Chapter1:就活やりたくねえ 2020年夏休み

※就活は本気で向き合えば秋からでも十分に間に合うことを承知の上で読んでください。まだ動いていない人を不安にさせる意図は全くないです。

筆者の就活実績はこちら→ https://note.com/sanjo/n/ncab04bcee9ff


こんにちは。三条です。
就職活動の入り口に立ったことがある人なら必ず思うことがあります。

就活やりたくねえ

誰だって就活はやりたくないものです。「# 就活はたのしい」とか抜かしているミ〇ワメライブは頭沸いてます。

しかも、私は編入生です。つい数か月前にようやく入学した大学での勉強や課外活動を犠牲にして就職活動に時間を割くのは苦痛以外の何物でもないです。大学生になってすぐにインターン行かなきゃいけない風潮があったら皆さんも絶対に嫌でしょう(最近はそういう風潮も一部あるらしいですが…)。

さらに、コロナによって留学計画が潰れました。留学して現地調査をしてそれを研究に活かすところまで見据えていたのに留学を潰された。これはえも言われぬ辛さがあります。何せ不可抗力ですから。頭が割れるほど悩みました。


とはいえ、現在の日本では、3年生のうちからインターンにある程度参加して情報収集し、4年生の上半期には就活を終わらせるのが定石となっています(公務員は例外)。このルートから外れると精神的コストが大きいのは明白です。ここを疑い始めたら就活は手こずるでしょう。
幸いなことに、私はこの事実を認識していました。かつて在籍していた中央大学は3年生になったら就活を始めるのが当たり前で、友人との話も就活の話題が多くなるということを先輩から聞いていました。特に印象的な先輩のセリフがあります。

3年生になったら就活で遊べなくなるから2年生までに遊んでおけ。


3年生から学生生活を就活に割くことの是非は置いといて、これらの経験から3年生から就活を始めるのが一般的であることは強く理解していました。という経緯もあり、重い腰を上げて民間企業のインターンに参加することにしました。



しかし、問題がありました。

出遅れた。

就職活動を始める節目の一つに3年生の6月がありますが、私が動き始めたのは試験期間が終わった7月でした。しかしこの頃にはインターンの締め切りを迎えている企業が一定数あり、私は初っ端から落ち込みました(後で考えるとここで落ち込む必要は全くなかった)。その中でも5社くらいインターンの選考に応募し、唯一通過した政策金融公庫のに参加しました。また、選考が無かった物流系コンサルのにも参加しました。

政策金融公庫→簡単なグループワークと会社説明。良くも悪くも典型的な1dayインターン
物流系コンサル→2日間みっちり課題解決型のグループワークをやらされた。参加メンバーが早慶ばかりでビビった。かなりいい経験をした。

そしてなんと、この物流系コンサルから早期選考の案内が来たのです(コンサルは選考がアホみたいに早い)。その時の率直な思いは

よっしゃこれで就活終わらせたろ(慢心)


でした。当時はこれが地獄の始まりだとは知る由も無く……


早期選考はごく一般的なプロセスで、「書類選考→一次面接→二次面接→最終面接」でした。初めて書いた採用選考の書類は通過し、かなりテンションが上がりました。これめっちゃ早く終われるんじゃね、と。

しかし、その期待と野望は一次面接で早くも打ち砕かれます。率直に申し上げると、就活における面接のイロハを何も知らないまま挑んでしまったのです。どれくらいアウトかをお見せしましょう。


Q. お名前と所属、自己PRをお願いします。
A. 東京外国語大学国際社会学部ドイツ語専攻の○○と申します。現在の大学には三年次編入で入りました。(キリッ)


就活をやったことがある人にとっては噴飯ものでしょう。もう今からすれば恥ずかしいお有様です。
事実だけ並べるのはPRじゃないんですよ??????????????
あなたのいいところって何????????
自己PRは自己をPRするんですよ????(環境大臣並感) 

とまあこんな調子で、編入試験の面接が通ったことに味をしめて無対策で突っ込んだわけです。結果は言うまでもなく玉砕。まあ当然です。ところが、就活始めたてだった私はこれで心が折れてしまい、しばらく就活に手を付けられなくなりました。これがまた後の地獄に繋がり、地獄の連鎖を生みます。


Chapter2に続く



超重要なアドバイス:
就活は色々な場面で落とされるので、落とされたことで落ち込むのはほどほどにしましょう。落ち込んでいる間に何もできないとチャンスを逃しまくります。適度に休みつつも必ず動きましょう。

この記事が参加している募集

就活体験記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?