第9回 妊活ブログ「東洋医学でみる妊活って?高温期編」
妊活ブログ 第9回
サンコー薬局 羅漢店の宮崎です。
妊活ブログを連載してきます。
まず第9回は「東洋医学でみる妊活って?高温期編」です。
私のもっとも得意な東洋医学からみる「女性のみかた」です。
私は、東洋医学の見方でも西洋医学と同じように3つの時期にわけて考えております。
それは、低温期―排卵期―高温期―月経期です。
ですから4つにわけて東洋医学的に解説していきます。
※西洋的な解説とは少し違う可能性もあります。ご了承ください。
今回は「高温期」編です。
高温期って東洋医学ではどのようにとらえるのでしょうか?
高温期のトラブルは「気」の問題が中心となることが多いです。もちろん血、水のトラブルもありますが今回は主となっている気について解説します。
気のトラブルは大まかに2種類あって「気虚」「気滞」があります。
「気虚」はいわゆる元気がないことで、卵子に元気がなくなると高温期を10日以上保てないようになることがあります。西洋的には「黄体機能低下」といわれることが多いと思います。
「気滞」は、気が巡らないことです。自分でコントロールできないくらいイライラすることがあったり、逆に落ち込みが激しくなったりすることが良くあります。
このように精神的なトラブルが多いです。
気の巡りに良く使うのが加味逍遥散、香蘇散、四逆散などがあります。
今回もちょっと東洋医学に慣れてない方はわかりにくかったかもしれないです。
次回は月経期についてです。
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