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ノートと向き合い、本心に従って。書くことが大好きな美里さんが選んだライターの道
働き方が多様化している時代。
会社員という働き方だけではなく、副業やフリーランスなどで働く人も珍しくなくなってきました。
竹内美里さんもフリーランスとしてさまざまなお仕事をしながら活躍するお一人。
幅広い職種を経験した美里さんがWebライターを目指す理由について
お伺いしました。
自分と向き合い、本心に従って歩む美里さんの想いを知ることで
「心地よい働き方」について考えるきっかけになるでしょう。
社会人として覚えた違和感
ーー美里さんは商社に勤務されていたとのことですが、会社員から現在のフリーランスになったきっかけを教えてください。
将来、安泰そうでネームバリューがある商社に入れればいいなと思い、深く考えずに入社してしまったんです。
素晴らしい会社だったのですが、自分と向き合ったときに、朝から晩までの勤務に疲弊している自分に気づいて......会社員という枠組みに生きづらさを感じましたし、フリーランスという働き方の方が自分に向いているんじゃないかと思ったんです。それで「このままだと後悔するかも」って考えるようになって。
だんだん心と体のバランスが取れなくなり、
会社員として働いていくのは自分には合わないかもっていう風に思い始めて。
そんなとき、フリーランスという働き方があると知って、会社を退職することにしました。
ーーネームバリューもある商社を退職するのは、すごく勇気が必要だったのではないでしょうか。
ずっとスポーツをやってきて鍛えられてきたので、2年で辞めるなんて、とすごく葛藤しました。 辞めるのは「逃げ」なんじゃないかって。
「頑張ってきた自分」を長く続けたからこそ「今の自分」がいるので、辛いことも耐えないと自分じゃないみたいなプライドもあるし、それが邪魔をしていましたね。
今まで何十年も風邪さえ引かないくらい元気に過ごしてきたんですが
精神的に滅入るようになり、
最後は鬱状態になって自分自身に嘘をつけなくなっていました。
そのときに誰に何を思われても「自分の生きたいように生きよう」と思いました。
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自分の心に従って選んだ道
ーー現在はいろいろなお仕事をされているということなんですが、どんなことをされているのですか?
今はベビーシッター、エアコンクリーニング、コンサルティングの仕事をしています。
エアコンクリーニングは自分で作業しに行くときもありますが、不動産と下請けの会社を繋げる仲介の仕事もしています。コンサルではお客様のヒアリングを担当しています。
知人からいろいろなお仕事を紹介してもらっているんですが、新しいことを知るきっかけになるので、本当にありがたいです。
ーー会社員のときと比べて今の働き方はどうですか?
今の働き方はとても気に入っています。私は毎日、出社して拘束されているような感じが向かなかったので、自分でコントロールできる仕事だと心にゆとりをもってできるなって。
ーー「心にゆとりをもつこと」は働くうえでの理想ですよね。
すでに複数のお仕事をされているなかで、美里さんがライターを目指したのは何かきっかけがあったんですか?
将来を考えたときに、結婚や出産などライフスタイルが変わるので
「継続できる仕事かつ好きなこと」をやりたいという気持ちが出てきました。
会社員を辞めた後、少しだけライターの仕事を手伝ったことがあります。
毎日、手帳やノートに自分の想いを書いていて、文字を書くことが好きなので、
好きなことが仕事にできてずっと継続できるというところで、すごくバランスがいいお仕事だなと改めて思って。
ーーいろいろなお仕事を経験した美里さんだからこそ気づけることですよね!
いろいろな仕事を経験したからこそ、自分は好きなことじゃないと続けていけない性格だとわかりました。苦しい思いもしましたが、今までの経験は無駄ではなかったと思えています。
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人の心を動かす「言葉」を仕事に
ーー美里さんにとって ライターの魅力はどんなところにありますか?
人と人の「言葉」が心を動かすというところがAIには出せない部分なので
そこが一番魅力ですね。
ちょっとした言葉選びや文脈の差で人の心を動かすことができるライターという仕事はすごく魅力的だと思うし、自分自身も言葉を巧みに操ることができる人に惹かれます。
言葉というのは、どんな業種でも「核」になるなって思っています。
コンサルでもクリーニングの仕事でも言葉で伝えて、言葉を受け取っているし、
ライターという仕事は、「核」だと考えている言葉をダイレクトに使う仕事なので、魅力に溢れていますね。
「書くこと」は心の支え
ーーポートフォリオに「小学2年生からはじめたバスケットボールについて、15年間毎日ノートを記録していた」とありますが、継続する秘訣はありますか?
「なぜそれをするのか」という目的が自分のなかで明確になっていることが重要だと思います。 バスケットボールをしていたときは、「勝つために毎日記録する」という目的が明確でした。
目的が明確だと苦しむことなく継続でき、練習内容や反省などを記録して積み重ねていたら、自然と習慣化しました。
ーー美里さんのなかで、「ノートに書く」ことで、試合で勝つために活かされたことはありましたか?
スキル向上という面で書いてよかったというのはもちろんですが
それ以上に書くことで自分に自信をつけることができました。
これだけ書いてきたんだし、これだけ時間を使って向き合ってきたんだから大丈夫!と思えて、自分の心を支えてくれたなと思います。
ーー普段「書くことで自分の心を整理している」とのことですが、普段はどのように書かれているんですか?
手帳やノートに思うがままに書いています。絶対誰にも見せない、嫌なことでも思ったことをなんでも書く!と思ってとにかく書いています。
モヤモヤするときは必ず書いていますし、気づいたら無意識レベルで書くようになりました。
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プラスのきっかけを与える人に
ーー今後はライターとしてどんな分野で貢献していきたいですか。
スポーツ関連です!
プレイヤーとしての経験を活かして、スポーツで結果を出すために親と子の関わり方や先生との関わり方など、スポーツ教育について書いてみたいです。
他にも転職やキャリアチェンジに関する記事も自分の経験を活かせるかなと思っています。
自分も退職するときにネット記事から情報収集をしていたので、今度は私が還元したいなって思いますね。
ーーバスケットボールでの経験や転職など美里さんの経験がライターとしてたくさんの人に伝えられそうですね!
最後に、今後はどのようなライターを目指していきたいですか?
言葉から影響を受けて自分の人生も変わってきたように、自分自身も誰かにとってプラスのきっかけになれるような記事を書けるライターになりたいです。
読んだ方が知らなかったことや関心がなかったことにも興味を持ってもらえるような記事を書けるライターになれたら嬉しいです。
どんなときでも「書く」ことで自分の気持ちに向き合い、本音を大切にされてきた美里さん。
小さい頃から書くことの大切さを知っていた美里さんだからこそ、言葉を使うことの重みや情熱を感じました。
美里さんの書く記事が多くの人の心に響くことでしょう。
そんな美里さんのnoteはこちら↓
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