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【常時BtoBの日本酒の試飲商談会が行えるスポット@"Minotaru Sake Bar" agata Japan】

今年1月中旬にオープンした1区の

"Minotaru Sake Bar"(agata Japan、STARMARK)

アルコール類を提供する、とても素敵なバーなのですが。
実はここ、BtoBの試飲商談会を行う場所としてオープンされたのですね。

こういう場所、ホーチミンはもちろんのこと、ベトナムでもこれまでにありませんでした。

JETRO(経産省)や農林水産省、外務省(総領事館)、自治体で、そして来々週は国税庁(財務省)主催の展示商談会がありますが。
行政主導でなく民間でこういう場を設けることの大切さをつねづね感じています。
行政の場合、熱心さは担当官によるところが大きいですし、たいがいの担当者は、数年も経てばホーチミンからいなくなってしまう(異動か帰任)。
そして実際の目的が「日本酒の普及」ではなく、国からの指示に従って、省庁が実績を上げることで。
国が「日本酒はもういい、次は米だ!次は果物だ!」と言えば、「それーーー」となるわけで。
また「あの人は優秀で熱心だったなぁ」と思う人が、帰任してから省庁を辞めて起業されているのを何件か見ていると。

なんだかなぁ。

まあ、税金で動いている人たちなのだから、私たちが思う「日本酒の普及」のために動いてもらえればそれでいい。
一方、ベトナムや日本で日本酒事業に携わる仕事をしている事業者や起業家たちはみな、私財と自分の時間と情熱の多くをここに投じています。

そういう人たちが集まって、情報や意見交換できる場が一つでも増えることは嬉しいことですね。

というわけで。
新しく入荷されてきた商品たちが、この船倉のようなminotaru Sake Barに入荷されて並べられている様子を見ると圧巻です。

今回一緒に参加したのは、昨年の春から、ある農林水産省の助成事業がきっかけで繋がり、総領事館と【蔵 KURA】との共催の日本酒イベントで一緒に仕事をした、インポーター&サプライヤーさん、蔵元さん、ロジスティクスの面々です。

一方、遅れてやってきたのは、アメリカ人日本酒ソムリエとヒュージョン系日本食レストランの面々。
先日参加させていただいた、スターマーク&FUME主催の「STAR WHITE NIGHT」では主催者側でしたね。

すでにみな顔見知りなのですが。
たまたまその日は蔵元さんの日本酒が入荷され、なおかつサンプルが持ち込まれたため、かなりコアな質疑応答の場となりました。

今、当店ではプロモーションとしてサンプルを試飲していただいております。

【巌(Iwao)晩酌 原酒 生貯蔵】(群馬県:高井酒造)

ただこのminotaru Sake Barは、経営母体でありインポーターの「スターマーク」さんの扱う日本酒が対象なため。

別のインポーター、サプライヤー、酒屋(今のところウチしかない)、スーパー、飲食店などが。
一同に会して、マーケティング、販路開拓・拡大について、戦略会議ができる場は作れないかなと思っている今日この頃です。

競合ではなく、協働での取り組みが必要だと感じていますが。

独り勝ちしている企業からしたら、甘ちゃんな想いなのかなぁ。。。

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