にもたくさんあります。
車だってたくさん買いたいし、ギターだってレスポールが欲しいし、犬も家族になりたい。
でも買ってない。その欲求を満たそうとしていない。

その理由は、"今"満たさなくてもいいから、"今"買わなくていいからです。

ヒトは、怠け者です。
なるべく努力をせず今までの人生と同じ人生を送ろうと無意識的に考えています。

ヒトは、臆病者です。
なるべくキケンではない安全な道を選択しようと無意識的に考えています。

だから行動をしません。だから買いません。

買いに行くのがめんどくさいから今度でいいや。
買って損したくない。
努力できなかったらもったいないかもしれない。
本当に価値のある内容が書いてるのかわからないから不安。
お金が貯まったら買おう。

今買わない人の理由例

こんな怠け者で臆病者な、行動したがらないお客様に対して、「今やりなさい!」と促さないといけません。

このように、商品を「欲しい!」「買いたい!」という状態に変化させるだけでなく、「"今"買います!」と行動を促す必要があるということです。
このアプローチのことを、マーケティングでは「販売」と言います。

販売をするためにやるべきこと

ランディングページ(LP)を用いて「今すぐにでも購入したい」と思わせるためには、顧客の心理を理解し、論理的な説得と感情的な訴えの両方を巧みに組み合わせることが重要です。以下に、効果的なランディングページを設計するための主要なポイントを挙げます。

  1. 販売ページを作る:まずは商品の販売ページ(LP/有料記事ページ)を作りましょう。買える場所をがなければ、人々は商品を買えません。

  2. 限定性の提示:「数量限定」「期間限定のオファー」など、供給の限定性を提示することで緊急感を与え、即決を促しましょう。

  3. 社会的証明の活用:顧客の声(レビュー、評価)、事例、エンドースメントなどを展示して、他の人々が製品を信頼し、満足している様子を示しましょう。

  4. 感情的アピール:ストーリーテリングやビジュアルコンテンツ(魅力的な画像、動画)を使用して、感情に訴えかけるのも有効です。商品が解決する問題や、顧客の人生をどのように変えるかを感情的な視点から描写しましょう。

  5. 安全性と保証の提供:QA等で不安を解消することで、顧客が安心して購入決断を下すことができるようにしましょう。

noterにとっては、有料記事ページのリード文を一番工夫する点になります。
しっかりと、無料部分で今買う理由を明確にしましょう。
別の記事でリード文に関して詳細に紹介するので、フォローしてお待ちください。

「マーケティングとは?」まとめ10

このように、マーケティング活動で主にやるべきことは顧客の商品に対する
感情を「知ってる!」「買いたい!」「今買いたい!」という状態に変化させることなのです。

以下、まとめです!
せっかく覚えて忘れるのはもったいないので、この記事は何度も読んで復習してください!

  1. noteを伸ばすためには、マーケティングは必須である。

  2. マーケティングを学べば、売上の最大化できる。

  3. マーケティングは売上の仕組みづくりである。

  4. マーケティング活動は、「認知」、「教育」、「販売」に分けられる

  5. 「認知」とは、人々に知ってもらうことである。

  6. 商品を知らなければ人々は買えない。

  7. 「教育」とは、人々に欲しいと思ってもらうことである。

  8. 商品を知るだけでは買わない。

  9. 「販売」とは、"今"を訴求するために行う

  10. 商品を買いたいと思ってても買わない。

こういった観点でとあるnoterの辛口レビューを行った記事はこちらです。

【noterのための】マーケティングチェックリスト

以下に、noterのためにマーケティングチェックリストを掲載します。
自身ができているか、確かめてみてください。

▼全般

  • ☑️ マーケティングの基本概念を理解できているか

  • ☑️マーケティング目標をたてられているか

  • ☑️ 継続的な学習とマーケティングスキルの向上を図っているか

▼認知

  • ☑️ ターゲットを特定できているか

  • ☑️ ターゲットに適した内容の記事を定期的に投稿できているか

  • ☑️ 各種SNSを利用してnoteに留まらず認知を拡大できているか

  • ☑️ いいねやコメントを通じて、プロフィールへの訪問を促せているか

  • ☑️ 定期的な更新とコミュニケーションを通じて、関係性を維持できているか

▼教育

  • ☑️ 共感を呼ぶ内容を提供できているか

  • ☑️ フォロワーの質と量を増やせているか

  • ☑️ 価値あるコンテンツを提供し、フォロワーに真の価値を感じさせられているか

  • ☑️ LINEや他のコミュニケーションツールを活用し、さらなる接点を確保できているか

  • ☑️ 有料コンテンツへの導線を効果的に設計できているか

▼販売

  • ☑️ 商品の販売ページが明確に構築されているか

  • ☑️ 緊急感を誘うための限定性を提示できているか

  • ☑️ 社会的証明を適切に活用し、信頼を構築できているか

  • ☑️ 感情に訴えかけるコンテンツで効果的にアピールできているか

  • ☑️ 顧客の不安を取り除くための安全性と保証を提供できているか

▼その他

  • ☑️ 読者のフィードバックを通して、コンテンツへ反映できているか

  • ☑️ 新たなマーケティング手法に対して柔軟に対応できているか

  • ☑️ 最新のマーケティングトレンドに敏感であり、適宜学習して適用できているか

これらのチェックリストを活用することで、noteのマーケティング活動がより効果的に行えるようになり、自身のアカウントの成長に繋がると思います。

なぜこの量の記事を無料で配信するのかはこちらを読んでみてください!

まだまだマーケティングに関してお役立ちの記事を書いていくのでフォローして待っていてください。

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