自律神経が乱れる原因 と 関わる病気について
こんにちは!
サンコー薬局羅漢店の岡本です。
先月、「自律神経ってなに?(クリック)」というお話を致しました。
今回は 自律神経が乱れる原因と自律神経が関わる病気について お話します。
◇自律神経が乱れる原因◇
仕事や人間関係などの精神的ストレスや、病気や疲労、痛みといった身体的ストレスを受け続けることで、交感神経と副交感神経のバランスが乱れてしまいます。
また、夜更かしなどの不規則な生活、偏った食事や過度のアルコール、運動不足も自律神経を乱す原因になります。
10~20代の若いころは、自律神経の働きも活発ですが、
加齢とともに機能が衰え、男性ではおおよそ30代半ばから機能低下に伴い、体力や筋力の衰えが目立ち始めます。
女性は
40代以降に起こるホルモンバランスの乱れに合わせて自律神経の機能も低下し、のぼせやめまい、動悸、イライラといった更年期特有の症状が現れやすくなります。
◇自律神経が乱れると?
自律神経が乱れると、全身の血流が悪くなり、内臓機能や免疫機能が低下、その結果身体に様々な問題が起こります。さらに、糖尿病や高血圧などの生活習慣や、脳梗塞や心筋梗塞といった命の危険にかかわる病気に繋がることもあります。
◇自律神経が関わる病気◇
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①自律神経失調症
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過労やストレス、ホルモンバランスなどの乱れが引き金となって起こる様々な不調の総称。症状は人によって異なり、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、動悸、痺れ、胃痛、便秘下痢、倦怠感、冷えのぼせ、イライラ、不安、不眠など、多岐にわたります。
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②神経性胃炎
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ストレスによって自律神経のバランスが乱れて起こる胃炎です。胃酸が過剰に分泌され、気分がふさぐ、喉がつかえる、胸やけがする、胃が痛むなどの症状を引き起こします。
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③過敏性腸症候群
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ストレスや自律神経の乱れによって腸の蠕動運動に異常が起こり、腹痛を伴う慢性的な下痢や便秘を引き起こします。症状は人によって異なり、原因がはっきりわからないことも多い病気です。
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④メニエール病
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ぐるぐると目が回るような回転性のめまいと耳鳴り、難聴を繰り返します。
通常、耳鳴り、難聴は片側だけに起こります。強い吐き気や嘔吐を伴い、再発しやすい病気です。主な原因はストレスや疲労で、内耳にリンパ液が過剰にたまることで起こります。
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⑤過換気症候群
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ストレスや緊張により突然浅く
速い呼吸を繰り返します。血中の二酸化炭素濃度が減少することで手足のしびれや筋肉のけいれんを生じます。若い女性に多いのも特徴です。
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⑥起立性調節障害
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自律神経の働きが低下し、立ち上がったときに脳への血流が低下することで起こる病気です。朝なかなか起きられず、起きても倦怠感や食欲不振、頭痛、立ち眩みなどがあり、学校に行けない、というお子さんが沢山おいでます。夜になると元気になるため、怠け病や気持ちの問題と勘違いされることも多いため、それによる2次被害にも注意が必要です。
次回は、自律神経の働きを整える方法について、お話していきます。
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