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いい子をやめたいあなたへ!私はこれで自己肯定感が変わりました


自己肯定感そのものというより、自己肯定感の高め方の認識を間違えていた私の話。

いい子をやめたいあなたの心が、少しでもラクになりますように。


自己肯定感を履き違えていた当時の私


・何をやっても上手くいかない。
・幸せだとその分不幸が来ると思い、すぐに不安になる。


昔からこういった感覚があり、生きづらさを抱えている自分が好きではありませんでした。


自己肯定感を高めるためには、自分磨きをして自信をつけたらいい!

そう思い、学生時代は休みの日も勉強やバイトに明け暮れる日々。


"何もしない、立ち止まる"が怖くて、休日をだらだら過ごすと罪悪感がありました。
いつも後ろから何かに追われているように、生き急いでいたなぁと今では思います。


社長の娘らしくなるようにと厳しく育てられた私が褒めてもらえるのは、テストで100点を取った時や礼儀正しくしていた時。

「いい子」の仮面をかぶっていると、娘として誇りに思ってくれて、愛されている実感がありました。


親に認められたい。愛されたい。
その一心でまた仮面を重ねていく。

そんな私は、自分の選択に自信が持てず、判断や評価はいつも他人軸


「こうした方が周りが喜んでくれるからこうすべき」
「親がこう言うから、こうしないといけない」

私はどんどん"べき子ちゃん"の沼にハマっていったのです。

まるで蟻地獄に落ちていくアリのように、もがくほど足をすくわれて、深みは大きくなっていきました。


それでも、自分では自分のことを認めてあげたい。
その思いから自分磨きに精を出す。

しかし、将来に対する不安や自分への不信感は強まる一方。


自己肯定感を高める方法を履き違えていたことにより、このような悪循環な生き方をしていました。


本を読んで受けた衝撃

そんな中で出会った「いい子をやめれば幸せになれる」という本。

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この本との出会いにより、私の自己肯定感への向き合い方が大きく変わったのです。


自己肯定感とは、ありのままの自分に対して「私は私のままで大丈夫」「I am OK」と思える気持ちのこと。

(本より一部抜粋)


自己肯定感の意味はなんとなくわかっていましたが、自己肯定感を高めるには、より良い自分になるように自分を磨くことが大切だと思っていました。



しかし本には、自己肯定感を高めるという概念が次のように書かれていたのです。

自分磨きをするという行為は自信には繋がるが、自己肯定感が高まることではない。


この部分を読んで、私は今までの自分が一向にラクになれない理由が腑に落ちました。


「私、自己肯定感を高めてるつもりが、自分を縛り付けてるだけだったんだ。」



本来、自分磨きというのは自分を愛すること。
つまりは、欠点も許して受け入れること。


しかし私が自己肯定感を高めるためにやっていたのは、
「勉強してる時の自分が好き」
「自分磨きをして欠点を直したら認められる」など、

自分で作った条件を満たした場合のみ自分を認めるという、「条件付きの愛」でしかなかったのです。


いい子にしてると親に認めてもらえていたように、いつしか私は自分自身にも条件付きの愛を持って接していました。

まさに、親の育て方の影響を大きく受けた「アダルトチルドレン」だったのです。



自己肯定感を高めるために意識したこと


「いい子をやめれば幸せになれる」を読んで、自己肯定感を高めるために次のことを意識するようになりました。

・自分の信念を見直す
・「すべき」ではなく「したい」を意識する


無意識のうちに私の中に根付いていた、
「親の期待に応えないと愛してもらえない」
「ありのままの自分じゃ認められない」

という信念。



親や周りの人が喜んでくれるにはどう言動すべきか。
「すべき」で考えていることに気づいたら、「自分はどうしたいのか」を必ず1つは見つけることを意識するようにしています。


とはいっても、今まで生きてきた中で身についた思考の習慣やクセから、簡単に抜け出せるわけではありません。

それでも、自分の中にどういう信念があるかに気づくことで、その信念を客観視できるようになりました。

蟻地獄に落ちようとしていることに気づいたら次の一歩の出し方を慎重に選ぶように、少しずつ、自分らしく生きる道に向かって歩みを進めています。


まだこの本を読んだことがない方、中でも、いい子から抜け出せない方には本当におすすめの1冊です。

きっと自分の考え方が変わるきっかけになりますよ(^^)

あなたが読んだ感想もぜひ教えてください。


この本を読み、心理学を勉強する中で見えた『他人軸』の影響。
当時の私と同じように、他人に振り回されやすい方に向けてメルマガを配信しています。

「自分を生きる方法」を見つけていきませんか?



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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