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融資~借金というレバレッジ~あなたは起業準備段階からすでに成功を先延ばしていないか?!

こんにちはSMASAM(@samsamalone)です。
起業をするにあたって余程スモールビジネスであるか、手持ちの現金が潤沢ではない限り、融資は非常に重要なステップのひとつです。

学生や会社員から社長へと転身する方にとっては、「借金をする」という事に非常にネガティブなイメージを持つかもしれません。しかし、私が思うに借金にも「価値のある借金」と「価値のない借金」に大きく分かれるポイントがあります。

たとえば、「時間というコスト」です。あなたがどれくらいの年月でいくら稼ぎだすのか?ということ。500万の融資を受けて1年後に毎月7桁を稼ぎ出しているのか?あるいは無借金でも7桁を稼ぐのに3年かかるのか?

2年の差に借金を返済することのみならず、一体いくらのお金がたまっているでしょうか?

つまり、限られた労働年数の中で生涯年収を最大化するには、他人のお金を活用してレバレッジを効かせられるなら効かせるべきだということです。もちろん、むやみやたらに借金をして赤字を垂れ流す「価値のない借金」は愚かな行為です。あくまでも生産性を高める借金であればという話ですが、たまたま当てはまった場合に融資を受けるのではなく、あらかじめレバレッジを高められる要素を計画に入れておきましょうという事です。

現実的な数字で広告費や製品ロットや何かにレバレッジを効かせてリターンが大きくなることが見えているなら投じない手はないですよね。理想の生活を手にするまでの耐えの期間が短くなるわけですから。

コスト運用は面白いビジネスアイデアやWEBスキルなどとも異なる経営するうえで最も重要なスキルです。数字に対して徹底的にロジカルであれば、実は失敗のリスクは最小限に留められます。

もちろん、絵にかいた餅のような収支計画をずっといじくっていたら、焼け石に水ならぬ、餅でも焼いて食べていろという感じです。笑

(収支計画などの要望がと機会があれば限定でコンサルティングをしてもいいかなと思います。たくさんはしんどいのでスミマセン。個人ミニマムから企業の十数億までは経験してます。)

そして、融資を受けるなら起業前。これは絶対です。

なぜか?

それは走り出してつまずいてからする借金は、利子が高く受けられる金額も小さくなるからです。それに、いつ融資を受けるかによって提供されるサービスが異なります。

たとえば、政府系、日本政策金融公庫の「新創業融資制度」の場合は、無担保無保証で最大3000万円でMAXでも年率2.75%以下で返済期間も最大7年まで伸ばせます。都道府県でも創業時の制度融資(都道府県が保証)があります。銀行系ですとMAXで年率9%、ノンバンクではMAXで年率18%もの金利が発生します。

ただし、不必要な金額を要求しても審査はしっかりしてますので通りません。それでも設備費用や広告宣伝費など必要範囲内であれば、要件もそれほど厳しくないです。

融資額を確実に獲得するコツですが、システム開発費などコストが大きい見積もりは初回時にうんと高く見積もってもらい、コミットする段階ではうんとダンピングして安くしましょう。どの見積もりを提出するかはあなた次第です・・・。

地域の無料コンサルタントなどを活用すれば収支計画などのアドバイスも受けられます。完全外注もありますが、私は自分でやるべきだと断言します。コスト管理は必ず掌握してください。

そして最低でも2年分の収支計画を固めましょう。

なぜ2年か?

もちろん融資を受ける資料の要件でもありますが、2年分のロジックを固めておけば、万が一、1年経過して苦しくなったときも政府系の有利な追加融資を受けられるからです。もちろん、そこでまたレバレッジを効かせてもいいでしょう。世の中の企業のほとんどは有利子負債などの借金を運用しながら経営しているように、実は当たり前に行われている経営活動なのです。

キャッシュの運用や制度、レバレッジの活用の幅をもっていないと、いざ走り出してみたものの、資金がショートしてしまい不利な条件で借金をしなくてはいけなくなったり、銀行や公庫とつながっておくことで追加融資のハードルは非常に低くなります。

▼本日のまとめ
・生産性を高める借金はレバレッジであり、成功期間を短縮する。
・事業の計画の段階から融資を念頭に置いてみる。
・融資要件を満たすべく起業前から動いておく。
・追加融資できる関係先を持っておく。
・必要経費の確認や見積もりは集めておく。
・初回見積もりは高く、コミットする見積もりは安く。
・目標融資額の3割~自己資金を貯めておく。

独立24か月でドバイ編も少しずつ更新していきますね。

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私が融資を受けたときの話

融資を申し込むにはどうしたらいい?どんな準備が必要?審査はどんなことをするの?お金が振り込まれるまでの期間は?などなど・・・

私が実際に体験した体験談はまた折をみて更新したいと思います。

どうぞお楽しみに。

#融資 , #起業 , #ビジネス


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