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種を蒔き、小さな芽をかわいがっていこう。

じゃあ、わたしのやりたいことってなんだろう。。。

この問いに初めてぶつかったのは、小学校から中学校へ、中学校から高校へ、高校から大学へとなんの疑問もなく進学してきて、いざ就職が目前に迫ったとき。初めての算数の授業で一筆書きの「8」が書けなかったわたしは、小学1年生にして高校進学時には文系に進もうと固く決意していたし、小学校時代と中学校の特別支援学級に愛着をもっていたわたしは、迷いなく大学を選択した。「旧帝大を目指せばいい」なんていう周りの助言も無視して、あっさりと東北の地方国立大学へ進学した。

でも、大学で勉強をしていくうちに自分のやりたかったことがどんどん分からなくなっていって、とりあえず幼稚園の卒園文集に載せた「ようちえんのせんせいになりたい」と中学の時に思った「障害があっても、年相応の一人の人間として周りと生きていきたい」を足して2で割ったような勉強をするために、これまた関西の地方国立大学の大学院へと進学した。「やりたいこと」が見つからないからとりあえず2年間の猶予が欲しかったのもまた事実。

文献を読み進めて、フィールドに出て、講義に出て、新しいことを吸収していくことは好きで。大学院という少数の集団の中でインプットしたことをすぐにアウトプットしていく作業も好きだった。話し合いながら考えて、文章にまとめてフィードバックを受ける。どうもこれは、わたしに合う。ただ、博士課程に進むほどのお金がなかったのと諸々の事情で、とりあえず就職することにした。「好きなこと」はぼんやりと見えてきたけれど、結局ぶつかるのは、この問いで。

じゃあ、わたしのやりたいことってなんだろう。。。

「好きを仕事にする」なんて言葉を何度か目にしたことはあったけれど、それってなんなんだろう……と思っていた社会人2年目も終わりに近づく一昨日、 #旅とフェス の中でルイス前田さんと伊佐知美さんがこんなことを仰っていた。

好きを発信していくことが、誰かに得意を見つけてもらうことにつながる。

今回登壇されたルイスさんも、伊佐さんも、日々の発信を意識しているとのこと。そして、この1つ前に登壇されたぽんずさんも、ルイスさんと伊佐さんの話を聞いてnoteのまいにち更新を続けたとのこと。

「すごいなぁ」と思っている人たちのそのすごさは努力の賜物で。わたしも「じゃあ、わたしのやりたいことってなんだろう。。。」と立ち止まってばかりいるんじゃなくて、ちゃんと好きの種を蒔き続けていかねばと心がシャキンとなった。

そういえば先日noteのまいにち更新100日を迎えたわたしも

知りたいトークショーに手話通訳がついたり

#旅とフェス で「世界をちょっぴり近くする、手話講座」を企画したりと

(募集は終了しています)


蒔いた種が所々で芽を出しているような気がすることがほんのちょぴっと。その芽がでる場所やタイミングはまだまだまばらだし、小さな小さな芽だけれども、コツコツと種を蒔き続けて、出てきた芽には適度な水と肥料をあげていこう。お二人の話を見ながら、そんなことを思っていた。

素敵な企画をありがとうございました!










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