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日々、どれだけの生命と一緒に働いているのか。

こんにちは。今日もカンボジアのおへそからSambor Villageです。

先週末に知人がホテルを訪ねてくれて、働き方や働く仲間との関係性、その先の社会がこうであったらいいなと多様なテーマで楽しい対話を重ねました。
首都から遠く離れたコンポントムという土地で、19室、20名という小さなチームだから実現できていることがたくさんあるんだなと改めて。
正直、それが本当に最適な状態なのか?とささやく声が聞こえなくもない。
でも今は“ここでのこと“を見つめて磨くことに意味がある、とまずは愚直に信じてみよう。

そんなことを考えながら、いつもの机に座って、いつもの庭を見る。
酷暑の4月でも庭の緑は美しく、蓮の花のピンク一点に気持ちが和らぐ。
池から立ち上がるツリガネソウみたいな花を楽しそうに食べる鳥たち。
後ろから、あるスタッフが「そろそろ蓮の実が食べられそうですよ」といい、
別のスタッフが「あ、それもう食べちゃった」と言ってモメている。

はて、この敷地の中には、一体どのくらいの生命があるんだろう・・?
人間は20個体前後だけど、生命の総数でいったら・・・。
ということで、挙げてみました。とにかく、目に入るものたちを全部。

よく動く生命たち

・頭にモヒカントサカのある鳥さん
・頭が赤い雀より小さい鳥さん
・雀
・黒いボディに白いラインの鳥さん 美しい声で歌う
・山鳩みたいな鳥さん 細身の鳩サブレ
・ツバメ
・ときどき、フクロウ
・鳥の巣
・各種ヒナたち

・黒地に青の大きな翅の蝶々
・黒地に黄色の縞の大きな蝶々 

君はトリバネアゲハカなのかい?

・黒と青の縞の蝶々
・上の翅が白、下の翅がレインボーの蝶々
・でっかい蛾 15センチくらい
・キムネクマバチ 大きくてビビるけど、人に興味なし 花が好き

森のパッションフルーツの花を堪能するキムネクマバチ

・カマキリ
・ゾウムシ 椰子の木に棲む
・カブトムシ レアキャラ
・大ぶりなクモ
・小さきクモ 
・巨大なバッタ
・蚊 いてもいいけど、人口を減らしたい
・黒い小さなアリ
・赤い小さなアリ
・赤い大きなアリ
・羽アリ 一年に一度一斉に飛び立つ
・シロアリ いてもいいけど、建物を食べないでくれ・・
・ミミズ

・丸くて膨らむカエル(ヒン)
・背中がゴツゴツしているカエル(キンコア)
・ピタッと張り付くカエル(コンチャンチェイ)
・高い声だけが聞こえるカエル(クロイトーン)
・雨を呼ぶカエル (コンカエップ)

君はコンカエップかい?違うかい?

・カニ
・タニシ

・カナヘビ
・トカゲ 小さめ 木登り得意
・トカゲ 大きめ 2色
・ヤモリ 白っぽいやつから黒っぽいやつまで
・トッケイヤモリ 大きいやつ
・トッケイヤモリの青年
・トッケイヤモリの子ども
・トッケイヤモリの卵
・ヘビ 静かなときにしか現れないレアキャラ

そのほか、きっと私がまだ気がついていないたくさんの命たち。

大きくは動かない生命たち

敷地の入り口に近い方から
・チャンギリの樹 Sambor Village 1番の巨木 看板の代わりに枝を広げる
・竹 入口の緑のアーチを支える

レセプションへと誘う竹のアーチ。洪水時は水上ホテルの趣き

・ココナッツ 敷地に点在
・ゴムの木 今度本当にゴムの樹液が出るかやってみようか
・パンノキ チップスにすると食べられるらしい
・ジャスミン 低木の方 昼間も香る 白い花
・チュレイの木 Sambor Villageを守る精霊様の祠を守る木
・檳榔樹 プールの辺りに点在
・ロンガン プール左奥 数年に1度たわわにみのる
・マンゴーの木 敷地に4本 
・プリンの木 レストラン横のが甘い方
・プリンの木 17番の部屋の前が甘くない方
・カサの木 傘のように、中央池の上に枝を広げる
・チュンプーの木 4月になると白い実が。シャクシャクしてて美味しい
・カポックの巨木 6番のお部屋の前に。乾季になるとコットンが取れる
・コットンの木 綿花の木、17番のお部屋の前に
・バナナ everywhere
・蓮の花 中央池に咲く 実は食べる
・ライムの木
・鳳凰 everywhere
・ザクロ 5番、14番の部屋の前に。鮮烈なオレンジの花が咲く

