DC。January 20, 2020
こんにちは!3度のメシより撮影が好きなサノ☆ユタカです。
撮影でワシントンDCに来てるっす。実はサノ☆DCはじめてっす。
とりあえず、LIME飛ばしてホワイトハウスに挨拶して来たっす。トランプちゃん、もうそろそろ辞めてもらいたいよな。
DCはスミソニアンをはじめとして市内の美術館、博物館は全て入場無料っす。撮影準備の合間にハーシュホーン博物館で展示中のJulian RosefeldのMANIFESTOという作品を初めて見たんだけど本当にびっくらぶっこいて鳥肌がたったす。
これ説明するのが難しいけどケイト・ブランシェットが12人の違う人物を演じた12本の短編映像が一つの会場で同時に上映されていてケイトの演じる人物は教師だったりニュースキャスターだったり浮浪者だったりそれぞれ10分くらいの長さの全く違うテーマの映像が上映中に突然ある1分間くらいだけ全てシンクロして12人のケイトがとり憑かれたようにある同じメッセージを発する。
会場にいるとその時の音の共鳴にまず驚いて周りを見回すと他の映像のいろんなケイトが全て同じことを喋ってるのに気づく。もちろんそれに気がつかないでスルーして会場を出ちゃう人もいるんだけどこの瞬間に会場にいた観客のざわめきが半端ないっす。
映像系の現代美術の展示って死ぬほど退屈なのが多くてだいたい最後まで観られないよね。音も絵も舐めてんのかってレベルでクオリティ低くてあげくに最後はアーティスト本人が脱いでるだけとか。
でも、MANIFESTOは1本1本のクオリティがすごくて役者はもちろん、ロケ地とか衣装とかカメラワークとかそれぞれがハリウッド映画レベル。なんでこんなにお金かけられるんだろうって不思議っす。
2015年のオーストラリアをはじめに世界で展示されてきたらしいからぜひ日本でもやってほしいっす。
ちなみにハーシュホーン博物館の1階のロビーには杉本博司パイセンの作ったいい感じにワイルドなテーブルが無造作にあって普通にみんなが使っているっす。
DCでヤバかったレコード屋はJoe's redord paradice。
DCのセンターから北に車で20分くらいの所の1階が銀行の普通のビルの地下に入ると超広いフロアにレアなレコードが半端ない量あっておじさん大興奮っす。
DC、撮影で来なきゃ正直あんまり興味なかった街ですが合格点のみそラーメン屋もあるしショートトリップなら楽しい場所っす。まじで。
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