【中級者向け解説⑥】第三勢力について

0.目次
1.第三勢力の定義
2.三合連の世界における立ち位置とは
3.異教絡みの第三勢力(邪教団、カルト)

1.第三勢力の定義

2.三合連の世界における立ち位置とは
第三勢力は敵対分子と三合連の戦争に全面的に参加をしていない。なぜなら彼らにとってどちらかを壊滅させる行為は到達点でもなければ目標ですらない。彼らは各々組織の理念や目標、または利益のために活動する組織であり戦争で人を殺す行為や組織壊滅は利益にならない。
しかしながら、戦争とはそれに関連した多くの利益を生み出す畑でもある。武器を求めるのなら戦場には武器商人が現れ、敵対分子や三合連の下級構成員相手に商いを始める。または戦争孤児を誘拐し、自身の組織の構成員として育てることもある。このように戦争において一陣営に肩入れするのでもなく、あくまでも自己利益の追求のために行動する。しかしながら利益がより大きなものとなることや思想理念が一致すると彼らが考えれば、秘密裏にまたは公に敵対分子や三合連と協力関係を築くこともある。兵力や軍備に乏しい敵対分子にとってそのような勢力を後ろ盾につけることは三合連との戦争において極めて有効に働くことがある。それが単なる傭兵や武器商人であればであろうが……

3.異教絡みの第三勢力(邪教団、カルト)
第三勢力に属する者は、企業や国家などに留まらない。宗教組織もまた第三勢力に属する事がある。
この事実において厄介なことは、宗教とは往々にして異教と精通している点である。
カルト第三勢力が勢力を拡大するという事は、異教者集団やその崇拝先たる神性体が力を増すという事だ。それだけならまだしも、それらは下手をすればこの地球上から声明を奪い去り、范帝と三合連を含む地上のあらゆるものを消し炭にしてしまうほどに大きなものとなってしまうのかもしれない。
それ故に四頭は第三勢力の動向にも目を光らせ、怪しい動きを見せた際には戦争や抗争も厭わず実行してきた。その時その第三勢力は敵対分子に分類されることとなる。

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