スオミの話をしよう

観てきました
”スオミの話をしよう”
三谷幸喜監督の作品は全て観ていますが、舞台らしさに踏み切り、内容も演出も役者もシンプルではありましたが、じわじわずっと面白く、監督らしさは存分に発揮された良い喜劇でした。

舞台でも観たいな～ヘリコプターのシーンはどうやるかなと考えてしまいます。そしてラストがとても舞台らしいので、映画館にいながら最後は拍手をしてしまいそうになりました。

そんなことはさておき、
スオミ

私だけでしょうか。
共感の嵐なのは

ネタバレかもしれないので、まだ観ていない方はここで閉じて下さい。

女性あるあるですか
HSP/HSSだからこそでしょうか
分かりませんが、私もその時その時の男性によって性格は違っています。結婚は１度しかしていませんが、これまでお付き合いして下さった方と今の旦那との性格は全く違うと思います。（映画ほどではないですが）
私の場合は友達によっても性格が違います。

でもどれも嘘の私ではなくて、全て私です。
ぜーんぶ私ですが、過去の彼氏や、友達、同僚が会って話したら”え？”となるでしょう。

”そんなことする人じゃないよ”
”お菓子なんてまさか作らないよ”
”お酒は嫌いだよ”
”しっかりしてるよ”
とかね。

そんなこともあって、いろんな私が存在するので、人生にも一貫性がないですし、過去の方々同士が会うなんて、心が許しません。その場になんていてもたってもいられない気がします。
別に誰かに頼って生きてきたわけでもないのですが、生きづらいというか自分でもどの自分が本来の自分なのかわかりません。

違う逃げよう、違うもう少し頑張ろう、やっぱり違う、
それの繰り返しで自分をころころ変え、環境も変わります。

スオミの様にソウルメイトがいたらと少し羨ましくもなりました。でも私も自分の力で強く生きていかないといけないと。
そんなこと私以外の誰かも思っているのでしょうか。
芸術作品に色んな思いを乗せがちですが、それは昔からです。

そして私の今の一番行きたい場所もヘルシンキだったので、もうなんだかドスンと撃ち抜かれた気分です。

色んな意見はあると思いますが。
最終的には
”頑張れスオミ”
私はそれにつきました。