ザクロの花。パキッとした赤寄りのオレンジが個性的。

・蔓のジャスミン 1番のお部屋にかかる。ピンクと白の花をつける
・ロムチェイ 池のほとりに生える 編むとマットや入れ物になるよ
・ブーゲンビリア キッチン裏に覆いかぶさるように
・プルメリア 3番のお部屋へ続く道の途中の白い花
・パンダン 池の中の島に生える お茶やスイーツにする甘い草
・レモングラス everywhere 
・アロエ everywhere 
・ランの花 プリンの木にかけてある鉢の中から
・パッションフルーツ 駐輪場の上の植物棚
・空芯菜 池周辺に自生 青紫の朝顔のような花をつける
・ハイビスカス
・バタフライピー キッチン下の菜園に
・千日紅 同じくキッチン下の菜園に
・ドラゴンフルーツ 5番の部屋の前の椰子の木とともに生きる
・砂糖やしの木 17番、18番の部屋の前 Sambor village 随一の高さを誇る
・森のパッションフルーツ 鮮烈な酸味だけど、食べられる
・バーの葉 スープに入れる、庭に生える草
・ロモッの実 6番の部屋の前にある、琵琶みたいな茶色い実 食べられる

ロモッの実 日本には、ないのではないか・・と、あるのか?

・オジギソウ 池まわりで活動中
・四葉しかないクローバー 7番と12番の部屋の間に生息
・名前を知らない下草 遺跡にもある 小さな葉が連なっていてかわいい
・名前を知らない下草 蓮の葉のミニチュア版みたいでかわいい 水気が好き
・名前を知らない下草 黄色い小さなかわいい花が咲く
・名前を知らない下草 青い細かい花が咲く
・名前を知らない水草 水から高く上がるツリガネのような花が咲く 夜は寝る
・名前を知らない多肉植物 レストランの階段付近にコロニー形成
・名前を知らない木 ピンクの鮮烈な色の花をつける
・名前を知らないイモ科の葉 
・名前を知らないイネ科の草 くっつき虫で増殖するのでときどき抜く
・名前を知らないツル植物 11番の部屋のバルコニーに黄色い花を咲かせる
・名前を知らないツル植物 1番の部屋の前の塀で、紫と黄色の花を咲かせる
・名前を知らない草性のジャスミン 
・名前を知らない浮くタイプの水草

浮くタイプの水草と美しきタニシ

・きのこ ツヤのある茶色
・きのこ 白

ここまでが動かなくて、見えるものたち。
きっと目に入っていない、気がついていないものも無数にいる。

目に見えない生命たち


土の中にいる微生物たちを含めると、本当に一体どれだけの生命と日々一緒に生きているのだろう。本当は地面がアスファルトで覆われていたって、その下にずっとたくさんの生命があるし、空気中を漂っているやつも含めるとものすごくたくさんの生命と毎日お互いに影響し合って生きている。

Sambor Villageの庭にいると、孤独を感じる隙がない。
それは、うちの明るく元気な働く人たちのおかげかと思っていたけれど。
どうやらそれだけじゃない“たくさんの後ろ盾“がアリそうです。

いつか、みんなの写真を載せてあげたい(見えるサイズのものたちは)。
こうした生命たちがお好きな方。
写真に収めるのも好き!という方も、戯れるのが好き!という方も、遠くから見るだけでいいけど、ちょっと気になる!という方も。

お待ちしています。この生命満タンの世界にて。

2024.05.20 
写真を選ぶのにとても時間がかかったな。もっとあるんだけどな。







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