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1/7の『Markezine』を読んで思ったこと。

2019年TVCMを実施したスマホゲームの効果をApp Annieで調べたのだが、調べた20タイトルのざっくりの中央値でみると、
ダウンロード数10~50万増DAU約10万増という感じだった。

もちろん、事前事後のプロモーション状況やGRP量もあるのでバラツキがあるし、全タイトルを調べたわけではないので偏りがあるとは思うが、正直“何億円もかけた結果としては、厳しいなぁ”と言わざるを得ない。

そんな中、オプトの鈴木智之さんが『Markezine』に書かれた記事を読んだ。

ざっくりいうと

デジタル広告により、投資に対し引き起こされた行動(インストールや購買)が可視化され、CPAの最適化ひいては行動の最大化が重要視されるようになったが、マーケティングの目的は喚起された行動が「価値を創造しているか」が重要。経済価値だけでなく社会価値を含めた体験価値の創出により、コモディティから脱却できる。

というお話。

CPAだけで見れば、オンライン広告でもっと安く同じような数値を達成できるかもしれない。でも、マーケティングで本当に追い求めるべきは、ダウンロード数やDAUの増加のその先にある体験価値だ。
CPAだけでマーケティング手法を選択すると、体験価値は置き去りになってしまう。

逆を言うと、ただTVCMをやってもいけない。
CM以外の施策も練りに練って、体験価値を最大化しなければならないのだ。
それをKPIに置き換えると、CPAの最適化ではなく、LTVの最大化なのかな、と思う。

ちなみにCM連動施策ではないけれど、年末「素敵だな」と思ったのが『ジャンプチ ヒーローズ』公式Twitterのこの投稿。こんなことされたら嬉しいよね。0円だし。

体験価値の創出はいつだってできる。頑張ろう。


尚、鈴木智之さんの記事は”次回”があるようです。
きっとこの記事よりもっと”深い”ことをおっしゃるに違いない・・・。楽しみに待とうと思います。

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