[創作企画]三合連広報部

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[創作企画]三合連広報部

創作企画『三合連の巣喰う世界』の設定集合アカウント 参加希望の方は公式Xより資料のDLをお願いいたします。

記事一覧

【中級者向け解説⑩】三合連日本支社

1.三合連日本支社の歴史三合連日本支社は1949年に設立された。満州引揚民の帰国船に紛れ込んだ三合党会の内通者たちによって設立されたことに端を発した。今日こそ…

【中級者向け解説⑧】「范帝神書」

范帝神書の概要三合連という組織を永遠化する段階において、范帝という象徴的皇帝が即位した。范帝神書はその皇帝の威光と聖名を次世代の三合連の者に教育し、洗脳する目…

【中級者向け解説⑨】三合連四頭

1.四頭とは三合連が范帝という架空の神格を即位させたのち、その架空皇帝の存在を主張し崇拝を行った四人の権力者である。彼らは傭兵隊会議以前に結託し「范帝を擁立す…

【中級者向け解説⑦】部外者に関して

0.目次 1.部外者の定義とは 2.他のどの勢力に転ずる可能性もある 3.唯一最も日常に近く尊いものたち 1.部外者の定義とは 部外者とは三合連の巣喰う世界において…

【中級者向け解説⑥】第三勢力について

0.目次 1.第三勢力の定義 2.三合連の世界における立ち位置とは 3.異教絡みの第三勢力(邪教団、カルト) 1.第三勢力の定義 2.三合連の世界における立ち位置…

【中級者解説向け⑤】敵対分子について

0.目次について 1.敵対分子の定義 2.敵対分子の行動目的 3.現状の敵対分子 1.敵対分子の定義 敵対分子とは三合連が敵とみなした者すべてが該当している。そのた…

【中級者向け解説④】三合連(組織構造)

0.目次 1.三合連の基本的組織構造 2.最高法規「范帝と玉簾部」 3.皇帝の代行者「三合連四頭」 4.下部組織 1.三合連の基本的組織構造 三合連の組織構造の中核…

【中級者向け解説②】異教の神性体(神格、大神、央神など)

0.目次 1.神性体とは 2.神格、大神、央神とは 1.神性体とは 三合連においては異教という概念が重要となってくる。その異教において関連項目に「神性体」が登場する。 神…

【中級者向け解説③】三合連(歴史)について

0.目次 1.三合連の歴史(三合党会~傭兵隊発足) 2.三合党会の密約 3.傭兵隊会議と范帝の即位 4.帝政三合連の時代(三合党会の内部分裂と三合連の完成) 5.21…

【中級者向け解説①】異教について

0.目次 1.異教という概念について 2.異教の原理とはとのようなものか 3.三合連の世界に生きる人間の異教への関わり方 4.果ての異教者(異教死)とは 1.異教という概念につ…

[初心者解説①]当企画の世界観

0.目次 1.はじめに 2.歴史との差異について 3.異教 4.三合連という組織について 5.四大派閥について 1.はじめに 本記事はTRPG創作企画「三合連の巣喰う世界」の初心者向…

【中級者向け解説⑩】三合連日本支社


1.三合連日本支社の歴史三合連日本支社は1949年に設立された。満州引揚民の帰国船に紛れ込んだ三合党会の内通者たちによって設立されたことに端を発した。今日こそ三合連四頭に数えられるこの組織は最初は極東の下部組織であり、重要な役割を持っていたわけではない。彼らが重要なポストに就いた契機に三合連日本支社が再軍備論者と呼ばれる大日本帝国復権派と手を組んだからである。再軍備論者は日本軍再建の理念において

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【中級者向け解説⑧】「范帝神書」


范帝神書の概要三合連という組織を永遠化する段階において、范帝という象徴的皇帝が即位した。范帝神書はその皇帝の威光と聖名を次世代の三合連の者に教育し、洗脳する目的で作られた聖典である。その正統性や神話的価値は外部には認められておらず、カルト宗教の読み物という扱いをされる。しかしながらその作成、編纂において諸国の神話と異教に精通した聖職者「デモン4世」が担当しており、心を病み、道に迷う者を飲み込む程

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【中級者向け解説⑨】三合連四頭


1.四頭とは三合連が范帝という架空の神格を即位させたのち、その架空皇帝の存在を主張し崇拝を行った四人の権力者である。彼らは傭兵隊会議以前に結託し「范帝を擁立することで次世代の三合連を武力統制する事を目指した簒奪者である。」であったと敵対分子から騙られる。しかしながら彼らは「范帝の理想の代行者」を前面に主張し、敵対分子の主張を否定した。彼らの評価は様々にされているが、少なくとも今日三合連が「世界へ

