見出し画像

Photoshopで雰囲気のある建築パースの作り方 データつき解説!

 建築学科のみなさん。他の人がどんな風にPhotoshopを使っているか気になったりしませんか? 私はミラノでインターンをしていた時、海外の学生のつくるパースをレイヤーごとに見せてもらううちに、パース作りがぐんと上達しました!この記事では順番に手順をお見せしながら、私のパースの作り方をご紹介します。(レイヤーごとにわかるパースのPhotoshopデータ付き)

スクリーンショット 2020-05-15 21.19.48

0. ページ最後に添付してあるPhotoshopデータを開く

レイヤーごとに 一緒に確認するとわかりやすいかと思います!レイヤーの下から順に説明していくので、表示・非表示を切り替えてみてください。

1.陰影と正しいパースラインのために3dをレンダリング

まずは最低限の3dを立ち上げてレンダリングしましょう。今回は全体が暗く、質感がリアルである必要がないので、家具も全て事前に置いてしまいます。このレンダリングは主に陰影と正しいパースラインのために使用するので、低クオリティで大丈夫です!できた画像をPhotoshopに移したら、ノイズを加えてざらっとした感じにしましょう(フィルター▶︎ノイズ▶︎ノイズを加える) これがレイヤーの[1.背景]になります。

2.全体の色味を緑に変える

画像1

[1.背景]をコピーして白黒に変えます(レイヤー[2.guide白黒])。これは窓から緑色の光が差し込むような効果を出すための、レイヤーマスクを作成するために使用します。上図左側のように(選択範囲▶︎色域指定)で窓からの光で白くなっている部分を選択できたら、それをレイヤーマスクに適用した緑色(#00ff00)の塗りつぶしレイヤーを作成し、塗りを20%にします(レイヤー[3.緑_光])。全体もうっすら緑色になるよう、上図右側のようにレイヤー[4.緑_全体]を塗り5%で重ねます。

ここから先は

2,346字 / 7画像 / 1ファイル

¥ 500

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?