見出し画像

「エッセイ」私の真面目な偏見の話

先日、私は某がんセンターへお見舞いに行った。
そう、「お見舞い」なんである。

すると数年前に来た時は平地だけだった駐車場が、三階建ての立派な立体駐車場に変わっていた。
私は一緒に行った叔父(ちょっとイケオジ)に
「凄い変化だね〜」
と驚きの声を上げた。叔父は
「それだけガン患者も増えたからね」
と冷静に分析している。
そうか、以前は4人に1人と言われたガンが、現在では2人に1人はかかると言われている。
需要と供給なんだな…と思った。


さて、ここからは私の真面目な偏見の話し(変な日本語だな)いや、私は真面目、大真面目である(苦笑)
かなり微妙なところまでツッコんでるので、病気の話しが苦手な方はスルーしてね。

数十年前はガンは不治の病とされていた。現在では人類の弛みない医学への研究の結果として、かなり完全治癒する病気になってきた。
そのいい例が、本人への告知ではないだろうか。
数十年前は、先ず医師と患者の家族が本人へ告知するかどうかの段階から病気との闘いが始まったと思う。
それは当時は「ガンが治らない病気」だったからだ。治らないものを本人に告げるのは残酷だ。 
現在では医師と患者本人とがコミュニケーションをとって「ガン細胞」をやっつけようと前向きな取り組みで闘病する。これが本来の医学の在り方だと私は思う。

何故なら
「病は気から」
という言葉を私は信じているから。

「気」ではないかもしれない。「脳」による力を信じている。脳は当たり前だが人間の身体の一部だ。そして、まだまだ未知なる医学の分野ではないかと思う。「第六感」という言葉が存在するように「脳」からの指令が、どのようなパワーを生み出すのか、まだ解明されていない部分が多いと思う。

現在では嫌われている「気力」や「精神力」という言葉が私は好きだ。
私の主人は「脳」を病んで亡くなったが、主人の母は良く言っていた。
「この子に意識があれば、病気と全力で闘えるのに」
と……
どうか今、病気と闘っている皆さん、自分の「脳」からの力を信じて欲しい。変な新興宗教のようなことを言っているのではない。

実際に私の父も「来年の桜は見られない」と余命宣告をされてから、早数十年。何度もの手術を経たおかげで足りない臓器は沢山あるが元気でピンピン生きている。
これが生粋の「女好き」である(笑)
次に私の友人の中ではNO1だと思う美女を射止めた建設会社のS社長(不倫である)、こちらも末期ガンと言われてから十数年見事な生き残りを果たしている。本人曰く
「女が好きで好きで…」なのである。

え〜、それから…

女好きなヤツの話は、このくらいで割愛しておこう(笑)他の記事のネタが無くなる(苦笑)
ただ一言言いたいのは、この二人の稀に見る「生命力」だ。

私が兄妹のように育った従兄は「骨の癌」の研究をしていた医師だ(現在は開業医)だからガンの種類の事も一応は私も知っているつもりだ。
そのプロが言う。
「最後は我々医者の力じゃない、生命力だな~」
と。

「奇跡」という言葉は、現実に起こったから有る。

私は主人に「奇跡」は起こしてあげられなかったが、主人に「意識」があったら…と本当に思う。
家のダーちゃんも「女好き」いや人間が大好きだったからね。

さて、で
お見舞いの話し(今更かい!)これは私の身内もいいところ、実母の内縁の夫である。この人ね、良い人なんだけど…サラッと言うね。聞き流してね(笑)
主人が倒れたばかりの時に起きた東日本大震災の時に私は実母の所に避難していたんだよね。
(ボロマンションが六階で節電対策の為にエレベーターが止まっていたから)
んで、こいつに襲われた(笑)
「好きだったんだ、昔から」
と…
もちろん、逃げきって未遂だ。おまけに私は実母の亡くなった旦那にも存命中襲われた過去を持つ(笑)あ、これも逃げきった。

かなり泣いて辛かったけど昔の話しだ。

私が素性を隠してnoteを書いているのには、そんな実母には一生言えない秘密がある事も起因している。

何を言いたかって言うとそんな訳で
実母の内縁の夫も「生きのびる」なって事(笑)
事実、手術も成功して明日、退院する。


結局、私は「女好き」は生命力が強いって言いたかったの?!自分でも良く分からない(笑)
私の真面目な偏見の話しを最後まで読んでくれて、ありがとうm(__)m





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?