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【中級者向け解説⑦】部外者に関して

0.目次
1.部外者の定義とは
2.他のどの勢力に転ずる可能性もある
3.唯一最も日常に近く尊いものたち

1.部外者の定義とは
部外者とは三合連の巣喰う世界においては「一般人」を示す際に使われる。これは三合連、敵対分子、第三勢力のいずれにも分類できなかった者たちだ。
三合連と敵対分子の戦争、その間で自己の利益のために暗躍する第三勢力の混在する世界。この三つ巴の世界における部外者を意味している。部

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【中級者向け解説⑥】第三勢力について

0.目次
1.第三勢力の定義
2.三合連の世界における立ち位置とは
3.異教絡みの第三勢力(邪教団、カルト)

1.第三勢力の定義

2.三合連の世界における立ち位置とは
第三勢力は敵対分子と三合連の戦争に全面的に参加をしていない。なぜなら彼らにとってどちらかを壊滅させる行為は到達点でもなければ目標ですらない。彼らは各々組織の理念や目標、または利益のために活動する組織であり戦争で人を殺す行為や組織

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【中級者解説向け⑤】敵対分子について

0.目次について
1.敵対分子の定義
2.敵対分子の行動目的
3.現状の敵対分子

1.敵対分子の定義
敵対分子とは三合連が敵とみなした者すべてが該当している。そのため敵対分子は明確な一組織を示すのではなく、複数存在する武装勢力の組織群を示している。
また、交戦の意思に関わらず、三合連が脅威とみなし、根絶の必要性を主張している組織は敵対分子に該当する。
三合連における最初の敵対分子とは「内部の離反

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【中級者向け解説④】三合連(組織構造)

0.目次
1.三合連の基本的組織構造
2.最高法規「范帝と玉簾部」
3.皇帝の代行者「三合連四頭」
4.下部組織

1.三合連の基本的組織構造
三合連の組織構造の中核に范帝の座が存在する。これを「玉簾部」という。
玉簾部の下に三合連四頭が存在している。范帝と四頭の直接組織が三合連大本営に分類される。この五者によって催される邂逅が存在し、これが「三合連皇帝四頭会議」と呼ばれている。
これらが三合連全

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【中級者向け解説②】異教の神性体(神格、大神、央神など)

【中級者向け解説②】異教の神性体(神格、大神、央神など)

0.目次
1.神性体とは
2.神格、大神、央神とは

1.神性体とは
三合連においては異教という概念が重要となってくる。その異教において関連項目に「神性体」が登場する。
神性体とは三合連一般的には「人智を超えた力の保持者」である。
その力を持ちながら権威と威光を発揮し存在している超越者と言えるだろう。このような存在は肉体的、精神的な死を恐れるためか、神性体は他の肉体を保有する生命の記憶に永く留まろ

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【中級者向け解説③】三合連(歴史)について

【中級者向け解説③】三合連(歴史)について

0.目次
1.三合連の歴史(三合党会~傭兵隊発足)
2.三合党会の密約
3.傭兵隊会議と范帝の即位
4.帝政三合連の時代(三合党会の内部分裂と三合連の完成)
5.21世紀三合連「三合連の巣喰う世界」

1.三合連の歴史(三合党会~傭兵隊発足)

15世紀終盤の中東地域。三合連の前身組織は三合党会と呼ばれる商隊組織であった。取引物は布であった。ニスルと呼ばれた少年がその隊長であり、それ以外は何の変哲

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【中級者向け解説①】異教について

0.目次
1.異教という概念について
2.異教の原理とはとのようなものか
3.三合連の世界に生きる人間の異教への関わり方
4.果ての異教者(異教死)とは

1.異教という概念について
三合連の巣喰う世界における「人智を超えた力」である。
それは人間が異教の力を目撃した際に与えられ、人と神に奇妙な縁が結ばれるのだ。これこそが異教の縁である。しかしながら異教との深淵さはその人間の異教を扱う能力にはまだ

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[初心者解説①]当企画の世界観

[初心者解説①]当企画の世界観

0.目次

1.はじめに
2.歴史との差異について
3.異教
4.三合連という組織について
5.四大派閥について

1.はじめに

本記事はTRPG創作企画「三合連の巣喰う世界」の初心者向け世界観解説である。この記事を閲覧するだけで当企画への参加における世界観知識は理解できるよう作成している。

三合連の巣喰う世界は2023年現代世界を舞台としている。一見すると我々が生きている世界と大差はないが、

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