色の特徴を捉える②

こんにちは！パーソナルカラーリストのsanaです。

こちらのnoteでは、私の経験と理論を元に、パーソナルカラーのノウハウや診断のコツなど、初心者のカラーリストさんやパーソナルカラーを勉強中の方に役に立つ情報を発信していきます♪

今回は、前回の続きです！
まずこちらからお読みください。

前半に書いた①～④までである程度シーズンを絞って(もしくはほぼ確定)、5色め以降はそれを確認していく意味も含めて、ドレープを当てていくようにしています。

それでは「色の特徴を捉えながら診断する」方法、後編に入っていきます！

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⑤赤

…赤のドレープでの見極めポイントは、なんといっても「彩度」。
赤は鮮やかな色の代表です。なので、鮮やかさが得意な方は、赤全般が似合いやすいです。

特に、ニュートラル寄りのイエベ春さん・ブルべ冬さんは、どちらの赤も似合ったりします。
でも「イエベ春とブルべ冬どっち？！」と混乱するのではなく、「鮮やかな色が得意なので赤はどちらも似合いますね！」でOKです。

ニュートラルに近い方の場合、もしかしたら使われているドレープによっては、イエベ春なのにブルべ冬の赤の方が似合う、ということもあるので要注意です。
朱赤って結構黄みが強いので、朱赤(イエベ春)vsニュートラル寄りの赤(ブルべ冬)だった場合、ニュートラルに近いブルべ冬の赤の方が似合って見えることがあるからです。
使われているドレープの色の特徴も、よく確認してみてくださいね。

逆に、鮮やかな色が苦手なタイプの方だと、自分のシーズンの赤でもしっくりこないことがあります。

よくあるのは、淡い色・柔らかい色が得意なブルべ夏さんだと、スイカのようなピンクレッドが派手すぎて浮いているような気がしてしまいます。
そういう方は、むしろイエベ秋のレンガレッドの方が馴染むように見える場合もありますが、これは「穏やかさ」が似合うのであって、イエベ秋だからではないので注意です。
この場合は馴染み感だけではなく、イエベの色で肌が黄ぐすみしていないか？もよく確認してくださいね。

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⑥白

…白はここまでの診断で仮定した結果を、確認するのにぴったりな色です。
イエローベース・ブルーベースを再確認するのも分かりやすいし、彩度の違いを比べるのにも丁度よいです。

彩度の違いというのは、ブルべ冬の白はかなり真っ白で反射が強いのに対して、ブルべ夏の白はほんの少しくすんでいます。(＝白にグレーが混ざった色)
例えばブルべ夏とブルべ冬で迷っていた場合は、この白のちょっとした違いが判断の基準のひとつになります。真っ白がまぶしく浮いて見えたらブルべ夏、逆に真っ白が映えたら、ブルべ冬です。

また、イエベ春とイエベ秋で迷っている場合も、くすみのないアイボリー(イエベ春)で明るく見えるのか、くすみアリの生成り色(イエベ秋)が馴染むのかが、判断の基準のひとつになります。
この2色も少しの彩度の違いなのですが、イエベ春さんにくすみのある生成り色を合わせると、お顔もちょっとだけくすみます。

ちなみに、難しいタイプのイエベ秋さんの場合、この生成り色がとっても似合います。
パーソナルカラーが分かりにくいタイプに書いた、「イエローベース・明るい・穏やか」が得意なイエベ秋さんです。

生成り色というのは「イエローベース・明るい・穏やか」という色の特徴がすべて当てはまっているので、これまでのテストドレープでは「イエベ春？」「ブルべ夏？」「イエベ秋？」と決めかねていても、この色で決定打を打てることがあります。

このタイプの方の場合、テストドレープにはないイエベ秋の明るいくすみカラーがとても似合うので、後から追加で当ててみてくださいね^^

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⑦ベーシックカラー

…ベーシックカラーは、使われているドレープによって色味の違いがあると思うので、私の使っているドレープの色味も合わせて書いていきます。

・イエベ春のマロンブラウン
…明るめでくすみのないブラウン。黄みの強いカラーなので、ブルべさんはかなり苦手です。くすみのない色であっても、ブラウン自体が元々穏やかな色なので(色が混ざっている)、イエベ秋の方でも似合うことがあります。

・イエベ秋のダークブラウン
…コーヒーのような暗いブラウン。イエベ秋の代表のようなカラー。マロンブラウン同様黄みは強いですが、黒が多めに混ざっているので、暗い色が得意なブルべ冬さんはそこまで苦手ではない方もいます。

・ブルべ夏のブルーグレー
…青みが強く、くすみもそれなりに強い色。これが似合う方は「ブルべ夏ど真ん中！」というイメージです。ただ、ブルべ夏でもあまり青みが得意ではない方の場合、ここまで青みの強いグレーは苦手なことがあります。そういう方は、ブルべ夏のグレージュやピンクベージュの方が似合います。

・ブルべ冬のブラック
…すべての色の中で、一番暗い色。なので明るさが得意な方に合わせると、一気に暗く重たい印象になります。これが似合えばブルべ冬確定ですが、暗さが得意なイエベ秋さんもそこまで苦手ではありません。

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おまけ・紫

(私が今使っているテストドレープには紫は入っていないのですが、時々インスタなどでも紫の4シーズンを見かけるので書いておきます)

…紫はどちらかというと青みの強い色なので、イエベさんよりもブルーベースの方の方が得意な色です。
特に、ファーストシーズンもセカンドシーズンもブルーベースの方であれば、イエローベースの紫でも似合う場合があります。
青と同様で、極端に青みが苦手なイエベさんは、自分のシーズンの紫でもしっくりこない場合があります。

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以上です！
長くなってしまいましたが、「色の特徴を捉えながら診断する」方法、伝わりましたでしょうか？？

まずは頭で色の特徴を理解して、そこから診断に落とし込んでいくのがおすすめです。
最初は色相環やトーン表などを見ながら、色の特徴を確認していくと良いかもしれません^^

少しでも、診断のお役に立てたら幸いです。

本日はここまで！
お読みいただきありがとうございました。

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