vol.3:音の世界と音のない世界の混じり合う空間【MYJ✈︎HND】
全ての手続きを終えてカウンターのグランドスタッフさんと目が合う。
彼女が少しはにかみながら「ありがとう」と手話をする。
小さい頃からお世話になっている航空会社が、ここでよかったな、そうほっこりした気持ちでカウンターを後にした。
LCC(格安航空会社)がダメとか大手航空会社が良いとかそういう話ではないけれど。
それでも、今日乗る飛行機の航空会社が、同じ音のない世界に生きる友人が何人も働く会社であるということは心強い。
わたしの音のない世界の友人も、この人たちと手話で会話をすることがあるのだろうか。音のない世界と音の世界の混じり合う空間が、ちょっとずつ、でも着実に広がってきていることは、きっと確か。
こんな旅や日常の端々で世界の混じり合う空間に出会えるのは、わたしたちの特権なのかもしれないと思うと、音のない世界も悪いもんじゃない、よね。
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愛媛旅も最終日。行きは神戸空港を使ったけれど、帰りは松山空港から羽田空港へ。
このゲートを通ると、なんだか背筋がシャキッとするような気がする。
帰りの飛行機は、満席。搭乗に時間がかかったこと、その後のアナウンス等が頻繁に入る可能性があったこともあり、優先搭乗で機内へ。
座席は、通路側。窓から景色が見えたらいいなぁなんて思うこともあるけれど、今回は羽田でサテライトスポットに到着したこともありアナウンスを筆談で受けやすかったから結果オーライ。これも計算されていたことなんだとしたら、本当に凄いよなぁ。。。
サテライトスポットから到着口まではバス移動だったこともあり、青空をバックに佇む機体をパシャりしてきました。
そんなこんなで、無事に羽田空港へ到着。お家までは、バスでのらりくらりと。重い荷物を抱えての電車移動は、疲れちゃうからね。
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